71話 冒険者協会
順を追って説明しよう。
まず、ダンジョンで獲得できる資源は、例外なく冒険者協会を通さなきゃならねぇ決まりがある。
それはどこの国でも変わらねぇ、世界唯一の統一法だ。
じゃあ、どうして各国ではなく冒険者協会っつう一企業に、莫大な利益をもたらすダンジョン資源を一元管理させてんのかってぇと、大昔に発生した大事件が原因だ。
それは《世理完解》の現代知識と王城で読んだ歴史書から推測した、個人的な予想になる。《世理完解》のレベル制限で、過去の歴史を直接閲覧することはまだ出来ねぇからな。
ま、ほぼ当たってるだろうけどよ。
ざっくり説明すりゃ、大事件がもたらした人類への被害は、急激な『人口減少』と『経済破綻』の二つ。
それらは、『冒険者』っつう職業に対する、世界の認識の甘さがもたらした悲劇だと言えよう。
そもそもの発端だった冒険者協会の起源は、かなり自然な流れで出来上がったようだ。
少なくとも有史以来、人間は安全な場所を確保して集団生活を行っていた。彼らの仕事は主に農耕や建築などの生産職と、魔物や盗賊などへの対処を行う自警団のような戦闘職に大別された。
最初は生きるだけで精一杯でも、生活が安定するとより豊かさを求めていく。
そこで目をつけたのが、加工することで色んな道具になった魔物や、特殊な効果を有する植物などを産出するダンジョンだ。
次第に町の戦闘職の仕事に、ダンジョンから資源を調達することも追加された。もちろん、失敗して壊滅した町もあったが、優秀な戦闘職のいた町はより発展し、裕福な暮らしができるようになっていた。
そうしたダンジョンへの姿勢が、全国どこの町でも似たような傾向にあったのを知り、一人の人間が全ての町を巡って交渉・統合した。
それが後の冒険者協会だ。まあ、当時は大陸の一部地域に小国規模で町があった程度だから、協会の立ち上げはそこまで難しくなかったようだが。
最初は魔物討伐専門だったが、非番の日に人手を必要とする作業を頼まれることも増え、現在の『傭兵主体の何でも屋』という形が形成されていくことになる。
とまあそんな感じで、自警団からステップアップした冒険者協会は組織化されることにより、人間社会に魔物の脅威を覆せるだけの力と利益をもたらした。
連動し、人の暮らしもまた規模を大きくしていく。村が町になり、町が集まって国になり、人口が飽和してまた別の地域へ人間が移住し国となる。
こうして、ラウ大陸に大小様々な国が乱立し、人間が現代と同程度まで栄えた時代があったらしい。
すると、より大きな集合体となった国は軍隊(騎士団)を、国を支える貴族は私兵を抱えるようになり、冒険者協会から人員の流出が盛んになった。
設立当初から志願制だった冒険者という職業は、より安定して給金を得られる騎士や私兵という雇用先の出現により、登録者数が徐々に減少しだす。
前提として、当時から冒険者稼業は強ささえありゃ平民の何倍も稼げて、俺みてぇに冒険者協会にケンカを売らねぇ限りは、ほぼ誰でもなれることが出来る職業ってのは変わらなかった。
その認識は、企業としての歴史や性質上、全国に支社を構えていたこともあり、乞食のガキからお貴族様の老若男女が知るほど、世間に普及していた。
だが、同時に死の危険も平民より多い冒険者は、魔物に返り討ちにあって死亡するケースも多かった。
登録者が減り続けると、人材の消失が流入で補填できなくなり、いずれ組織として運用できなくなるのは明白だった。
そこで当時の冒険者協会のトップが行ったのが、ポジティブキャンペーン。つまり、冒険者の活動がどれほど利益を上げられ、夢のある仕事かを意図的に流布したんだ。
効果は劇的で、登録者は激増。騎士や私兵への志願者を大きく上回る人材確保に成功し、冒険者協会の組織力を向上させることができた。
