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笑って。

作者: 彩

「君が楽しそうにしてるとやっぱりクラスが違うんだって実感するんだ。」


そう言われてそうだね、って返した。


次の日君からわかれようってメッセージが来ていた。


あれは君が出した寂しさのサインだったのに私はそれに気づくことが出来なかった。


それから考えてたら、前に


「話しかけに来てよ。」


って言われた。私ははずいからやだよ、って返した。


それは君にとって私への最後のチャンスやったんやな。

クラスで辛いことがあったって聞いて、話を聞いてほしかった、ってあとからきたメッセージで知った。


私は愚かだ。

最低だ。

人の気持ちも考えられない、くずだ。


もう死にたい。

あんなにも私を大切にしてくれたあなたをきずつけていたなんて、もうどう償うこともできない。


「大好きだけど、もう辛いんだ。」


そのメッセージに返信出来ずにいる。

見たら涙が止まらなくて、文字が打てなくなる。

声を押し殺して泣けなくて沢山親に大丈夫?と言われた。


このままなにもなかったかのように過ごせば、君は私にまた笑ってくれるのだろうか。

おはよう、といつも通りに挨拶をしてくれるのだろうか。


これはあまりにも私の自分勝手だね。



明日君にあったらちゃんと返事を言うからね。










「おはよ。」


いつもの集合場所にいない君をわたしはいつまでも待つだろう。

フィクションかな?

ノーフィクションかな?

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