手首を少しナイフで、傷つけてみる・・・血が筋を引いて床に落ちる。
血は、なんだか不思議だ。血は、おもしろい・・・・俺は、血というものが好きだ・・・
誰か他の・・・血を見たい・・・
授業は進められているが・・・そこには参加しない・・空は、青く澄んでいる。
2羽の小鳥が飛んでいる。チャイムが鳴る・・・
空がオレンジに染まっていく。今日も、授業は、あんまり聞いていない・・・
私は、机の中からノートを出して鞄に入れる。もう、教室には、誰もいない・・・
俺は、ゆっくりと階段を上って教室に向かう
私は、机の中身を確認して教室を出るためにドアの前に立つ・・・
誰かにぶつかってしりもちをついた。あまりの衝撃に声も出なかった・・・・。
「ごめん・・・」低い声が聞こえた、立ち上がって確認する。
クラスメイトの有樹英がいた。
誰かにぶつかった・・・相手は立ちあがってこちらを見た・・・
彼女は山里香、クラスメイトだが、話をしたことがない。
「大丈夫か山里・・・すまなかった、もう誰もいないと思っていたからな・・・」
「いいよ、こっちこそ、ごめん。じゃあバイバイ・・・」
横を山里が歩いていく「ばいばい・・・」花のようないい香りがした
夕焼けに染まるこの教室で俺は、恋に落ちた。
私は、前々から彼のことが気になっていた・・黒板の方を向くとそこに彼がいた。
だから私は、たいてい外を見る。これを恋と言うんだろうか・・・?
初めて声を聞いた、低い声で暖かくて心地が良かった。
眠れなかった。目をつぶると彼女の顔が映し出される。
坂道を上る・・・後ろから声をかけられた。
「おはよう、有樹くん・・・昨日は、ごめんね。帰っちゃって・・・」
「おっ・・おはよう山里・・いや、昨日は、全然・・・俺の方も悪いんだし・・・」
「香で、いいよ。私も英って呼んでもいいかな?あと、今日放課後教室で話しない?」
彼女の発言に少しびっくりした
「じゃあ、放課後教室で待ってるよ・・香・・・」
「うん、じゃあね・・・すぐる・・・!!」
そういうと彼女は、歩いていった・・・放課後が、待ち遠しかった・・・。
そして放課後になった・・・
クラスメイトたちが机の中身を鞄に詰め込んで教室から出て行く・・
そして、俺と彼女だけになった。
「教室に残っていてくれてうれしい・・・ありがとう英・・・」
彼女は、太陽のよな笑顔を見せてくれる・・・。
「いいんだよ俺もけっこう暇だし・・それに話したい事色々あるし・・」
色々と話したあと、唐突に言ってしまった
「あのさ、突然なんだけど・・・俺と付き合ってみない?」
・・無言・・・静かさに支配された教室・・・彼女は、やっと返事をくれた・・・。
「はい・・」
もうあれから2年か・・・私は、町で理科の先生にあった。先生が、おごってくれると言ったので喫茶店に入る
ああ、彼女の血を見たい・・・・・
そしてやっと彼女に近づくチャンスを得た本日12月22日クリスマスまであと3日・・・
俺は、彼女に睡眠薬を入れた飲み物を渡す、それを飲んだ彼女は、眠たそうになり・・・
背中が痛い・・・・・ここは、どこだろう・・先生と会ってそれからどうしたんだっけ??
「目ぇ・・覚めたか・・・」声は、先生だった・・・
「先生・・どうしてこんな事をするんですか?」手足の自由は無いただ、声は出せる。
「俺の物になれ・・・あいつと別れろ」
「先生、何言っているんですか・・。私は・うっ・・・」
先生が私に何かを刺した、赤い物があふれていく・・
クリスマスまであと2日、だけど・・彼女と連絡が付かない・・
“町で、先生がおごってくれる!”という、うれしそうなメールを見たのが最後だ・・・
その先生に電話してみる・・・
『もしもし、先生、有樹です・・・聞きたいことがありご自宅に行ってもよろしいですか?』
『ああ、有樹か・・・いいぞ何時からでも・・・』
1時間くらいして先生の家に行く【ピンポーン・・はい、有樹くんですね、どうぞ。】
インターフォンから先生の声が聞こえる・・・
一応予備で、ナイフを隠し持って・・「お邪魔しまーす・・・。」
片手で、携帯のコールを押す・・・するとどこからか彼女の携帯の着メロがきこえてる・・
彼女がここにいる・・・!!
「先生、香ここにいますよね・・・返してもらいますよ・・・」
「ははっ、知っていたのか・・・さあどうしようかな・・・」
先生の言葉が耳の中で何回も響く・・そして沸々と怒りがわいてくる・・
「おまえの物じゃない、香は、俺の物だ。返せ!!」ナイフを振りかざす・・・
薄れゆく意識の中で彼の声が聞こえた「香・・・何所にいるんだ・・返事をしろ・・」
先生は、負傷してどこかに立ち去ってしまった・・・
「香・・・何所にいるんだ・・返事をしろ・・」
返事がきこえた「ここにいるよ・・すぐる!」そのあと何にもきこえなくなった。
声のした方に歩いていくとそこには、おなかから血を少し出した香がいた。
「こう・!!大丈夫か・・??」声をかけても返事がない・・いきは、している・・
翌日の午後7時・・・香は、目を覚ました・・浅い腹部の傷は治っていた・・
俺の方はと言うと腕に包帯を巻いている・・
泣きそうな顔をして香が見てくる・・・頭をなでてやる・・猫のように甘えてくる・・・
そうだ、今日は、クリスマスイブ・・!
「香、デートしようか・・・?」
「うん・・・!!」即答で帰ってくる返事
そして、俺と香の二人だけの時間は・・・続いていく・・・・ |