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おはよう・・登校?
ザクザク・・


刺される俺
恍惚の表情で刺してくる女子


ザクザクザクザク・・・・


夢だとわかってても、痛みはないとわかってても気持ち悪い



「うーん・・・・はっ!?」



「俺」は目覚めた。



「ここは・・・どこだ・・?」



前ページでも同じこと言った気がする。
前と違うのは硬い土の上ではなく柔らかいベッドの上だった。


「この嫌な臭い・・・・保健室か」


だって棚に薬品がズラリとあるんだし
それよりさっきから肌寒い。いくら平均高校生の肉体を大きく超えたマッチョ・・・まではいかないが引き締まった肉体だろうが上半身裸なら普通寒い


「って何で裸なんだ・・・・・っと、あったあった」


すぐ脇に折りたたまれてる自分の制服に手を伸ばし引っ張って取ることにした


『ピチャン』


「あん?」


何か液体が垂れたような音がすぐ近くから鳴った
具体的に言えば俺の着ていた制服から垂れた・・・・だったが


「ペンキ?真っ赤なペンキ・・だと?」


俺の制服は『ペンキ』がベットリ付着していた。






「たち悪~いたずらにも程があるだろうが」


と、言いながら制服をゴミ箱にシュート(外れて入れなおしたのは内緒だ)し掛けてあった白衣をパクッた。


「ふっ・・・・白衣の姿も似合うぜ」


決まってもないのにかっこつけた俺はいざ行かんと歩を進めようとする・・・・と声が掛かった


「ちょっと待ったぁぁ!!」


うるさいだろうが、そんな近くなら叫ばなくても聞こえるだろ、注意することにした


「うるさい」


「んだと!?」


どっからか斧みたいなものを出し喉に突きつけてきやがった。


「すいませんでした」


自分でも思う、なんてヘタレ・・・・・しょうがないじゃん
こちとら武器なし素手、相手リーチ長い大斧(ハルバート?)という圧倒的な不利だぜ?


「ったく・・・いちいちわずらわせんじゃねぇよ」


「・・・・・・」


文句言いたいが言えないこの理不尽さ・・・・だけど何も言わない殺されるから


「さて本命だが・・・・・てめぇ・・・俺らの仲間になれ」


(嫌です)


「仲間?どういうことだ」


拒絶すると何されるかわからないため質問することにする


「あ~、そこからか、いいか?一回しか言わないからちゃんと覚えろよ」




曰く

この世界は死後の世界である

彼らはこの世界で生き残るため戦ってるらしい

相手はあの少女らしい

ちなみに生徒会長らしい

この世界では怪我などでは死なないらしい

彼ら以外の人間はNPC・・・つまりコンピューターキャラクターみたいなもので彼らと同じ行動や生活をすると消えてしまうらしい




「消えるってなんだ?」


「そのままの意味だ、綺麗サッパリなくなっちまう。存在が消えちまうんだ」


「それが嫌だから戦ってるのか」


「当たり前だろうが」


「それでたった一人の女の子を襲ってるんだな」


「女の子だぁ?」


はっ!と馬鹿にしたようにはき捨てると奴は


「あれは人間じゃねぇよ化け物だ」


・・・・・・なぜだろう、無茶苦茶こいつを殴りたい・・・否殺したい


「化け物・・・だと?」


「ああそうだ。俺らをこの世界から消そうとする化けもんだよ。お前だって一回殺されてるんだぜ?」


「なんだと!?」


「そのゴミ箱の小胸に穴開いた制服にこびりついてるのはてめぇの血だろうが」


ペンキじゃなかったのかこれ
思い出せば冗談言って刺されたな俺


「で?どうすんよ?」


「・・・・・・・・」


正直言うと死ぬのや消えるのはゴメンだった・・・だけど



「いや、俺はいいよ」


「あ?死にてぇのか?」


いちいち斧突きつけんなよ・・失禁しちゃいそうじゃないか


「いんや、死にたくもないし消えたくもないな」


「は!?矛盾してんぞお前」


だろうな
消えたくないなら仲間になるのが普通だろう


「だけどな?たった一人の少女を相手にするほうが嫌なんだ」


「うわ・・・・キモ・・・さむっ」


言うなよ・・・自分でもわかってるんだから


「つーわけだから」


「どういうわけだよ!勝手にしろ!!」


厭きられたのか保健室から出てった。
そういや名前聞いてなかったな、ま、あいつの話じゃすぐにでも俺は消えるんだろうし関係ないけどね



「とりあえず外でるか、幸い後少しで三時間目らしいし」


保健室の時計の横に時刻表がある間違ってはないだろう・・・・その前に


「怪我したりしたらやばいからな・・・・いろいろパクッとくか」


絆創膏、消毒薬、包帯、治療針、PSP・・・・PSP?


「おっ!ラッキー先生机にPSP隠してやがる」


この世界ではコンピューターキャラなんだからパクッても大丈夫だろう
いわゆるあれだ・・・・『勇者は壺を覗き込んだ・・・なんとちいさな〇ダルを手に入れた』みたいな?


