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《二十七言目》 ローザ・パークス
次の言葉を語った黒人女性は、まだ人種差別の法律があった頃の
アメリカ人です。
――当時、
黒人がバスの席に先に座っていても、
白人が来たら必ず席をどかないといけない――
人権無視のひどい法律でした。
あの日――
私がモンゴメリーのバスで、
(白人に)席を譲ることを拒否した時――
些細な行動が
南部の人種隔離法に
終止符を打つきっかけになろうとは、
夢にも思いませんでした。
自分でわかっていたのは
ただ――
『いじめられることに
疲れていた』
ということでした。
【引用】
名前:ローザ・パークス
国名:アメリカ人
生没年:1913年~2005年
出典:
『ローザ・パークス自伝
黒人の誇り・人間の誇り』