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《十九言目》宮沢賢治



――キミのように、


いじめられそれでも

ギリギリで生きている

その状況で――



泣きながら苦しみながら



それでも

頑張って頑張って

おぼえた勉強は、



大人になったらぐんぐん

強い芽を噴いて、


いじめた子よりも

クラスの子よりも

大きな、

大きな花を咲かせるよ!




――そう、

それがキミが今日から

勉強することの

《意味》なんだ!!


【参照】

名前:宮沢賢治

国名:日本人

生没年:1896年~1933年



きみのようにさ

吹雪や

わずかの仕事のひまで

泣きながら

体に刻んで行く勉強が

まもなく

ぐんぐん芽を噴いて

どこまでのびるかわからない

それがこれからの

あたらしい学問の

はじまりなんだ。



出典:

『春と修羅第三章』

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