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カラスが鳴いたら
作:川端 佳祐



 あらすじ
長い間、みんな忘れていたちょっと甘酸っぱい恋。中学生の頃、誰もが経験した若い恋のお話。学校帰りに公園によって他愛もなく過ごす日常。


 Nコード
N2045A


 文字数(読了時間)
3353文字(約7分)


 種別
通常小説[連載完結済作品(全5部分)]




 ジャンル
恋愛

 キーワード
恋愛 中学生 


 出だし150文字
夏の夕暮れは、昼の間せわしなく鳴いていた蝉の声がやむ頃に始まる。ついさっきまで、砂場で遊んでいた子供が帰り、公園はやがて段々と朱色に染まる。僕らは、公園を下る階段の半ばにちょこん、と座っていた。少し近くて、耳を澄ますと美佳の心の音まで聞こえてしまいそうな、距離。特に話すこともなくて、二人とも




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