第八話 都庁 強襲
渚はナイトメアの団員を集め、部隊編制を発表した。
「零番隊、隊長は崩月亜里亜」
零番隊、亜里亜を筆頭とするクリス、ランカ、ミュン、マリの五人。渚の直下部隊
「壱番隊、隊長ファリナ」
ファリナの「月島」が率いる部隊。この部隊が事実上主力部隊となる。ファリナの部隊に全て対人型機動兵器用刀が装備されている、
「弐番隊、隊長は紅坂由井」
この部隊も主力となる部隊の一つでこの部隊は遠距離や中距離攻撃に特化してる部隊。
「参番隊、隊長はロフティ。四番隊、隊長サリーナ」
渚は部隊編制の発表を終えると隊長たちを集め会議室へと急いだ。
「東京都庁を制圧する?」
由井は驚いていたが他の皆は黙々と聞いている。
「敵の部隊に七武衆が居る。今の将軍は夜見トオル」
「七武衆って何?」
亜里亜が疑問をなげ掛ける。それに渚ではなく由井が答える。
「七武衆ってのは日本軍最強の部隊、提督の直下部隊で通常の指揮系統とは別の指揮系統で動く部隊だ」
渚は今度の戦いの戦況予想図をモニターに移した。
「今私は確認した中では七武衆の三人が東京に来ている。予測される機体は「バリスタ」「螺旋」「斬電」の三機、「バリスタ」は私でどうにかする。ファリナは螺旋を頼みたい」
「了解した」と頷くファリナ
「亜里亜の部隊には「斬電」の相手をしてもらいたい」
「OK」とVサインで答える亜里亜
「俺達は?」と尋ねる由井に渚は都庁に攻める様に伝えた。
「尚、私の機体は事情により30分遅れての出撃になる。作戦開始は明日に行う!いいな?」
「「了解」」
その日は雨が降っていた。不安を抱かせる雨模様
「ナイトメア、全機出撃!」
由井の号令と共に黒い「セルク」と「蒼月」が攻撃を開始するそれに続くファリナ部隊。
「尚、作戦開始30分は私が指揮を執る!」
「トオル将軍!ナイトメアが活動を開始しました」
司令部で待機していたトオルはその報を聞いた。
「全機応戦準備!僕達も出ます!指揮は紗枝さん、貴方に任せます」
「はい!」
「いくよ、藤堂、白河」
「うん」
ナイトメアが使用している格納庫
渚は紅月の新装備を装備する為に格納庫に数人の整備士達と作業に当たっていた。
「応千!間に合うか?」
「あと15分かかる!」
「急いでくれ!」
「了解」
その後も作業は続いた。
「トオル将軍、作戦の概要を確認します」
紗枝が的確に説明を開始する。
「敵は三方向に別れて進軍、トオル将軍は前方から進軍してくる敵を殲滅してください」
「了解」
「「バリスタ」発進!」
「発進!」
白い機体に続き深緑の機体、青紫の機体が滑走する。
「由井!七武衆が来たようだ私は渚に言われた通りに行動する」
「了解です。気をつけてください」
由井の部隊からファリナの部隊が離れていくこれにより由井の部隊は三分の二になった。
ファリナの乗る「月島」その目の前には藤堂の乗る「螺旋」が対峙している。「月島」は刀「豪熱」を引き抜く、それに続き「螺旋」は「月下」を引き抜く。お互いに距離を保つ
「七武衆、どれほどの力か見せてもらおう」
ファリナは「月島」のスピナーを展開、加速させ「豪熱」を構えて接近する。
ザンッ!
「甘い!甘すぎる!」
ガンッ!
「螺旋」は月島を蹴り飛ばす。数メートル後退した程度、「月島」は体勢を立て直し再度攻撃を仕掛ける。
ギーン!
いきなりの攻撃、「螺旋」は「月下」で応戦。だがやはり力では「螺旋」が上回っている。
「このままじゃ!」
さすがのファリナにも焦りが出てきた。
ガンッ!
「月島」はそのまま仰向けに倒れ、「螺旋」は容赦なく「月下」の剣先を向ける。
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