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ドクタースランプ
近所に住む中学生の女の子の話。


彼女は一見するとまるで小学生にしか見えないが、とてつもなくパワフルだ。

以前僕が家の近くを散歩しているところを彼女に見つかった。

見つかってしまった。


「あっ、お兄ちゃん!」


500mほど離れた場所から土埃を巻き上げながら物凄い速度でこちらに走ってくる。


「キーーーーーーーン」


「ミ…ミゾレちゃん!?」


彼女の名前は則巻ミゾレちゃん。

ミゾレちゃんはキーンとゆう謎の擬音を発しながら、その速度を落とすことなく、僕に体当たりしてきた。

僕はそのまま重力を無視した吹き飛び方で後ろの山に激突した。
山には僕の身体と同じ型の穴が空いていた。


「んちゃ!お兄ちゃん!」


「…んちゃ、じゃないよミゾレちゃん…お兄ちゃんを殺す気かい?」


僕は服がボロボロになり、歯が何本か折れてしまった。


「お兄ちゃんおもろいおもろい!見て見てー」


ミゾレちゃんは地面に向かってパンチした。

地面が割れた。

地割れの深さはまるで地球が真っ二つに割れてしまったんじゃないかと錯覚する程深かった。


「こらミゾレちゃん、いきなり地面を叩いたりしちゃダメじゃないか!めっ!」


僕はミゾレちゃんの頭を軽く小突いた。

ポロッとミゾレちゃんの頭が首から落ちた。

…落ちた。


「ーーーーーっ!!?」


「ほよ?首取れちった」


「ぎゃああぁあぁぁあー!」


僕はミゾレちゃん程ではないにしろ、物凄い速度をもってその場から逃げ出した。


彼女の名前は則巻ミゾレ。

棒の先端にピンク色のウンチつけて追いかけてきたり、人間離れした身体能力で破壊の限りを尽くす、できれば関わりたくないタイプ女の子である。

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