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二人のイケない罰ゲーム
作:七海光



第五章 哀しみの夜をこえて


気付くと外は明るくなっていた…

いつ眠ったんだろうか…それともずっと天井だけを見つめて時間がたったのか…

眠ったのかどうかも不確かなまま朝を迎えようとしていた。

昨日の痛みは消えている…昨日の『ごめん』ってメールで苦しかった心も楽になった…

…でも、優太に合わせる顔がない…

まぁ、幸いにも今日は休日。誰とも会わなくてもいい日。

皇から『昨日どうしたの?具合悪かったら看病するけど…』と優しいメールが来たが、先輩としていつまでも弱い自分を見せるわけにもいかないと思い、丁重に断った。

またしばらく天井を見つめていたが、いつまでもこうしているわけにもいかない。

ふぅ…そろそろ起きるか…

ゆっくりベットから起き上がった。

起き上がった体は嘘のように軽く、なにもかも拭い去れた気分で、どれだけ悩んでいたのかがすぐに分かった。

優太…今…何してんだろ…?
ふと愛しい人の名前を呼んだ…今すぐ会いたい…でも…

と一人しんみりしようとした瞬間、ピンポーン♪と呼び鈴がなった。

不意をつかれて俺はビックリした。

…まさか…優太…?んなわけないか…新聞とか勧誘だろ?
一瞬喜びはしたがどうせ違うと思い、いなくなるのをまった。

少しの沈黙の後にドアの向こうから聞き覚えのある声が聞こえた。

『康…いるんだろ?開けてくれ…』

…え?俺は呆気にとられていた。
『ゆぅ…た…?』
声が聞こえるドアの方へ名前を呼びながら歩いた。

嘘…と半信半疑ながらもドアの鍵を開けた。

ガチャ…

ドアの隙間から太陽の光が漏れてくる…部屋を暗くしていた分目が慣れておらず、眩しかった。

目を細めていると大きなシルエットがそこにあった。顔を確認しようと見上げた瞬間、
ガシっ

と俺の体は包み込むように抱かれていた。

この温もり、この匂い…顔を確認しなくてもわかる…間違なく優太だった。
━━━━━━━━━━━━

俺は優太を早々と部屋に入るよう導いた。

何故かっつったら、
いい大人が朝早くから玄関で抱き合ってんも変だろうし、近隣の人達に見られてしまったからである。

……絶対噂になるな…
後でオバ様たちの尋問がくることを想像した…

部屋に入ると優太は俯いていた。

『大丈夫…優太?』
心配になり覗きこんだ。

すると優太は俺の顔に手をそっと触れ
『お前こそ大丈夫か…?まだ…痛くないか?』

と今にも消えてしまいそうな悲しい顔をしていた。

その言葉がたまらなく嬉しくて優太にギュッと抱き付いた。
『ありがと…ホントごめんね…』


俺はその後優太に何故電話に出なかったのか、一昨日どこに泊まっていたのか、皇の事を話した…

確かにあの時に皇の名前を出されていたら何をするか分からなかったと優太は冗談まじりに言っていたが、正直冗談ですまないと思う…多分。

優太は夏美さんとはただのグルメ友達でそれ以上の関係ではないと教えてくれた。

夏美さんとくっつきすぎたのはちゃんと謝らせたけどね☆。

…二人ともお互いの誤解がとけホッと一息ついていた。

だけど、俺は心が晴れてスッキリしたのに優太はまだ腑に落ちないというような表情だった。

『どうしたの?』
まだ何か不満なのかなぁ…
心配になった。

すると優太は口を尖んがらせて、
『エッチ…』

…は…はい?エッジ?

