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アベノミクスの本質は国債ファイナンスのための金融政策、少子化対策が最大の貧困、経済対策

最近ネットで貧困という文字がやたら目につくけど、そんなに酷いの? 日本の現状って?(Market Hack 2016年8月24日記事) 

http://markethack.net/archives/52019208.html

 

もはや先進国有数の「貧困大国」となった日本 暴動が起きる可能性も?

http://news.livedoor.com/article/detail/13657140/


ドルで見るとはっきりする「アベノミクスで日本経済はますます衰退している」という現実(2014年10月8日記事。山田順 作家、ジャーナリスト、出版プロデューサー)

http://bylines.news.yahoo.co.jp/yamadajun/20141008-00039777/


ドルベースで比較したら、アジアで日本がひとり負け?(2014年11月24日ブログ記事)

http://sakazaki-dc.hatenablog.com/entry/2014/11/24/092456


アベノミクスの真の目的は日本→アメリカへの100兆円の実質的な資金移動(2014年11月28日ブログ記事)

http://sakazaki-dc.hatenablog.com/entry/2014/11/28/094454


日本は内需大国、少子化対策が経済政策になる(2016年3月13日note、ブログ記事)

http://sakazaki-dc.hatenablog.com/entry/2016/03/13/210822




 2014年11月24日にヤフーブログの山田順氏の記事を参考に書いたブログ記事の中で、アベノミクスをドルベース国際比較したら、日経平均は全く上昇してないどころか、下がってるという話をしました。


 実質GDPも伸びてないなあということです。


 2016年8月24日のMarket Hackの記事でも、OECDのデータベースの貧困比率(Poverty Rate)を国際比較すると、日本は33カ国中、メキシコ、イスラエル、トルコに次いで、ワースト4です。


 ギリシャ、韓国、スペイン、イタリア、英国、フランス、ドイツなどが後に続きます。


 家族に対する公的扶助も米国に次いで最低レベルで、可処分所得も増えてない。



 確かに、英国、フランス、ドイツなど人口ボーナスが終わった先進国も貧困率は上がってるんですが、人口増加によって国内市場が拡大し経済成長した後、人口減少局面にどういう対策を打つかが重要になってきます。


 一番、最初の手は当然、少子化対策になります。

 これは時間稼ぎであるのですが、将来的に子供が親を援助したりという年金対策にもなります。


 それと子供が生まれれば、経済の活性化にもなりますし、将来の働き手も確保できます。GDPも上がります。

 一石三鳥以上の波及効果が60年ぐらい続くんですね。


 東京オリンピックなどの箱物行政はその時だけで、後は施設の維持費が膨大になるだけですが、人への投資は半世紀以上の波及効果が期待できます。


 民主党の「コンクリートから人へ」というスローガンもビジョン的には正しかった訳です。


日本で人気のある「人口減少が経済成長を妨げている」という説は、世界を見る限りまったく説得力がない。(株式日記と経済展望 2014年10月13日記事)  

http://blog.goo.ne.jp/2005tora/e/531aa215779c84d1b3545b6162bd7d50



「尖閣の波高し」と「50年国債」という戦後日本最大の危機(山田順  作家、ジャーナリスト、出版プロデューサー 2016年8月24日記事)

http://bylines.news.yahoo.co.jp/yamadajun/20160824-00061437/



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運用実績     累計 +45兆4,239億円 +2.70%