しかし、そうして出回った情報のほとんどは、冒険者協会の印象操作もあってメリットが圧倒的に多い。
だからこそ、『わざわざ冒険者に登録しなくても、俺でも簡単に出来るんじゃねぇか?』って勘違いする馬鹿が一定数現れた。
実際、死の危険と隣り合わせ、武具の維持費が高い、よほどの実力がねぇ限り単独で出来る範囲は高が知れているなどなど。
冒険者になってみなきゃわかんねぇデメリットは、メリット以上にいくらでも湧いてくるもんだ。
中でも最たるデメリットは、『下積み時代は宝の山であるダンジョンに入れさせてもらえない』こと。
これは新規登録者のダンジョン死亡率が圧倒的に高かったことから、冒険者協会設立の初期で定められた規則だった。
ボーダーは『赤鬼』級以上で、『黄鬼』級以下にはダンジョンへの入場許可が下りないようになっている。
これを知らずに冒険者となり、登録したその日に無断でダンジョンに潜って、二度と帰ってこなかった、っつうパターンは今でも数多い。
運良く戻ってこれたとしても、ダンジョンに無許可で侵入することは重大な規約違反。冒険者資格の永久剥奪を食らっちまう。
ダンジョンから逃げ延びた新人冒険者は、町に戻ってきた様子から明らかだったため、発覚も早かった。よって、命拾いしても無職になった奴は結構いたそうな。
それだけなら馬鹿な新人が命を捨てに行った、って笑い話になるだけなんだが、ここから他人事じゃなくなる問題に発展する。
冒険者協会が設立された当初は、そうした規則があっても監視体制は緩く、冒険者の行動は自己責任っつう認識が強かったそうだ。
実際、当時の冒険者は実力さえあればすぐにランクを上げて成り上がれる代わりに、新人を中心に恐ろしいスピードで死人が出ていた。
この結果は、良くも悪くも規則を破る奴らがかなり多かった、っつうことを暗示している。ついでに、規則違反は死ぬだけで、あとは勝手にしろって企業の態度が透けて見えるな。
加え、冒険者協会の情報操作が原因で、『ダンジョンは楽して稼げる』っつうデマが広がり、一部の平民たちが仕事を放棄してダンジョンに向かった時代があったみてぇだ。
最初は国も冒険者協会も、大した問題ではないと捨て置いていたんだが、抑止力のなかった平民の動きは日に日に激しくなっていき、ついには一つの国が崩壊するほどの急激な人口減少を招いた。
そうしてようやく危機感を覚えた各国と冒険者協会が世界会議を開き、作られたのが『冒険者以外のダンジョン侵入を禁ず』という統一法の一条になる。
それと同時に、冒険者協会は各国から冒険者への厳格な管理義務を指摘され、協会側の非があったことを認めた上で、企業体質の改善を約束した。
この会議以降、違反者はあらゆる人間の町に入れなくなる、という死罪扱いの刑に処されたため、平民の安易なダンジョン侵入は大幅に減った。
これで一安心、と思われたんだが、すぐに新たな問題が浮上した。
実力だけですぐに高ランクになった冒険者の中に、冒険者協会を通さない商人との間で独自の販路を確立し、ボロ儲けした奴が現れたんだよ。
ダンジョンで採れる資源はどれも貴重かつ高価であり、それが難易度の高いダンジョンのものであればあるほど高値がついた。
正規のルートを通らなかった物品は闇市場に出回り、貴族や豪商を中心とした富裕層が希少品を手に入れるため、莫大な資産を投入した。
それを放置した結果、まず起こったのが貴族たちの貧困や不正。
私財をダンジョンアイテムに費やして金欠となったり、それを誤魔化すために国への税金をちょろまかす、果ては領民に無茶な課税を強いるなどして、経済がボロボロになった。
だけでなく、冒険者が協会で取引するよりも、裏市場に流した方が利益が大きいということから、高ランク冒険者はこぞってダンジョン資源を勝手に売っ払った。