『あんなのが康との初エッチなんてなぁ…』
優太は酷く落ち込んでいた。

…そんなんでそんなに落ち込むなよなぁ…

何変な事言ってだょ?って怒りたかったが、確かに俺もそれは感じていた…

もうあんな暴力だけのエッチはもう嫌だもん。

ふと優太の方に目をやるとずっと俺を見つめていた。

…何故見つめているかもその時すぐに分かった…二人とも考えてるのは同じだった。

『康…優しくするから…しよ…』

優太は俺の耳元に近付いて囁いた。

『う…うん……』
と俺は小声で答えた…


━━━━━━━━━━━━


二人は一週間前と同じようにベットの上に重なっていた…
昨日とは違う肌の温もり…昨日とは違う心の温もり…

俺は…優太の温もりを全て感じようとギュッと抱締めている。

『ふふっ…康…苦しいょ…』
あまりにも恋しかったせいか、強くしめすぎてた。
でも優太もそんな俺の想いを知ってか、嬉しそうにしていた。

『康…?』
優太は優しそうな顔で俺の名前を呼んだ…

『なぁに?優太…』
俺も彼に負けないくらい穏やかな表情で言葉を返した。

『俺の事…好き?』
少し沈黙してから彼は尋ねた。
…今さら…とは思うけど、ちゃんとした今の想いが聞きたいのだろうと感じた。

俺は照れくさいかんじに
『…うん…』
と小さく頷いた…

優太は首を横に振って、
『だぁめ…ちゃんと…好きって言って…』
と要求してきた。

『ふふっ…そうくると思った……優太…好きだよ…』

と初めから展開が見えてはいたが、こうやって愛らしい会話をするのも個人的に好きだった…。

優太は人差し指を俺の頭にツンっとあて
『こいつぅ…ふふっ…俺もだよ…』
と愛くるしい笑顔で言うと、ゆっくりと優しいキスをしてくれた。



ゆっくりとシャツのボタンが外されていく…

外す時の手はあまりに巧妙で、一つ一つ外されていくのを黙って見ていた。

全部外し終わるとゆっくりとシャツの下に指を進入させ、ツンと立った胸の突起に静かに触れた。

『んっ…ぁん…』

あまりの気持ち良さに体が震えた。

『ふふふ…乳首…感じやすいんだね…可愛いょ…』

…そんな恥かしい事言うなょ…と心では思ったが、その恥かしい言葉さえも心地よく体に響いた。

優太は手を休めずに俺の胸に顔を埋めた…
その瞬間チュッと突起を吸い上げてきた…

『ぃ…んぁ…はぁ…だめ…変に…変に…なっちゃうよ…』
頭が真っ白になりそうな位の快感…それまで堪えていた喘ぎ声も自然と大きくなっていた…。

『康のその声…たまらなく好きだよ…』
愛撫しながらも低い声で囁いた。

しばらくすると優太は舌を這わせ俺の下半身に向かっていた…

『あ、ちょっとまって…』
ズボンを降ろされるまえに俺は優太の行為を止めた。

『…え?どうしたの?』
彼は何故止められたのか戸惑っていた。

ニヤニヤしながら優太のスボンの盛り上がった所を触り、
『俺にヤらせて…』
と可愛くておねだりをしてみせた。

優太は最初キョトンとしていたが、状況が掴めたのか笑って…頼むよ…と呟いた。

ズボンを下げると優太のモノはボクサーパンツ越しにも形が分かるくらいビンビンにいきり立っていた。

『すごい…』
と率直な意見が口から漏れた。

どうしよかなぁ?と悩んだ。このままパンツを脱がして生で舐めてあげればいいんだろうけど…

ちょっとくらい楽しんで優太が悶える所も見て見たい…

と結論が出、俺は敢えてパンツのうえからゆっくりと焦らしながら舐めあげる事にした。


『はぁ…康…はぁ…』

ゆっくりとねっとりとした俺の舌使いに優太は悶えていた。

パンツが俺の舌の唾液で濡れて行くにつれ、モノの先端まで濡らしていないのに、ジワーと濡れているのが分かった。

『見て…優太…いやらしい液が出てきたよ…』
俺はそういうとやっとパンツを下げてあげ、ビクンビクンと脈打った優太のモノから雫が垂れてるのを確認した。

俺の言葉で優太は下半身を見ると
『気持ちよくしてくれよ…』と笑って囁いた。

ハムッ…!?