「ソフト無しとかいみわかんねぇ・・・まぁ探すか」


「何を探すの?」


「・・ッ!?」


聞いたことのあるソプラノ調の綺麗な声
振り向いた先には斧の男が化け物といっていた少女、生徒会長がいた


「な、なんでここに?」


「様子を見に来た」


ええ子や!!自分が刺したとはいえ見知らぬ男子を気遣うなんてほんまもんのええ子や


「後、授業始まっちゃうかららん君を呼びに来たの」


「へ~俺の他にだれかいたのか」


まずいな・・・・PSPはそいつのかもしれん


「・・・・?何いってるの?」


・・・・反則だぜ・・・・・首傾げんな可愛いすぐる


「いや、だから俺以外にも保健室で寝込んでた人がいるんだろ」


「(ふるふる)・・・貴方だけ」


「え?でも今、らん君・・・って言ってたじゃん」


「貴方の名前・・・・昨日言ってた」


いいえ、私は言った覚えがございません。確か『知らん!』てちゃんと言ったよな


「でも・・・昨日(ごそごそ)・・・・・はい」


そういって指し出してきたのはどの学校にもある生徒手帳。俺はハラリと中を流し読みしていく。不意に嫌なものが目に止まった




『3年*組   本名  らん








そうきたか・・・・・


「いやいや俺はどこの中国人ですか」


「ちがうの?」


違います。それにいつの間にここの生徒になったんだ俺は?・・・・ただ名前があるというのは都合がいい、ありがたく頂戴しよう


「いいやまちがっちゃいないがな」


「そう」


一瞬安堵の顔をしたのを俺は見逃さなかった・・・・てか彼女俺の名づけ親?ww


「そんなことより授業いいのか?」


時計をみると・・・後三分しかない」


「遅れちゃ駄目、行きましょう」


「へ~い」


特にやることないから彼女に付いて行くことにした。






「ここの式には・・・・」


彼女についていった先・・・俺には地獄だった。
俺はスポーツ推薦で入学したんだ頭は悪い・・・・つか同じクラスになってた。何したんだろうか



「それでは嵐君?この式を解いてください」


「あん?」


『X/60+X/50=33』


無理です。正直足し算すら怪しいこの俺様・・・・なんだこの怪文章は


「わかりません」


「全く!嵐君はしょうがない子ですね、いつもいつも」


先生・・・俺今日が初授業ですが?なぜ前からいたような台詞を・・・・


「では変わりにたちばなさん」


「はい」


俺の次に呼ばれたのはあの子だ、さてお手並み拝見


「まず 分母の60と50の最小公倍数300を両辺にかけます。

300(x/60+x/50)=33*300
300x/60+300x/50=9900
5x+6x=9900
11x=9900
x=900      A X=900]



すげー何言ってるのかも書いてるのかも意味ワカンネ


「はい、さすが生徒会長ですね。ありがとうございます席にお戻りなさい」


くそう・・・・学力じゃ勝てる気がしないぞスポーツで勝負だ



四時間目体育


きたぁぁぁ俺の時代
しかも種目はマットや鉄棒!元の世界では体操部としてなかなかの活躍をしてきたんだ流石に素人には負けん


「次は・・・お前だ嵐!」


呼び捨て+お前呼ばわりとは・・・・俺はこの世界でどんなポジショニングなんだ


「よし」


鉄棒・・・つまり体操競技は実に興味深いものである
基本中の基本「逆上がり」などでもできない人が多い・・そんな中俺はオリンピックでもだせるような技を出した。


『これが・・・ムーンサルトだぁぁ!!』


おおおおお!!!という歓声が耳に響く・・・・うーん心地いい・・
ムーンサルト「後方2回宙返り1回ひねり下り」は技としてかなり難易度が高いがそのぶん美しいのだ



「ふっ・・・決まった」


俺の番が終わり悔しそうにしているマッチョ先生を置いて女子種目をみる。運がいいのかたちばなの出番だった。


(流石に俺には勝てないだろうがいい技をだしてくれるだろう)


「次!かなでさん」


「はい」


いま思うとこの世界の女子レベル高いなぁ・・・・生徒会長なんか整いすぎて怖いくらいだし。つか俺のライバル多すぎ、おい男子共!他の女子にしろ!かなでは俺が狙ってるんだ


「行きます」


おおおおおおおおおお!!!!!!!



歓声が俺より凄い(俺の声も入ってる)
つかかなで半端ない・・・・・スペック良すぎ頭良くて女子で前転跳び2回宙返り半ひねりは無い俺でも無理


音でたとえるなら俺は「ビュンビュルルン」
彼女は「ヒュンシュルルン」


これは卑猥な妄想じゃないぞ例えだ



精神どん底に落ちた気分のまま世時間目は終わりをつげた




続く?
やっちゃった(笑)

私の妄想力もやればできるね


ていうかですね?
問題の数式・・・頭にひょいと浮かんだので難しいのか簡単なのかいまいちレベルがわかりませんww

あ、体操は楽しいですよ皆さんもいかが?笑


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