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エッセイ関連

※政治ネタ注意! 市立札幌病院医師大量退職から見る医療崩壊

作者:セパさん
 市立札幌病院救命センターの救急医12人中7人が退職するというニュースがありました。第一報をニュースで聞いた看護師であるわたくしの感想は、「だろうね。」です。二月から医療ニュースでは話題になっていて、病院側は〝きっと考え直してくれる〟と根拠の無いことをほざいてました。結果が全国ニュースで恥さらしです。

 ドラマにもなりやすい花形家業で注目される救急部門ですが、経営的にみると意外にも赤字の部門です、儲かりません。今の時代ならメンタルクリニックでも作って適当にカウンセリングもどきをしてた方がいい金になります。たらい回しなんて言葉が一時期問題になりましたが、今は本当に受け入れてくれる先が無いんです。


 の病院は救急医療を二次救急(命に関わることもあるが、そこまで重大じゃない)にまで拡大して業務を増やしました、人は増やしません。元々あの病院は年間1000人の救急患者を受け入れてました、診ていたのは12人の医者です。そこから更に受け入れを増やしたのです、辞めるに決まってます。医者だって人間です、やってられません。ついでに医師が一気に辞めていることでニュースになってくれましたが、過労死寸前になり辞めた他の医療職コメディカルなんて山ほどいます。比喩でなく患者の前に自分が死んでしまいます。


 たまに〝ベッドがないなんて詭弁だ、それなら廊下ででも見ろ人の命がかかってるんだぞ〟という阿呆がいます。

 ここでいう〝ベッド〟とは心電図・酸素マスク・サクション・挿管器具・人工呼吸器・透析装置・ナースコールやモニタリング装置等々と、それを管理する人員(医師や看護師、薬剤師・臨床技士や検査技師・管理栄養士・理学療法士・作業療法士・言語聴覚士等々…)、それら丸々全てを込み〝ベッド〟です。もはやベッドというより〝設備〟と言ったほうが良いでしょう。

 人の命がかかっているからこそ適当にできないのです、それに訴訟なんておこされたら人生終了です。そんなリスク犯したくありません。ああ、そこのコメンテーターさん、そこまで文句をいうならどうぞ、文句をいった貴方が目の前で血を流し痙攣している患者さまを治してあげてください。こっちは目の前の患者さんで手一杯なのです、分身の術はどの医学書や看護学書にも載ってないので習ってないんです、すみません。

 …わたしを冷たいと思った方、冷酷非道と思った方もいるでしょう。しかし事実です、警告です。元々1000人を受け入れて12人の医者で診ていた市立札幌病院、それが今後5人で診ないといけなくなります。どうなるかなど火を見るよりも明らかですよね。

 人間何時倒れるか判りません。本当は救えたはずの命が、下らない経営判断のために殺されては堪りません。これからどんどん少子高齢は進みます。今一度〝医療の現場〟についてご一考いただければ幸いです。
追記

 おおきな反響をありがとうございます。果たして伝わるかどうかという挑戦でした、というかぶっちゃけ絶対伝わらないとすら思っておりました。レビューを下さった方、コメントを下さった方、評価を下さった方にこの場を借りてお礼申し上げます。

 さて、彼の病院は 慰留を促したとしきりに言ってますが「か、金か?金が欲しいのか?幾らでも…」とでも止めたのでしょうか?あなたはゴ○ゴ13にこれから撃たれる裏切り者ですか…、死亡フラグ立ちすぎです。本当に、頭が痛い話しです。

 「救急救命センターのシャッターは閉めない、医師が5人いるのでギリギリ可能!」と記者会見で言ってました。何がギリギリなのでしょう?5人の内一人でもノロやインフルエンザにでも罹ればどうするつもりでいるのでしょうか?そのまま出てこいと言う気でしょうか?

 そして病院の今後の課題や取り組みについて問われると病院は「総力を挙げて医師の確保に取り組む」しか言いません。根本的に何故7人も同時退職したのか考える気すらないようで…。


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