や、やっぱデカい…
俺はしゃぶりついたが、俺の口から余るほどの優太のデカさに再認識した。
でも昨日が無理矢理でイヤイヤだったぶん、今日はスンナリと口に含む事ができた。



ゆっくりと口を上下する…最初は少しずつ上へ下へと…回を増すごとに早めていった…。

『康…いいょ…はぁ…いい…』

どうやら優太も感じてくれてるようだ。俺は嬉しくて、もっと喜んで欲しくて、口の動きを早めた。

すると、優太のモノがビクビクと動いた…
『康…出そうだ…口離して…』

それを聞いても俺は口を離さず動きを止めなかった。

『あ…あっ…!』
優太が大きな声で悶えると、
ドクンドクン…と口の中に流れてくるものが分かった。

優太のモノから口を離すと口の隙間から白い液体が零れていた。

これが優太の…よぉし…
ゴクン…俺は思い切り飲み込んだ。

『ふ…俺の味はどうだ?』
息を整えながら優太は不敵に笑い俺に尋ねた。

『うぇ…美味しくない…』
美味しいとか言って愛らしく笑おって思ってたけど、これが率直な意見である。

『ふふふ…それは大人の味だ…まだ康には早いょ…』優太はニヤニヤしながらおちょくってきた。

なにお〜…と言い返そうとしたがその前に優太に押し倒されていた。

『そろそろ……いいか?』

耳元で囁いてきた…。ここと指で示された場所は昨日目茶苦茶にされた所。

昨日の悪夢を思い出しそうになった………

でも優太と一つになりたい…心も体も…

俺は頭によぎった記憶を必死に振り払った。

『優しく…してね…』
俺は小さく呟いた。━━━━━━━━━━━━

静かに指が挿入されていく。
強引ではなく、優しく愛撫するように…

初めは抵抗があった。心では一つになりたいって思っても体は正直で、進入を許さなかった。でも…
『力抜いて…』
と優太に優しく言われるとすんなりと指を受け入れていた。

『はぁ…はぁ…』
指を上下される度に段々と気持ちよく、もっと…というように優太の指を締め付けていた。

『康…ココ…俺のが欲しくて…たまらないみたいだょ…?』
締め付けたのが分かったのか優太は興奮していた。

『おねがい…キテ…』
俺はもう暴走していた。普通ならこんな恥かしいセリフ言いたくもない。でも今の俺は優太と重なりたくて…一つになりたくて…一生懸命優太を誘った。

今のセリフが優太の心に火をつけたのか、ビンビンになった彼のモノからまた雫が漏れていた…


ゆっくりと挿入されていく…
『んっ…ぁ…!』

普通にキツい…丁寧に広げられていても、優太の大きさはそれ以上だった。

『…大丈夫…?』
キツそうな俺を見て優太は心配そうにしていた。

『うん…ゆっくり…おねがい』
息を切らしながらも俺は答えた。

…本当は大丈夫なわけがない…そういうモノが入る為ではない所に入れているんだもん…
…でも、心配してくれてる事が嬉しかった…大好きな優太とエッチしてるんだって実感が沸いている。

優太はゆっくり入ってきた…奥まで入ると一瞬意識が飛びそうになった。

…だめだ…今日は最後までするんだ…
と心に言い聞かせ、一生懸命優太の脈を感じようと彼の背中に腕をまわした。

『…康…動くよ…』
優太は囁き、俺も小さく頷くと入っていたモノが内壁を擦り始めた。

『あ…んぁ…はぁ…』
激しいほどの快感…昨日は感じられなかったあたたかい快感…優太と繋がっていられている快感…全部の快感が俺の体に走った…。

『ヤス……』
『ゆう…た…』

お互いの存在を確かめるように二人は名前を呼び合い、熱い口づけを交わした…














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