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《九十三言目》デール・カーネギー
――《生きる》ということは、
今日のこの日一日を、生きるということである。
それは昨日までの辛い過去を生きるという意味ではなく、
それは明日からの辛い学校生活を意味するものでもない。
確信を持って、生きていると断言できる唯一の日は、
今日だけのものである。
――だからこそまず今日一日、心を休ませようよ。
本当に今日まで過去の屈辱と未来への恐怖で、
キミの心はヘトヘトだって知っているからね。
まずは、リラックスして、過去も未来も忘れていいよ!
辛い過去が無い方が、キミが今日生きれるなら、
過去を捨てていいんだよ。
怖い未来しか思い付かない、だから死にたいのなら、
未来のことは一切考えなくていいんだよ!
ただ今日、生きる、
そう今まで辛かった分、その分だけ今日を楽しく生きよう!
そうじゃないと、せっかくこの世に生まれてきたのに……
――わりにあわないよね?
次回、
私の楽しみを特別に、キミに教えるよ!
……少しは興味あるかい?
だったら、明日もキミは生きているんだよ!
※参照文献は、デール・カーネギー(3)に記載予定。