表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
121/158

連載再開です!《八十七言目》 ゲーテ


……泣きながら、悔しくて悔しくて、


……泣きながら、悲しくて悲しくて、



涙を流しながら御飯を食べたことのある者しか――



いじめられたことの本当の辛さなど解りはしない。



――だからこそ、私は解る。



キミと同じ体験をしていないから、キミの辛さの、

……その全ては解らない。



――それでも、解ること言えることは体験者としてある。



それは、学校に行くのが死ぬほどに辛いのなら、


『いかなくていいんだよ』。


もう一度言うよ、冬休み明けが怖いなら――

学校へ行くくらいなら死んだ方がましだとキミが今感じているなら、


学校に『いかなくていいんだよ』。



その後のことは、まだ考えなくていいんだよ。

キミを死に追いやる学校なら、いかなくていいよ!

正直、生きていれば学校なんかいかなくても、

どうってことない。

――もちろん幸せにだってなれる。

何故なら、私もそうやって幸せを見つけたんだ。


だからキミには、生きること、行き続けることだけを、

まず考えてほしいんだ。


――キミの幸せを、いつか見つけるためにもね。



【参照】

名前:ゲーテ

国名:ドイツ人

生没年:1749~1832

※『』内、引用文。


『涙とともに――

パンを食べたことのある者でなければ、

人生の本当の味はわからない』


出典:『悲痛な嘆きの歌』


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