雨道縦書き表示RDF


閲覧ありがとうございます
雨道
作:夷 神酒


曇り空の下
僕は上の空
携帯開く
着信はナシ

メールボックス開く
最初に出てくるは
貴方のフォルダ
削除操作する

消そうとする
貴方の形跡
だけど指が止まる
頬に伝う涙



孤独な雨が降りだして
僕は雨受け走りだす
貴方を思い出したから
してはいけない事だから


僕ら一緒に歩いてきた
振り返れば長い一本道
泣き笑い喧嘩しあった日々全てが僕の宝物


僕は貴方になにが出来た?
貴方はなにを求めた?
僕は何を見ていた?
本当に彼女を向いていた?
貴方は何処へ行ってしまった?
それさえ分からぬ俺はなんだ?

答えられなくて…


今まで一緒にいた時間
その意味を知りたい
だから僕は傘さえ持たず
貴方の足跡探してく


凍てつく雨に打たれ
頬の温もり流れゆくけど
忘れられない貴方のことを
貴方は隣に居ないのに


僕ら一緒に歩いてきた
前見れば二本の分かれ道
これから二人別々の未来
違う人生歩んでく


なんでなにもしねぇんだよ?
大切なんだろう?
何も出来ねぇのか?
本当にそれでいいのかよ?
お前の思いはそんなもんか?
愛する権利なんてあったのか?

否定出来なくて…


雨に打たれて体が冷えて
冷えた頭で僕は気付く
貴方の足跡たどっても
後を追うこと出来ない事を


止まぬ雨の中で
分かれ道の前立ち止まる
貴方の道の快晴祈り
雨を背負って僕は行く


止まぬ雨の中で
貴方の事を想い歩く
『忘れられなきゃ想い続ける』
濡れる掌握り締めた



これを読んだあなたは、失恋したからって、無駄な風邪をひかないように注意してください。













ケータイ表示 | 小説情報 | 小説評価/感想 | 縦書き表示 | TXTファイル | トラックバック(0) | 作者紹介ページ


小説の責任/著作権は特に記載のない場合は作者にあります。
作者の許可なく小説を無断転載することは法律で堅く禁じられています。




◆BACK
小説家になろう