84話 『大気侵食』
「させっかよぉ!!」
判断は一瞬だ。
道中拾った木片の一つに《同調》を付与し、《機構干渉》で『種族』を『異世界人』に変更。
急激に上昇した筋力ステータスに任せ、全力で投擲した。
「えぇっ!? 何してるの!?」
が、俺の行動すべてを見ていたシエナは困惑の声を上げた。
まあ、シエナが俺の正気を疑う気持ちも分かる。
ドラゴン相手に武器(?)にしようとしていたのは、ただの木片だ。伝統ある初期装備、『ひのきの棒』の方がまだ頼りになるだろう。
その上、俺が木片を飛ばした先にはドラゴンはおろか、取り立てて何かある場所でさえねぇんだ。
威勢の良い台詞とは裏腹に、ここまで意味不明に見える行動はねぇだろう。
そんなシエナの疑問を置き去りに、俺が射出した木片はぐんぐん空へと舞い上がっていく。
ドラゴンはドラゴンで、俺たちの存在に気づいてさえおらず、冒険者協会跡地めがけて顎を解放。
「ガアアアアアッ!!」
瞬間、着弾の余波だけで町を粉々に出来うる魔力を込めたブレスを、容赦なく吐き出しやがった。
「っ!」
背後で息を呑む声が聞こえ、《同調》越しにシエナの全身に緊張が走ったのを感じた。冒険者協会にたたずむ女は、逆に圧倒的なまでの力を前にして、すべてを諦めたように力を抜く。
ブレスそのものは風属性で不可視だったが、見えるか見えないかは些細な問題だ。
肌で感じる圧力だけで、戦闘経験のねぇ一般人でも死を覚悟するほどの破壊力を有している。
明らかにオーバーキルだろ、何考えてんだあのクソ駄竜。
だが、布石は打った。
後は、俺とドラゴンとの我慢比べ。
ミスれば即死の、スリリングな陣取り合戦といこうじゃねぇか。
「ふっ!」
ブレスの放出を確認後、俺は《機構干渉》で再び『種族』を『日本人』に戻し、一度大きく息を吐き出して複数のスキルを同時に展開する。
使用スキルは《明鏡止水》と《神術思考》と《同調》に加え、《限界超越》を各スキルに付与。スキルの限界を無理矢理こじ開けた。
そして、ちょうどブレスと地上の中間地点を通り過ぎた木片を見送り、意識を集中。
直後、俺の一手と駄竜の一手が衝突し、空間を揺るがす爆音を響かせた。
「…………ぇ?」
「な、なに、あれ?」
冒険者協会の女とシエナが同じタイミングで口をポカンと開け、頭上を見上げた。確かめちゃいねぇが、他の人間も同じ光景を見て同じ顔をしてんだろうな。
同時に、ブレスを吐いた駄竜の目が見開かれ、遠くにいた残り三体のドラゴンの意識も集めることに成功する。
ここにいる生命体、ほぼすべての視線を集めたもの。
それは、レイトノルフ上空で発生した『ブレスの消失』というあり得ない事象だ。
物理的魔力的干渉が一切ない中空で、突如途切れる破壊の息吹は、事実冗談のように霧散し消えていく。
『見えない力』を押しとどめている『見えない力』。
その種は、俺の開発した『大気浸食』と【普通】。
発生源は、木片に仕込んだ《同調》だ。
俺がブレスの予兆を察知したのは、放出される一歩前。現在のスキルレベルで可能な浸食速度の限界を計算に入れても、俺のいた位置から《同調》を広げてたんじゃ、確実に間に合わなかった。
だから俺は、《同調》の発生源にした『木片』をぶん投げることで、スキル展開を強引に短縮させようとした。
具体的には、『木片』が飛ぶ最中に《同調》を発動し続けたんだな。すると、空中を高速で移動する『木片』の軌跡が《同調》の『発動起点』となり、そこから『大気浸食』が可能となった。
そうして、展開速度の遅い『大気浸食』の効果範囲を迅速に拡張させられたわけだ。
最終的に、俺が展開した『大気浸食』を視覚化したならば、巨大なラウンドシールドのように広がり、ブレスを押しとどめているように見えたことだろう。
