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二人のイケない罰ゲーム
作:七海光



第4章 傷心の夜


気分良く今日は目覚める事ができた。

それも、キッチンの方でトントンと料理をする音と、味噌汁のいい香りが漂っていたからだ。

『あ、やっちゃん♪おはよ☆』
なんとも爽やかな…皇の笑顔が光ってるように見えた。

『おはよ☆なに?皇って料理とかするんだ?』
意外な一面を見て感心していた。

『うん♪たまにね☆味は保障しないけど…ふふっ』
いたずらな笑顔で言ってきた。
『え〜〜〜?』
と、冗談だと分かっていながらも、反応をしてあげた。


…皇のおかげで、昨日の胸の苦しさも無くなったし、今日こそは…

と心で決心をしようとした時、
『頑張ってね☆やっちゃん!』
と心の声が聞こえたのか偶然なのか皇が励ましてくれた…

朝飯も食べ出勤の時間になり、皇と俺は二人で家を出た。


━━━━━━━━━━━━━

会社に着くと意外にも優太が早く出勤していた。
皇にあたたかく背中を見送ってもらうと、心を決め、優太に近付いた。

『あの…優太…』

俺が話かけようと口を開いた瞬間、優太は黙って立ち上がり苛立った様子だった。

『優…太?』
どうしたのか分らずにいた。
え?…なんで苛立ってんの?理由がわからず黙って、次の行動を待った。

しばらく見つめ合っていると優太が口を開いた、

『ちょっと来い…』

声のトーンもいつもと全然低くい…

無言のまま優太についていくと、また誰もいない資料室に向かっている事が分かった。

…なんだ…我慢できなかったんだ…イチャイチャできなくて苛立ってたんだな?…
前回は拒んでしまったが今回は受け入れよう…と覚悟をして中に入った。

…………入った瞬間、急に肩を掴まれた。

生半可なモノではなく…力強く…もっと違う…殺意のあるくらいの力で押え付けられた。

『……っ!?』
俺は驚いた…いつもみたいに二人でいる時のモードに入るかと思いきや、怖い表情でガッシリと肩を掴まれて足がすくんでいた。

『のう…こに……た…』
優太は小さな低い声で囁いた…

『…え?』
聞き取れず聞き返した。

すると優太はキリッとした顔のまま大声で
『昨日どこにいたって聞いてんだよ!』

一回で聞き取れば良かったと思うくらい、二回目はトゲトゲしく大きな声で怒鳴ってきた。

すくんで返す言葉が出て来なかった。

『昨日…何回も電話したのにお前は出なかった…。不安になってお前の家に行ったけどいなかった…なぁ…どこにいたんだ?隠れて誰かと会ってんのか?』

俺は正直、ビビりはしていたが反面嬉しさも込み上げていた。

…必死になってくれてたんだ…

でも喜びはしたが、この様子では『昨日後輩の家に泊まった』なんて言えば、皇がどうなるかわからない。

そう思い、
『どこにいたっていいだろ?そこまで縛れたくないんだけど…』
と冷たい言葉を言ってしまった。


それを聞いた優太はプチンとキレたんだと俺は気付いた…

『へぇ…言うねぇ…生意気な口をきくのは…この口かぁ…』
と優太はニヤっと笑い、顔をガシっと掴まれた。

ヤバイ…言い過ぎた…
後悔をするにも遅すぎた。

そのまま顔を掴まれた状態で、優太のモノがある高さにひざまずかされた。

…まさか…

予想は的中した…

優太は黙ってズボンを下げた。

『い…いやだ…』
必死に抵抗しようとした。


『やめて欲しかったら、謝れ…そして昨日何してたかを教えてくれ…』
と優太は要求してきたが、謝るつもりはないし、皇の事を言うつもりもない…

『…絶対言わない…』
強気に言ったが、次にくる行動が目に見えていた。

『口応えして…そんな事言えないようにしてやる…』

優太はそういうと…いきり立った自分のモノを無理矢理俺の口に入れてきた…

タダでさえ大きかったモノが俺の口の中で脈を打ちながら大きくなっていくのが分かった…

苦しい…

まさかこんな状態でこんな事をするとは思ってもみなかった…

