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FBIから来た女:4〜清流・青の章
作:ユーリ



ファイル431:陸海空の交響歌(シンフォニア)『18・幻の孤島』


潤治
「あ、あなたは誰です!?それにここはどこなんですか!?」

七槻
「ボクらは日本の大混乱、あの激戦の中にいたとやのに・・・どうなっとると!?」

「ノン、ノン!質問は1つずつしなくてはいけませんよ。時津潤治君、越水七槻ちゃん。」

潤治・七槻
「!?」

流音(ルネ)我暖(アダン)
「まず1つ目の質問に答えましょう。私の名は流音我暖。三稜の父であり、師でもある。彼の頼みでこのたび、鹿児島のディティクティブマスターに復帰した者です。」

潤治
「せ、先生の・・・師匠!?」

我暖
「次に2つ目の質問の答え。ここがどこか・・・というと・・・幻惑島(ファントムじま)!!そう呼ぶ方が多いですね。正式な名称は私も知りません。日本にある1つの島ですが、ある種、隔絶された不思議な場所です。」

七槻
「幻惑島・・・」

我暖
「ウィ!そして君達がもっとも気にしている3つ目の質問・・・日本の現状について。」

パチン!

カッ!

我暖
「クインドラが作り出す、水のスクリーンをよくご覧なさい。」

シャアアア・・・

七槻
「・・・あ。」

潤治
「あ・・・あ!!カイオーガとグラードンが!やはりまだ激突している!!」

我暖
「その通り。グランド・メテオを利用した君達の攻撃で一瞬は2体の動きが止まったかのように見えましたが、青・赤の組織の両リーダーから:RINGを追い出し、暴走から解放するのがやっとだったようです。逆にその時の衝撃で吹き飛ばされた君達を、私がここに連れて来ました。恐ろしい事に2体の力はここに来て完全に互角!こうやってぶつかり合った状態のまま、押す事も引く事もせず一見、活動停止したかに見えます。だが、行き場を失った破壊エネルギーはどんどん蓄積され、周囲に広がっていく有様です。超古代伝説にある日本を襲った大災厄とは・・・まさにこの状況だったのでしょう・・・しかし、安心してください。この破壊エネルギーの拡張を周囲から押し留めるべく今、力を尽くしている者達もいます。」

潤治・七槻
「!?周囲から押し留める!?」

我暖
「ウィ!馬鹿力で強引にね。日本でもトップクラスの腕を持つ、彼らだからできる荒技です。新・旧Wの長・三稜、ユーリと6天王、そしてユーリ君が選び抜いた28人のディティクティブマスター!!彼ら36人が操る伝説のガーディアン!!レジフレア!レジリーフ!レジバブル!レジエレン!レジゴース!レジソウル!レジエアロ!レジマージ!レジポイズ!レジサンド!レジドラゴ!レジダーク!レジロック!レジアイス!レジスチル!レジライト、レジセクト、レジギガス!!七槻ちゃん、君の協力で18体を呼び出す事にギリギリ間に合ったのですよ。」

潤治
「三稜・・・ユーリ!?」

我暖
「んんん?この激戦の中で過ある覚悟を決めたユーリ君が、長の座を三稜に渡したという事ですが、何か?そんな事はどうでもよろしい。大切な事は1つだけです!彼らが力を尽くしても、結局は時間稼ぎにしかならないという事です!!カイオーガ、グラードンと決着を詰める運命にある潤治君と七槻ちゃん。君達2人が特訓する間の時間稼ぎにしか・・・ね。銀一、金美。」

銀一・金美
「はい、我暖さん!バネブー、神通力!!」

ギュラッ!!

潤治
「うわっ!!RERE!!」

七槻
「たっ!!リララ!!」

ガキン!

七槻
「いきなり何ばすっとね!?」

我暖
「君達に残された課題を、今すぐここで修得したまえ。」

七槻
「な・・・」

潤治
「RERE、天候光弾!!」

ドンッ!!

我暖
「水の、波動!!」

バシ!

潤治
「同じだ・・・先生の裁き方と。先生の父であり師匠という話がウソではない事だけはわかりますね。・・・そして・・・先生の師となれば、我が先生も同然!!隔絶された不思議な島、他の人達が時間稼ぎをしている間に小生らが特訓をする、突拍子もない話ばかりだけど。カイオーガ、グラードンの激突を止める残された手段がこの島での小生らの最終特訓にあるというのなら・・・その特訓受けましょう!!大先生!!!」

我暖
「トレビアン!!すばらしい!さすが三稜の選んだ生徒だ!!では時間もないので、早速課題に取りかかりましょうか。課題は2つあります。まず1つ目、ダブルバトル。この2人、銀一と金美は京都のディティクティブマスターです。彼らも赤の組織との戦いで絶命の危機にあったところを私が助け出したのですが・・・まずは2人から高度なコンビネーションについて学んでください。さぁ、急ごう、時間がない。何せ、幻惑島(ここ)にいるだけで時間が過ぎていってしまうのだからな。」

潤治
「どういう意味ですか?」

我暖
「ム・・・そうか、一番肝心な事を言い忘れていた。ここは時間の流れが外界と異なるのだ。君達は3日ほど意識を失っていたのだが、実は外の世界では9倍のスピードで時が流れ、すでに27日が過ぎている。」

潤治
「・・・」

七槻
「そげんバカなこつ信じられんと!!」

銀一
「我暖さん、お取込み中すみません。金美が何かに気づいたみたいなんです。」

金美
「ええ、気配がいくつかするんです。何だかアタシ達以外に、この島に入り込んだガーディアンか人がいるような・・・」












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