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元々、肉食のパンダが短期間に草食に変われた腸内細菌の働き
腸内細菌が私たちの食を変える?微生物と食性の関係を探る
http://www.seibutsushi.net/blog/2014/07/2164.html
この中のパンダのエピソードが面白くて、元々、肉食だったパンダは人間などに追われて、笹しかない地域に移動した。
そこでお腹が減ったので、笹を食べてみたら、笹を消化、分解できる腸内細菌がオンになって、消化吸収できるようになったようです。
食べるものによって、腸内細菌のオンオフが変わるということらしいです。
人間の腸内細菌も大きなタンパク質をアミノ酸に分解してくれるお陰で、消化吸収できるのですが、それも腸内細菌のお陰です。
細胞の中のミトコンドリアも元々はウイルスのような外来生物で、それが人間の細胞に取り込まれて共生したのが、今の形です。
生物というのは完全にそういう腸内細菌に生かされていて、それなしでは生きていけないレベルの共生関係にある訳です。
人はそういう風に地球環境によって、生かされてる存在だったんですね。