ホントはもっと優しく…愛のある事をしたかったのに…

完全に暴力だけのモノになっている…ジュポッ…ジュポッ…

優太は俺の頭を掴み何度も喉の奥まで突いてきた…

いつの間にか涙が滲んでいた…苦しいだけじゃなく、分かり合えない事、ホントの事を言えない事…それらが重なって悲しくなった…

だから俺は黙って時が過ぎるのを待った。彼が諦めるまで…

優太は前の時とは人が変わったように、優しい言葉もかけてくれず、黙々と自分の性欲を俺にぶつけていた。

今の状態で優しい言葉をかけられても嬉しくもないけど…

ふと気付くと優太は突く速さを強めていた。

…やっと拷問が終わる…
そう思った矢先に優太は突くのを止め口からモノを離していた。

『げほっ…げほ…はぁ…はぁ…ん?』
なんで止まったのかわからずにいた。

『こんなんじゃ…答えないんだろう?…』
ボソっとそういうと優太は俺を押し倒しズボンを下げた。

『バカ…それは…だめ…』
優太の濡れた指の第一関節が小さな蕾に入ってきた。

『ばか?…ホントお前…口が悪いな…』
小悪魔な笑いをしながら言うと第2関節、指の付け根と奥まで進入してきた。

『んぁ…あ…い…いたい…!』

開発されてないそこは、指一本でも苦しい位キツキツであった。

『気持ちいいんだろ?もっと欲しいんだろ?』
そういうと優太は中に入れた指を掻き混ぜるように動かした。

『ぃや…あ…だめ…動かさないで…』

気持ちよくなんてない…ただ怖いだけ…意識が飛ぶのであれば早くとんでほしい…

目を瞑って事が済むのを待っていると指が抜かれ違うモノが押しつけられていた…

『い…い…いやっ…んっ…!』
抵抗する暇もなく優太のモノの先端は小さな蕾に進入していた。

ろくに広げてもないそこは、はち切れんばかりのモノを受け止めるには小さすぎて…激痛が走った…

『んぁっ…い…たい…い…たい…よぉ…』
抵抗の言葉も出ずに痛さだけが言葉にでた。

それでも優太は進入を止めなかった。

ゆっくり…ゆっくりと奥へと突進んでくる…その度に激痛が俺を襲う。

根元らへんまで入ると動きを止めた…

それでも中ではビクン、ビクンと脈打ってるのが分かる。
『やめて…ゆ…た…い…たいよぉ…』
消えそうな声で聞いたが、反応はなかった、その代わりに腰をゆっくりと動かし始めた…

内壁が擦れる度に痛みが込み上げる。

『はぁ…ぃ…んぁ…んっ…』

痛みで息遣いも荒く喘ぎ声のようなっていた。

それを聞いた優太は興奮したのか、中でビクンと大きく脈打つとスピードを早めた。

『この野郎…感じやがって…グチャグチャにしてやる…』

久々に聞いた優太の声はさっきよりもっと低くく、明らかに俺を責め立てるように陰湿な感じに聞こえ…目からポロポロと涙が零れていた…

『ひ…ご…ごめん…なさい…ひっ…ごめ…なさい…』

あまりに怖くあまりに一人ぼっちと感じでしまい優太に抱き付いて謝っていた。

それを聞いた優太はガッシリと掴んでいた手の力を弱め、静かに中に入ってたモノを抜いた…

『…なんてこと…しちまったんだ…俺は…』
優太は俺がすすり泣いてるそばで我にかえっていた。
俺はずっと謝った…

『ごめんなさい…ごめんなさい…』


━━━━━━━━━━━━━

優太の指示で俺は早退をさせられていた。

まぁ、あの状態では俺も仕事ができなかっただろうけど…。

でも…初めてのエッチがあんなズサンなモノになるとは思ってもみなかった…

まだヤられた所が痛くて、あの時の優太の顔を思い出すと心も痛くなる…

結局俺一人の勘違いだったんだ…

考えてみると…ただ俺が理由も聞かず嫉妬して、混乱して被害を増やしていただけだったんだ…

頭が真っ白になりながらずっと部屋の天井を見つめていた。




…その夜、『ごめん…』と一言だけ書いてあるメールが届いた………………












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