年度 収益額 収益率

2001年度(平成13年度) -5,874億円 -1.80%

2002年度(平成14年度) -2兆4,530億円 -5.36%

2003年度(平成15年度) +4兆8,916億円 +8.40%

2004年度(平成16年度) +2兆6,127億円 +3.39%

2005年度(平成17年度) +8兆9,619億円 +9.88%

2006年度(平成18年度) +3兆9,445億円 +3.70%

2007年度(平成19年度) -5兆5,178億円 -4.59%

2008年度(平成20年度) -9兆3,481億円 -7.57%

2009年度(平成21年度) +9兆1,850億円 +7.91%

民主党政権

2010年度(平成22年度) -2,999億円  -0.25%

2011年度(平成23年度) +2兆6,092億円 +2.32%

2012年度(平成24年度) +11兆2,222億円 +10.23%

安倍政権

2013年度(平成25年度) +10兆2,207億円 +8.64%

2014年度(平成26年度) +15兆2,922億円 +12.27%

2015年度(平成27年度) -5兆3,098億円  -3.81%  


安倍政権はトータルで黒字だぜ

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%B9%B4%E9%87%91%E7%A9%8D%E7%AB%8B%E9%87%91%E7%AE%A1%E7%90%86%E9%81%8B%E7%94%A8%E7%8B%AC%E7%AB%8B%E8%A1%8C%E6%94%BF%E6%B3%95%E4%BA%BA#.E9.81.8B.E7.94.A8.E5.AE.9F.E7.B8.BE

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お前らの年金もう全部無いわ(ネットゲリラ 2016年8月27日記事)より

http://my.shadowcity.jp/2016/08/post-9840.html

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 2001年からはじまった自民、民主党政権、アベノミクスの成功例としては、年金の株式運用などによって累計で+45兆4,239億円(+2.70%)の運用益が出ていることです。


 ただ、日経平均の下落によって二年ぐらいで10兆円の損失が続いていて、出口戦略が難しいのでかなりピンチなのは確かです。


 日本の主要大企業が国有企業化しているといわれています。

 株を売る訳にはいかないし、日経平均を下支えするために日銀がETFを買ったりしています。


 アベノミクスの本質は国債ファイナンスのための金融政策だったんですが、国債による借金によって国の予算が回っていて、そこを何とかするために日銀を活用することになったようです。


 ここに来て、国債ファイナスプラス、ETFの購入とかも日銀がやるようになって、出口戦略は難しくなってきたので、50年もの国債の発行も検討されています。


 その反面、パナマ文書で分かったように、企業の内部留保は膨大な金額が積み上がっています。


 アベノミクスも、少子化対策も実は時間稼ぎ、延命策でしかない訳ですが、少子化対策は必ずやっておかないといけない政策です。

 

 これは国の未来への投資なので必ずやらないといけないです。

 効果は意外と早く、数年で出るので必須の政策です。


 アベノミクスによる国債ファイナスは未来への借金の先送りですので、緊急性は高いけど、その場しのぎの対症療法にすぎないですが、少子化対策は日本経済の体力の向上に繋がるからです。


 人間に例えると、人口という筋肉が減って体重が急速に減少してる状態です。



 ただ、日本は国が高齢化してるので、かつてのようにバリバリ働くという訳にはいかない。


 若い人、つまり、世界経済の成長国に働いてもらって、その国に投資して年金の運用によって利益を上げるという方法もあって、現状、+2.70%の成果は出ています。

 サラリーマン的には海外ETF投資になるのでしょうか。


 あと、少子化対策の延長線上の貧困対策的にも、子供食堂などの子供の貧困対策、大学教育まで無償化という貧困、教育投資が必要です。


 奨学金を返せずに貧困に陥ってる若い人も多く、これは貧困対策になるばかりではなく、格差是正にもつながります。


 日本は経済は衰退してますが(アメリカに富を収奪されてる面もある)、オリンピックなどをみても、人材育成は世界三位ぐらいになっています。


 科学技術、人材育成に集中的に予算配分していくのがいいのかもしれません。

 ポケモンGOやVRバーチャル・リアリティなど、そこから世界と戦える新しい産業が生まれてくる可能性が高いと思われます。


 放射能対策の光合成細菌や乳酸菌、腸内細菌の研究なども進んでます。


 福島原発事故にしても、それを放射能対策の研究のチャンスだと捉えたら未来が拓けるのに、未だに何の対策も打ってないのも困ったものです。


 真実を覆い隠して、現実から目を逸らしてもいいことは一切、ありません。

 それを全部、受け止めて前に進むことで未来は初めて開かれて来ると信じています。

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