すると、正規の市場に出回る供給量が減って値が上がり、つられてそれらを原料とするアイテムの値段も急騰していった。
そうしたアイテムの需要は、当然ながらほとんどが冒険者や騎士など戦闘を生業とする職種が高い。
冒険者はより高ランクのダンジョンに挑むため、騎士は国を守護する軍備を整えるために。他は貴族が主な顧客で、ほとんどは道楽だ。
そして、ダンジョンの性質上、そのアイテムを作るための原料を仕入れてこれる人材もまた、最も需要が高い戦闘職の人間だけ。
アイテムが高騰すると、徐々に高ランク冒険者たちの中からも満足な装備を得られず、ダンジョンを敬遠する奴が出始めた。
すると、さらに市場への供給量が減少し、アイテムの値段が跳ね上がる。それを狙って一部の高ランク冒険者がまた闇市場へ流す、ってのが繰り返された。
一度生まれた悪循環は、悪意を持つ輩の私欲を燃料にして、どんどん加速していく。
大した時間もかからないない内に、一部の冒険者に利益が集中しちまって、全体的な冒険者の質がガクンと落ち込んだ。
次第に、簡単な魔物討伐依頼でも失敗が相次ぎ、果ては討伐系の依頼がほとんど受注されなくなった、なんて事態にも陥ったらしい。
そうなると冒険者協会が『傭兵主体の人材派遣会社』としての体を成さなくなり、批判がそこかしこから寄せられるようになった。
しかも、もっと厄介なことに、この問題は冒険者協会内部で収まらなかった。
高価で強力な物資や高ランク冒険者という優秀な人材が、闇市場へ急速に引き寄せられた結果、裏社会の組織力がドカンと膨れ上がったんだ。
物資は金、武具、魔導具、治療薬、ドーピング薬などなど。たとえ足りないもんがあっても、莫大な資金力があっから補充はいくらでも可能。
人材は高ランク冒険者のみならず、闇市場に精通した豪商や各国の貴族までもが該当する。
それらを集めた裏社会のリーダー格が、当時の国を相手に戦争をふっかける、っつう事件が多発した。
それが失敗するならまだしも、ほとんどの国がなす術なく陥落しちまってた、ってんだから相当ヤバかったらしい。
血で血を洗い、国のトップとクーデターの首領がころころと入れ替わる戦乱期が長期に渡って続き、まーばったばったと人が死んでいった。
が、悪循環はまだ終わらない。勘違い野郎どもの国盗り合戦は、同時進行していた別の要因により、すぐにそれどころじゃなくなっていく。
大陸の覇権ばかりに目を奪われていた裏で、ダンジョンでは魔物の力と数が洒落にならねぇレベルに引き上がっていたからだ。
おそらく、この時点で魔物の成長や繁殖スピードは、人類の介入があったからこそ均衡を保てていた状態だったんだろう。
そのバランスが崩れ、世界中のダンジョンで魔物が異常繁殖し、同時に最弱のゴブリンが『赤鬼』級に匹敵したくらい、アホほどレベルが上がったらしい。
そんなヤベェ魔物がダンジョン内の弱肉強食に負け、ダンジョンの収容限界を超えた数に達した瞬間、ダンジョンから排斥された。
次にその魔物たちは新たな生息地を求め、人間の国を襲うようになった。
これは『魔物暴動』と呼ばれ、歴史に残る大災害として後世に伝えられている。これに見舞われたこの大陸は、さらに荒れた。
調子に乗ったマフィア崩れの国王では魔物の侵攻を止められず、いくつもの国が魔物によって蹂躙され、崩壊していった。
もし、各国で連携して魔物への迎撃に尽力すれば、被害は抑えられただろう。強力とはいえ、あふれた魔物は低級がほとんどで、対処は可能だったはず。
が、それでも当時大陸に存在していた国のほとんどが滅んだのは、君主が『魔物暴動』直前の戦争ゴッコで勝利した、裏社会のならず者連中だったからだ。
国家運営や国王って仕事は、一朝一夕で務まるほど簡単じゃねぇ。新国王の全員は、確かに一組織のトップを張ってた連中だったんだろうが、国を管理・運営するノウハウなんぞ全くなかった。