もちろん、それだけでドラゴンブレスを防ぐ力なんてあるはずがねぇ。《同調》はただ俺と感覚を繋ぐだけの力しかねぇんだから、当然だな。
が、力がねぇのなら持ってくればいい。大気中の『原子』が俺の支配下に入ったのなら、こっちのもんだ。
俺の分身として扱われる《同調》を介せば、俺のスキルを送り込むことが出来るようになる。
それは『魔力』に絶対的な優位性を持つ【普通】も、問題なく付与することが可能。
よって、現在進行形でドラゴンブレスを霧散させているのは、『大気浸食』で広がった【普通】の盾っつうことになる。
「っぐ!」
スキルを駆使し、どんどん勢いを増す魔力の奔流を受け止めながら、知らず俺の口から苦悶の声が漏れる。
一見すると拮抗しているように見えるが、実は俺にもあまり余裕はねぇ。
厄介なことに、敵のブレスは拡散するタイプで、今も油断すれば『大気浸食』の外側に漏れ出ようとしていやがる。
こんなアホみてぇなブレスが少しでも町を舐めれば、レイトノルフの都市機能は一瞬で再起不能レベルの大惨事になるのは必至。
それを阻止せんと『大気浸食』を続けるが、効果範囲が広がるにつれて脳への負担は累乗に加算されていく。
結果、思考領域が《同調》に圧迫されていくのに比例して、『過負荷』を軽く超えた激痛が俺を襲っていた。
王城で死にかけた時の《奇跡》が原因で痛みにはかなりの耐性ができたとはいえ、大脳を直接万力で握りつぶされているような痛みは、気を抜けば意識が落ちそうになるほどキツい。
ここ数ヶ月で痛覚を感じる機会が減ったこともまた、より強く痛みを感じる理由かもしれない。
どんどんと瞼が重くなり、油断すると視界が霞んでいきそうになる。
「……らあっ!」
だが、この程度の痛みで寝てる場合じゃねぇ。
『トスエル』を、シエナを守ると決めた『契約』は、何が何でも果たす!
気力で意識の糸をたぐり寄せながら、《神術思考》の思考領域を圧迫する《同調》をこれでもかと広げ続けた。
逆に、ブレスを吐き出し続けるドラゴンもまた、膨大な量の魔力を消費し続けていることになる。
いくら魔力貯蔵量が巨大とはいえ、ほんの短時間で圧縮出来た魔力量は、全体からすりゃ高が知れてる。いずれ枯渇し、霧散するはずだ。
俺は少しでも気を抜けば『大気浸食』を維持できなくなる痛みと、ドラゴンは急速に減少していく魔力とせめぎ合いながら、互いの力を削り合う。
そして、一秒が永遠に感じる陣取り合戦は、すぐさま崩れることとなった。
「ガアッ……」
俺と魔物のチキンレースで先に息切れを起こしたのは、ドラゴンの方だった。
『神人』級という災害から放たれたブレスは十数秒の解放の後、勢力を徐々に衰えさせていく。
そして、『大気浸食』の壁に阻まれた風の砲撃は、魔力の四散とともに消え去った。
「た、たすかった、の?」
あまりにも非現実な出来事が重なり、思考が停止して呆然としたシエナが、無意識に言葉を漏らした。
他にも、ドラゴンが上空を飛翔したままの現状も忘れて、その場に座り込んでしまった奴までいる。
おいこら、まだ何も終わってねぇぞ、緊張感を持て。
「…………」
脳天気なバカどもへの文句は湯水のように湧き出てくるが、相手にしている暇はねぇ。
上空を睨んだまま《同調》の解除作業に移る。『大気浸食』のラウンドシールドを縮小させ、目減りした《神術思考》の思考領域を確保するためだ。
「……いや、まだだ!」
案の定、他の場所から緊迫した声が上がり、住民たちの目は安堵から一転、恐怖の色に再び染まる。
攻撃が不発に終わったドラゴンがもう一度大きく息を吸い込み、二度目のブレスを放つ予備動作をし始めたからだ。
