#001:蒸気機関
中世ヨーロッパ風ファンタジー世界に蒸気機関は成り立つのか?
私の意見は、難しいの一言。完全な否定も出来ないし、肯定も出来ない。
現実世界で、蒸気機関が発達したのは産業革命(18世紀から19世紀)の頃、中世といったら、初期(500年頃~1000年頃)、盛期(1000年頃~1300年頃)、後期(1300年頃~1500年頃)。
200年以上のひらきがあり、技術レベルにおいてはかなりの差があると思われるが、魔法があるといわれるとその差がどこまで縮まるか予想が出来ない。
ただ、何でも魔法で済ませると、今度は蒸気機関を開発しなくてもよくなってしまう。
魔力を動力に直接変換してやれば、火と水を介する蒸気機関より効率のいいものが出来上がるだろう。
蒸気機関のような大掛かりな機械が魔法で動いているというのはよくあるが、蒸気機関が出てくる中世ファンタジーを私は知らない。
水と燃料を用意し、常に監視が必要という点が、登場させ辛くしているのだろう。
「無限に湧き出る水」と「永遠に燃える火」を用意できても、監視が必要なことには変わりない。
「無限に湧き出る水」や「永劫に吹き付ける風」があれば、これ1つで水車や風車を回し続けることが出来るし、「スケルトン」や「ゴーレム」で永久機関がすぐに作れる。
ファンタジーが何でも有りだとしたら、蒸気機関なんて必要ない。
蒸気機関を出したいのであれば、魔法の無いまたは制限された世界である必要があるのではないだろうか。