中でも、国家間の『友好関係』の構築は重要な国政であり、魔物が暴走した当時の状況を鑑みれば、国同士の連携が最善手だったのは明白だ。
が、結局国家間の連携は叶わなかった。国王が素人ってのに加えて、当時の世界情勢は自陣勢力以外はみんな敵、って意識が強すぎたからな。
かなりの国が『武力で収奪された国』であり、いつ誰に寝首をかかれるかわからない。そうした疑心暗鬼が、当時の国王の共通認識だった。
故に、新王どもは手に入れた国と権力を奪われまいと他国の介入を一切排除し、あくまで自国だけで対処しようとして、逆に魔物に飲み込まれた。
戦国時代以上の暗黒時代が訪れ、あっという間に大陸の八割は魔物の生息域に取って代わったらしい。
そこにいたってようやく、何とか生き延びていた国々の王は人類団結を決意。かろうじて残っていた人々と人類の土地を一つに統合し、『イガルト王国』が建国された。
残っていた国が保有していた武器やアイテム、それを扱う冒険者や騎士が一丸となって『魔物暴動』に立ち向かい、連日連夜跳梁跋扈する魔物たちを駆逐していったらしい。
とはいえ、強化された魔物を駆逐できたってことは、裏市場にダンジョンアイテムを流してた冒険者が生き残り、戦ったってこと。
また、生き残ってイガルト王国の建国を決めた旧国のトップも、結局は世界を混乱させた奴らの集まりでしかねぇ。
歴史書ではかなり英雄的扱いをされていたが、俺から言わせればテメェらの怠慢を取り戻そうと必死になってただけだ。
ま、保身バリバリの自己中な考えだろうとはいえ、一応『魔物暴動』を終息させようとしたことは評価してやってもいいか。
こうして、『魔物暴動』の魔物は大陸中央に建国されたイガルト王国の周辺から徐々に排除することに成功する。
で、ある程度の余裕が出来たところで、今回の『魔物暴動』がダンジョンを放置しすぎたこと、遡れば高位冒険者によるアイテムの脱法売買によるものだと判断された。
そうして、『ダンジョンで得たアイテムは冒険者協会へ納品しなければならない』っつう統一法の二条が制定された。
違反者は冒険者なら資格永久剥奪の上、身分を奴隷に落とされて強制労働を課せられたそうだ。
『魔物暴動』の原因とされた高位冒険者は、統一法二条の制定後、『魔物暴動』であふれた魔物の討伐だけで一生を終えたらしい。
この二条により、ダンジョン資源が冒険者協会に一度集約されることで、市場への流通や価格変動の管理が一気に安定した。
一つの組織に大きな資源を管理させるのは、別の腐敗を招く危険性もあっただろう。
だが、最悪の実例である『魔物暴動』の大災害がいい教訓となり、不正を犯す馬鹿はほとんどいねぇみてぇだ。
この話はもう数千年は前に起こった事件なんだが、現在に至っても『魔物暴動』が恐れられるほど、当時はヤバい状態だった、ってことだな。
逆に言えば、これで何も学ばなかったのなら、人類は絶滅して当然だったんだろうな。
とまあそんな背景があり、ダンジョンで得られたアイテム類は、原則冒険者協会に提出しなければならねぇ。これは権利じゃなく、冒険者の義務になっている。
よって、俺が露天商相手にやってたのは、完全な密売行為。冒険者協会の関係者に発覚すりゃ、俺も露天商もしょっぴかれて地獄を味わうことになる。
だからこそ、露天商に声をかけたときに「うまくやれ」と念押ししたんだ。ヘマをやらかすと、いつ死んでもおかしくねぇ強制労働が待ってんだから、忠告くらいはするだろう。
ま、どうせこの闇取引が発覚したところで、ダンジョンアイテムの流通元が『ヘイト』だってバレる可能性はかなり低い。
何せ、露天商と接する時の俺は【普通】を展開した状態なんだ。
