ブックリスト登録機能を使うには ログインユーザー登録が必要です。
他のサイトで投稿していたのですが、個人的な理由で消去いたしました。
そのサイトで別作品を現在書いているのですが、そこの作品での感想で、また読んで見たいというリクエストがあり、現在書いている作品とイメージが異なるのでここに書かせていただくことにしました。
そちらの話はワルド子爵を主人公にしたものです。興味がある方は、同じ作者名で投稿しているので、検索すれば見つかると思います。

なお、本作品は作者の連載処女作となります。


主人公は『ゼロの使い魔』にでてくるワルド子爵の弟として転生してきます。

主人公は原作知識をもっている為、視野狭窄におちいっている部分があります。
そのあたりは生暖かくスルーしてください。

オリ設定、ご都合主義、多数のオリキャラなどを多分に含みます。
オリ主人公の1人称形式で書いている為、ルイズ、サイトの活躍場面が少なく、原作(ライトノベル版)を読んでいることを前提に書いている部分が多数あります。

作者に文才がないのは自覚していますが、書いてみたいと思って書いてみました。


構成は次のようになります。

前書き(本文章)

プロローグ

第一部 思い出編
 原作(ライトノベル版)とどのようにして変わっていったのか、原作開始前までを日記/レポート風で会話がほぼないスタイルにて書いています。

第二部 仮想敵は兄
 原作(ライトノベル版)第1巻の話になります。

第三部 いざ本番
 原作(ライトノベル版)第2巻アルビオン中心の話になります。

あとがき


以上のような物でもかまわないのであれば、本文をお読み下さい。

該当サイトでは皆様のご支援をいただきながら、好き勝手に書いていました。
プロローグ
日野正人ひのまさとは長期出張から帰ってきて、久々の我が家に戻って妻と息子、娘との夕食を楽しんだ様子の後、風呂に入った。
ワインをたしなみながら、趣味でもあるネットの2次小説を読んだ後に眠った。

翌朝いつまでもおきてこない夫をおこしにきた妻が、夫の状態に気がつき悲鳴をあげた。










―――――暗転。










日野正人は、眼を覚ました。

眼がよく見えません。
瞬きをしてみると、暗くなったり明るくなったりは感じます。

体を動かそうとするが何やら動きません。

妻に「おーい」と声をだそうとしたら聞こえてきた声は「おぎゃー」。
もう一度声をだすとやはり「おぎゃー」。

その後はよく覚えていません。後から考えればパニック状態にでもおちいっていたのだろう。

背中を『とんとん』たたかれる感じがして、口に何かをふくまされた後、無意識に吸ってしまったが、なにやら飲み物のようです。
それを飲みつつ、人肌と「トクトク」という音が聞こえてきます。
その音に安心感を感じて、いつの間にやら意識を失った。



次に眼を覚ました。

この時も、やはり眼がよく見えません。
自分の出す声も「おぎゃー」としか聞こえません。

冷静さをとり戻して考えます。
この状態はよくわからないが、どうやら赤ん坊のようです。

自分の記憶では、長期出張から自宅へ帰ってきて自宅で寝たところまでは覚えています。
それと赤ん坊の状態でいる事から憑依か、前世をはやばやと思いだしたのか、それともネットでの転生という分類にされるのだろうかと考えます。

考えこんでいたら、なにやら女性らしき声がこちらに向かって声をかけているようです。
声を聞いていたら少なくとも日本語でも英語でもないが、名前らしきものをといかけられているようです。

この赤ん坊状態の自分の名前は『エル』らしい。

他にも固有名詞らしき音は聞こえたが、人物名なのか「あなた」とか「お母さん」とかに相当するのかはわかりません。
しかし、時間が解決するだろうと思っていたら眠ってしまったようです。



しばらく寝たり起きたりの日々を繰り返しました。

まだ手足は自由に動かしたり、声も「おぎゃー」以外にだせないが、眼は見えてくるようになるのを感じます。
そうなると声と眼でおうことのわかる範囲で、人間の関係がわかってきます。

母親だと思っていたのは乳母でエレーヌ、自分の兄がジャン、父の名は、はっきりしません。
しかし客がではいりしている時の呼ばれ方からみると家名がワルドらしい。
横で一緒に乳を飲んでいる乳兄弟がベルナール、乳母の娘でカメリア、執事がジャン、メイドは2人で年上がオランプで、年下がマリーとわかります。

母親はどうしたのだろうと思うが、この時点でははっきりしません。
文明のレベルが不明なので、遠くの病院で入院しているのか、あるいはもういないのか。



また、寝たり起きたりの日々を繰り返しました。

魔法というものが存在することがわかった時は驚きましたよ。
その時は多分、ポカンと口をあけて見てたのではないかな。

最初は知らない発達した技術力か、超能力(ESP)とも思いましたよ。
しかし、魔法だと思ったのは家の中があまりにも技術を感じさせるものが見えないのと、物を動かしたりする時に限って言葉を言ってたのを見聞きしたからです。
あとで、杖にも気がつきましたよ。

