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第1話
この世界では様々な生き物が生息している。 人もその一つである。人の中にはその生き物を狩猟し、日々の糧にしている者達がいる。
人は彼らをハンターと呼んだ。これは、そんなハンター達の物語である。

昼の日差しが暑い。
ここは密林である。ここに一人の少年が、巨大なくちばしをもつ鳥のような竜と対峙していた。竜はもはや瀕死の状態である。
「おらぁっ!」ザグリュ! 少年は手に握っていた巨大な剣を竜へめり込ませた。それと同時に竜は悲鳴にも似た雄叫びをあげ、その場に崩れ落ちた。
少年は剣で竜をツンツンつついてみた。
反応がない。どうやら死んだらしい。
竜の死を確認した少年は安堵の表情をみせ、腰にさげているナイフで素材を剥ぎ取り、街へ帰ろうと船へと向かった。
船に向かう途中、少年は一人のハンターを見つけた。ハンターは倒れていた。青い鱗をもつ鳥竜類、ランポスの群れにやられたらしく、ハンターはうつぶせに倒れていた。
少年は、ランポスの群れを追い払い、ハンターに近づくと、やはりツンツンとつついた。
「お〜い、生きてっか〜?」
返事はない。少年はハンターの体を仰向けにひっくり返した。
「あれ?女の子じゃん」
そこには少女の姿があった。年は少年と同じくらいだろうか?16〜18歳位に見える。少年は少女の息があるのを確認し、ほっとくわけにもいかず、
「面倒くせぇなぁ・・・。」
と愚痴った。
少年は少女を船にのせ、船は暑い日差しの中、街へと向かって、ゆっくりと動きだした。


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