もし商売をミスって露天商が捕まっても、どんな拷問をかけられようが『無個性』の特徴を『普通』以外の言葉で表現できるはずがねぇからな。
【普通】の俺を直接、じっくり観察でもしねぇ限り、露天商どもの証言は供給元を知られないようにするための虚言扱いされるのがオチだ。
他にも、不穏な動きがあるとして、冒険者に露天商が監視されてることも考えられるが、それも問題ない。
誰かの監視があれば【普通】で察知できるし、『大気侵食』でもなんでも使って《同調》にかければ、《魂蝕欺瞞》で『俺が露天商に近づいた』という記憶を消せばいい。
すると、冒険者からすれば露天商は誰にも出会わずにダンジョン資源を調達したことになり、それ以上の捜査は不可能になる。よって、俺の存在は露見しないってわけ。
そう考えると、俺にとっちゃほぼノーリスク・ハイリターンなボロい商売だ。逆に、露天商にとっちゃかなり危ない橋を渡ることになる。
俺がダンジョンアイテムの闇取引を持ちかけた時と比べて、明らかに露天商の数が減ってんのがいい証拠。いなくなった奴らは、既に違法取引だとバレれて捕まったんだろう。
長い目で見りゃ販路が消えてデメリットと言えるだろうが、俺のこれは単なる『副業』で、一時的な資金稼ぎの意味合いでしかない。
最初から、必要な金額が集まる、または露天商全員が捕まっちまった時点で、さっさと手を引こうとは考えてたしな。
そういう意味じゃ、露天商に話を持ちかけたのは都合がよかった。
大した力も後援もねぇ露天商が消えたところで、後腐れはねぇ。
ついでに、レイトノルフの住民にとっちゃ必要不可欠な商店が消える訳じゃねぇんだから、特段文句も出ねぇはずだ。むしろ、道が広くなって感謝されるかもしんねぇし。
度合いは違えど、露天商って商売も無許可で道路に居座る違法商法だからな。いなくなって歓迎こそすれ、文句を言う奴は皆無だ。
前フリが長くなっちまったが、これがまともな商会でダンジョンアイテムを売買しない理由だ。普通の商会に持ち込んで違法取引がバレた場合、話が無駄にでかくなっちまうからな。
そういう意味じゃ、いなくなっても影響力の低い露天商っつう奴らがいてくれたからこそ、この『副業』は成立したわけだな。
俺のために犠牲になってくれて、本当にありがたいと思ってるよ。助けたりはしねぇがな。
「……そろそろアイツらが起き出すころか?」
露天商が居座っていた大通りから離れ、町中を小走りで駆けつつ空を見上げる。
そろそろ空が明るくなり始め、夜の終わりを迎えようとしている。
『トスエル』はがっつりサービス業だから、仕込みやら掃除やらで朝は早い。自然、看板娘たちが起き出すのは、夜明け前くらいが多い。
その前に店に戻っとかねぇと、夜中の『副業』でうるさく言われるかもしれねぇからな。
余計な面倒は避けるに限る。
「さぁ、て。今日も本業に力を入れるとしますかね」
冷たい空気が顔に突き刺さり、声のついでに漏れ出る吐息は真っ白だ。
この世界にきて痩せたからか、昔よりきつく感じる寒気が体に凍みつつ、『トスエル』までの帰り道を走り抜けた。
====================
名前:ヘイト(平渚)
LV:1(【固定】)
種族:イセア人(日本人▼)
適正職業:なし
状態:健常(【普通】)
生命力:1/1(【固定】)
魔力:1/1(0/0【固定】)
筋力:1(【固定】)
耐久力:1(【固定】)
知力:1(【固定】)
俊敏:1(【固定】)
運:1(【固定】)
保有スキル(【固定】)
(【普通】)
(《限界超越LV10》《機構干渉LV2》《奇跡LV10》《明鏡止水LV2》《神術思考LV2》《世理完解LV1》《魂蝕欺瞞LV3》《神経支配LV3》《精神支配LV2》《永久機関LV3》《生体感知LV2》《同調LV3》)
====================