だけでなく、今度は遠方にいた他のドラゴンも同じ動作に入っている。一発で町を吹き飛ばせる威力のブレスが、今度は四つの口から放たれることになる。
しかも嫌がらせのつもりか、アイツらのブレスに込められた魔力はさっきの比じゃねぇ。二倍、三倍と膨れ上がっていき、待機状態でも漏れ出た魔力が肌をビリビリと打つ。
このままでは町の存続どころか、付近に散在するダンジョンにも風害が広がるほど、ここら一帯の地勢ごと環境をぶっ壊しかねない。
俺じゃなくてもその事実に気づいたのか、上空を見上げた人間全員の血の気がさーっと失せていった。
「……っし!」
そのままドラゴンの蹂躙ですべてが終わろうとした直前。
俺の思惑が成功した感触を覚え、視線を遠くのドラゴンに移した。
落ち着く暇もなく、同時並行で進めていた手を打つために、余裕を作った《神術思考》の思考領域を《同調》で埋めていく。
「広がれ!」
『ガアアアアアアアアアッ!!』
指揮のように左腕を振るい、俺はもう一度遠隔の『大気浸食』を広げた。
一拍遅れて、俺の頭上にいたドラゴンを除く三体が口を開き、町へとブレスを降り注ぐ。
「うわあああああっ!? …………あ?」
「きゃあああああっ!! …………え?」
またしてもそこかしこから絶叫が上がるが、すぐにしぼんで間の抜けた声がぽろぽろこぼれる。
何もかもを無に帰す魔力の暴風が、たった数十m上空で凪へと変わっていく。
まるで夢かおとぎ話のワンシーンじみた非現実的な現実を、頭上を見上げていた全員が瞳に映していた。
これも、俺の『大気浸食』と【普通】を、レイトノルフ上部に展開して起こしている。
今回の媒介は『木片』なんてちゃちなもんじゃなく、『レイトノルフの建物すべて』を使用している。
こんな真似が瞬時に出来たのは、俺がこの町に《同調》を仕込み続けてきたおかげだな。
以前『トスエル』にちょっかいをかけてきた襲撃者に対処する段階で、俺の《同調》はレイトノルフの住民全員に感染していた。そして、《同調》の効果対象は生物・無機物を問わない。
よって、この町の人間が『触れたもの』は《同調》の息がかかっており、さっきの『木片』みてぇな小細工を弄する必要はねぇわけだ。
まあ、キャパが足りねぇのか、普段の《同調》で『建物』をまるまる一つ対象にすることは出来ていなかった。
が、《限界超越》でリミッターを外した今なら可能。建物内にある食器などの生活雑貨から《同調》を『建物全体』に広げ、それを中継装置にして『大気浸食』を敢行した。
そうして作り上げたのが、建物の屋根伝いに広げた、《同調》の蓋だ。ドーム状の屋根みたいに展開した『大気浸食』は【普通】でコーティングされ、放射されたブレスを粉微塵に分解している。
時間があればもう少し上空に『大気浸食』の壁を配置できたんだが、あの一瞬じゃ突貫の屋根を生成するのが限界だった。
まあ、それが防御面の脆さに直結するわけでもねぇ。これで町と住民の身の危険は、八割程度確保できたことになる。
「…………ぐうぅ!!」
同時に、さっきのラウンドシールドの比じゃねぇ範囲で『大気浸食』を使用しているため、頭蓋を突き刺すような激痛も数段上の領域に達する。
《限界超越》により、『大気浸食』を可能とした《同調》の性能も、『大気浸食』の許容範囲を大幅に広げた《神術思考》の思考容量も、『大気浸食』の運用における雑念を消した《明鏡止水》の冴えも。
俺が《限界超越》して本当に行使できる、最大の性能を引き出している。
だが、『普段の俺が扱える許容量』をはるかに上回った能力行使は、スキルの性能と関係なく俺の脳へ強烈な負担を強いていた。
