何でだろうか…
初めはあんなにも貴方を愛してた。
ドキドキしてた──
だけど、今は何も感じない…
離れていても、近くにいても、頭にはあなたの存在はない
その代わり、あの人の笑顔が浮かぶの…
胸がオドルの
ねぇ、これって……
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どうしたんだろうな…手に入れたくて、愛おしくて仕様がなかったお前を、つまらなく思い始めたなんて……
アイツが初めて見せた弱い姿が焼き付いていて離れない
まさかと思う、まさかこれが……
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「真吾、別れましょうか…」
「俺も。気になる奴が出来た」
「奇遇ね…私もなのよ」
それは、慣れだったのか…運命なのか
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あの人は、彼女がいた…別れた後に知った
彼の眼中に、私は居ない…あぁ、胸が痛い…視界が歪む
死んでしまいそう…
……私は、思った以上に彼を好いていたのだ
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アイツは、旅立った…海の向こうに
別れた後だった、知ったのは
何故だろうか…アイツが渡米してから、真由美の顔が頭をよぎる
結局、俺が愛していた(いる)のは初めから真由美だけだったのだ……
慣れ、か…
途方もない空虚感に、ただ、真由美に会いたくなった
家から17分ほどの距離にある真由美のマンション、二月ぶりだった…
部屋の中には真由美が居る……
鍵がかかっているかもしれないドアを、期待を胸に開けてみる
ガチャ、
よかった……
でも、姿が見えない…
ふと、通りかかった部屋、お前を見つけた…
あぁ、一体お前はいつからこんなに冷たくなったんだ?
赤の部屋の真ん中で、横たわるお前、見つめる俺
最期まで思い続けていたのは、俺か、あの男か……
チクリ、と腹を貫く痛み、これからそっちに行くよ……そしたらまた、やり直せるかな…永遠に |