化石燃料が無くなり、エコ生活を求めていって、魔法という技術を身につけたのかと考えます。
しかし魔法を使えるのは、どうも自分の家族と執事や乳母の家族だけでメイドはできないように見えます。

自分で質問できないのがもどかしく感じます。


それとこの身になってちょっと安心したのは、お風呂で自分の股間に男の子の印がある時は安心します。
二次小説のTS物で女性になるっていうのがあります。
自分がそうじゃないことに本当に安堵あんどします。


こうやって時間をかけて思った自分の死因は、多分過労死か突然死だったのだろうなと思いつきます。
ちょっと長期間の出張だったし、残業も多かったし、そのせいだろう。
残していった妻や子ども達を思うと切ない気分になることもあります。
しかし、家のローンは死亡すればちゃらになるし、昔からかけていた生命保険、学資保険も妻が申請し忘れしなければ、ほどほどの額が入ってきます。
妻には悪いがパートかアルバイトを始めれば老後もそれほど気にかけることはないだろうと考えます。


けど、少しウツな事があります。

それは下の世話になる事です。
下の介護を受ける人の気持ちがわかったような気がします。

はやく、この状況から抜け出したい気分です。



もう少し眼がはっきりしてきた。

月が2つあることがわかったのです。赤と青の月があります。
そっか、地球じゃないんだとわかりましたよ。
地球から移住が可能な他星系にきたのかなと思います。
そうだとすると、死んでから転生まで何百年以上たったのだろう。
しかし今は情報収集したくても自発的に動けないので、どんな魔法があるのだろうと楽しみにしたり前世のことを思いうかべたりしています。



少しばかり、動けるようになった。

最近のお気に入りは、首をつかって、ごろごろ転がることです。
こうすると、この赤ん坊の状態でも移動できます。
そうはいっても部屋の中だけで、乳母と同じ部屋にいる事も多いので、あちこちにはいけません。
それに、じゅうたんの上はいいけど、石の上は痛いので、結局動ける範囲は多くはありません。

それでも動けるっていいなあと思います。



ある日のこと。

父と兄はラ・ヴァリエールという人のところに行ってくるらしいのです。
あくまで、今わかる言葉だけをつないでいってるだけなので違うかもしれません。
何か聞いた名前のような気がします。しかし思い出せません。
まあ、前世で読んだ本の中での外国人の名前だろう。



最近はおすわりがきちんとできるようになった。

絵本を見せてもらいながら読み聞かせてくれるのが楽しみです。
一番多く読み聞かせてくれるのは乳母だけど、執事もたまに読んでくれます。

その本の中で【ブリミル】と聞いた時はちょっとショックです。

そう【ゼロの使い魔】の世界の中に来たことに気がついたのです。
しかも自分の家名はワルド、嫌な予感がします。
はじめはロリコン、あとではマザコンと二次小説で書かれたワルド子爵を思いうかべます。
この前、聞いたラ・ヴァリエールもルイズの家名でなかったかな。

ワルド子爵とルイズのフルネームを思い出せないのが痛いと感じます。
まずは、爵位と年代と、ラ・ヴァリエール家の家族構成を知りたいと切実に願います。



1歳をすぎた。

固有名詞ならしゃべられるようになったが、あいかわらず自分の家の爵位が不明です。
発音はわかるが、意味がわかりません。
言葉の種類が少ないのでどう質問しようかと悩んでいたところ、肝心の情報がきました。

『ルイズ』『誕生』

自分の死亡フラグがきたと感じます。しかも数年以内の話だろうと思います。

だって、原作って確かワルド子爵は、自領に家族がいない状態で離れていったのは覚えているのですよ。
そういう意味では、自分だけでなくて今の父もそうなのかと考えます。

ちょっと本格的にウツです。



少し時がたった。

冷静に考えることができるようになります。

本の中に入るって、すごく変ってことだって思いなおしたのです。
理屈では『ゼロ魔』を読んでいる人達の無意識の領域に自分がはいってしまったとか『ゼロ魔』と類似の平行世界、並列世界、次元世界、異世界でもなんでも良いのです。
そういう世界や自分が夢を見ているだけという可能性もあると考えたのです。

けど、これ以上考えても無駄だと悟ったのです。

確か昔の偉い人が『我思うゆえに我有り』とか言っていたと思います。
とりあえず、自分はここにいます。
それに『一寸先は闇』という言葉を思い、人の死はいつでも突然襲ってくる可能性があることを思いだします。

今は、今できることを全力でやってみよう。



*****
あとがき

主人公は、オカルト、SF、ファンタジー系の読書は少なくともしています。


+注意+
・特に記載なき場合、掲載されている小説はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
・特に記載なき場合、掲載されている小説の著作権は作者にあります(一部作品除く)
・作者以外の方による小説の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この小説はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この小説はケータイ対応です。ケータイかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。
小説の読了時間は毎分500文字を読むと想定した場合の時間です。目安にして下さい。