例えるなら、ろくにスポーツ経験のねぇ上に病気で死にかけてる100歳超えの老人が、現役オリンピックの全選手相手から金メダルをかっさらおうとするほどの、無謀。
それ以前に、完全に肉体スペックを超えた能力行使を、何のウォームアップもなしに全開にすりゃ、あっという間に内部から崩壊していくのは自明の理だ。
いくら受け皿が壊れないように《限界超越》で整えたとしても、元が飴細工の器じゃ焼け石に水。
《神術思考》の思考領域にまだかなりの空白スペースがあるとしても、それは関係ねぇ。
俺が力に耐えきれなかったら、その時点で『廃人確定』だ。
「ガアアアアアッ!!」
すると、まだ魔力をためていたドラゴンが咆哮を上げ、口を大きく開いた。
眼光鋭く見下ろす先にいるのは、明らかに何かしてる風の俺。どうやら、一連のブレス無効現象が俺によるものだと察したらしい。
他の奴よりも長い時間、溜めに溜めた魔力を解放せんと、上空にいたドラゴンは狙いを俺だけに絞った。
ついでに、アイツが放とうとしているブレスは、広範囲に破壊する拡散タイプではなく、一発の威力のみを追求して収束させたレーザータイプ。
たったあれだけで、俺を全力で倒さなければならない『脅威』と認定したようだ。
「づっ……!!」
それに気づいたところで、俺はそのドラゴンを相手にしない。
する必要もない。
【普通】のドームを維持する傍ら、苦痛に耐える中に芽生える思考はしかし、諦念とは真逆のそれ。
『大気浸食』の負担と比べればクソみてぇに小さな思考領域を操り、歯を食いしばって笑みを形作った。
判断が遅ぇんだよ。
なんせお前は、すでに俺の『支配下』にあるんだからな。
「ガ、アッ!?」
口元に圧縮した魔力をブレスとして解放する直前、ドラゴンの首が突然方向を変えた。
本人、本竜? も意図しない動きに困惑の声を上げる。
しかし、不自然に変わった照準が戻されることも、一度解放しようとした流れを止められるはずもなく。
最高潮にまで威力が高まった暴風の巨砲を、ドラゴンはあらぬ方角へと暴発させた。
「ガアアッ!?!?」
俺から逃げたブレスの矛先に新しく選ばれたのは、残り三体のドラゴンの一体。
町へ破壊をもたらそうと懸命にブレスを放出し続けていたそいつは、いきなり向けられた裏切りの砲撃に反応できなかった。
仰角約30度で上空へ打ち上げられたブレスは、レーザーのように真っ直ぐ射出され、一体のドラゴンの足を貫通。
はるか遠くに浮かんでいた積乱雲を蹴散らして、天高くに消えていった。
「ガアアアアアッ!!」
被弾したドラゴンはあからさまに激昂。自らに牙を剥いたドラゴンへ、威嚇の遠吠えを上げる。
「ガ、ガアアアッ!?」
会話が成立したわけでもねぇだろうに、声音を困惑に揺らした裏切りドラゴンは翼を大きくはためかせる。
その場で方向転換をしたかと思うと、片足から妙に黒い血を流し続ける被弾ドラゴンへ向かって、今度は己が突撃していった。
「ガアアアッ!! ッ!? ガ、ガアアアッ!?」
「ガアアアアッ!?」
怒りに本能を支配された被弾ドラゴンだったが、そいつもまた裏切りドラゴンと似たような声を上げ、翼を動かし反転。
未だ健気に【普通】の円蓋にブレスを当てていた、残り二体のドラゴンへ向かって仲良く飛翔していく。
まあおおよそわかるだろうが、突如変な行動に出たコイツらは、もう俺の《同調》の手の内。行動すべては俺が握っている。
仕掛けたタイミングは、裏切りドラゴンとの第一ラウンドだ。
裏切りドラゴンのブレスを【普通】のラウンドシールドで防いでいた、あの時。
こっそり細い糸のような『大気浸食』をドラゴンへと延ばし、《同調》を大気へ広げていたんだよ。
とはいえ、ドラゴンは索敵用の魔導具から発せられる微弱な魔力さえ感知できる魔物だ。
