1941年の冬、突如日本海軍がアメリカ太平洋艦隊の根拠地であるパールハーバーに奇襲攻撃を仕掛け、その後日本は連合国に宣戦布告した。同盟国に襲った悲劇にイギリス東洋艦隊艦魂司令部は騒然とした。宣戦布告なしで奇襲攻撃をした日本に対し激怒するイギリス艦魂達の中、たった一人、親日派である戦艦『プリンス・オブ・ウェールズ』の艦魂だけは日本との戦争に心を痛めていた。そんな彼女に与えられた任務はマレー半島に上陸して来る日本軍の上陸阻止作戦を頓挫させる事。僚艦・巡洋戦艦『レパルス』と共に出撃した『プリンス・オブ・ウェールズ』に日本航空機が襲い掛かる。大艦巨砲主義時代の閉幕となったマレー沖海戦が、今始まる。
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N2017D
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11854文字(約24分)
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通常小説[短編作品]
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戦記
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「日本がパールハーバーを襲っただと!?」一九四一年十二月八日正午、イギリス東洋艦隊の根拠地であるシンガポール基地に突如入った同盟国の悲報に、イギリス東洋艦隊艦魂司令部に衝撃が走った。「一体どういう事!?」戦艦『リヴェンジ』の艦魂が報告に来た駆逐艦艦魂である水兵の少女を睨むようにして怒鳴った |