何の工夫もなく『大気浸食』を向かわせた場合、万が一《同調》の気配も見破られる可能性を否定できなかった。
そうして初手を失敗すれば、『俊敏』が恐ろしく高いドラゴンに対し、移動速度が遅い『大気浸食』に触れさせることはほぼ不可能となる。
だから、『大気浸食』をブレスの中心を突き抜けるように進ませた。
いくら危機感知能力に長けていたとしても、自分が放出した莫大な魔力エネルギーの中に《同調》の微弱な気配が紛れちまったら、判別すんのは非常に困難。
プラスして、裏切りドラゴンは自分のブレスが大気に溶けるというあり得ない光景を目撃し、わずかな間だが動揺を覚えたはず。
それが、理屈不明な防御を成した『存在』の捜索へと意識を移させた。ブレス終了後もまだ進んでいた『大気浸食』の糸への違和感を抱く前に、な。
案の定、裏切りドラゴンは追撃のブレスを溜める間に俺を発見し、息の根を止めようと狙いを定めた。
その時にはすでに、『大気浸食』が裏切りドラゴンに到達していたとも気づかずに。
そこからは見ての通りだ。
《同調》で裏切りドラゴンの動きを支配した俺は、ブレスの射出先を被弾ドラゴンへと変更。
ブレス解放の直前に《同調》を仕込んで、被弾ドラゴンにも《同調》を間接感染させた。
不意打ちブレスで被弾ドラゴンの急所を狙わなかったのは、後の本隊とやり合うための手駒が欲しかったから。
いくらドラゴンが強力な魔物とはいえ、脳に行動を支配された生き物であることに変わりはねぇ。
《同調》さえしかけられれば、人間もドラゴンも操作する労力は同じだ。《神術思考》で必要とする思考領域はゴミみてぇなもんだし、試してみた限り差はほとんどねぇ。
よって、どれだけ強力な魔物だろうと、『脳』が存在する生物の行動支配なんざ、『大気浸食』で作った【普通】の盾を操作・維持するよりも簡単だっつうことだ。
『ガアアアアアアアアアッ!?!?』
そして、ついさっきその手駒も『二』から『四』に増えた。
裏切りドラゴンと被弾ドラゴンを突進させ、まともに体当たりを受けちまった余りドラゴンズも《同調》の支配下に落ちる。
ドラゴンのボスどもが来襲するまでまだ時間があるだろうから、とりあえず奴隷ドラゴンズは待機だ。
疑問と恐怖で埋め尽くされた奴隷ドラゴンズの脳に直接命令を送り、シンクロした動きで翼を羽ばたかせ、はるか上空へと編隊飛行を強要させた。
アイツらはすでに俺の手駒だが、『神人』級の魔物が町の上空に居座る、っつう視覚的威圧感は一般人にゃ刺激が強すぎるからな。
とりあえず、他の人間からまともに話を聞くためにも、一度フェードアウトしてもらった。
「…………な、なんだったんだ?」
一時的な脅威が消えた後。
腰が抜けたまま立てないどっかのおっさんがぽつりとこぼし、ドラゴンが消えていった方角を見上げていた。
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名前:ヘイト(平渚)
LV:1(【固定】)
種族:イセア人(日本人▼)
適正職業:なし
状態:健常(【普通】)
生命力:1/1(【固定】)
魔力:1/1(0/0【固定】)
筋力:1(【固定】)
耐久力:1(【固定】)
知力:1(【固定】)
俊敏:1(【固定】)
運:1(【固定】)
保有スキル(【固定】)
(【普通】)
(《限界超越LV10》《機構干渉LV2》《奇跡LV10》《明鏡止水LV2》《神術思考LV2》《世理完解LV1》《魂蝕欺瞞LV3》《神経支配LV4》《精神支配LV2》《永久機関LV3》《生体感知LV3》《同調LV4》)
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