ファイル426:陸海空の交響歌(シンフォニア)『13・ユーリ、帰還』
成美
「あの2つのエネルギー体も、アブソウルと同じ方向に向かってる!」
友和
「成美先生、わかりました!!アブソウルの目指す場所、それは・・・歴史が眠る神秘の島、北海道です!!!」
ギュオオオオオ・・・
友和
「北海道は今、炎熱と豪雨の2つの境界線上に位置している唯一の場所です!!
成美
「じゃあ、やっぱり!!超古代の2体が激突する場所に間違いないのね!?潤治君と七槻ちゃんを捕らえた2つのエネルギー体も北海道に向かっている!2人が危ないわ!!永井君!急いでジェ・グーンに!!他の人達に報告を・・・!」
「激突!?カイオーガとグラードンの激突だって!?」
「おおお、恐れていた事がついに現実になってしまった!」
「眠りについた超古代ガーディアンの目覚めじゃ!!」
「しかしご老人方、カイオーガとグラードンはすでに目覚めて活動しておりますぞ。」
「それは第1段階。これから起こらんとしているのは第2の目覚めじゃ!!」
「海底洞窟での目覚めを肉体の目覚めとするならば、第2の目覚めは精神の目覚め!2体が北海道へ向かうのは、目覚めの祠で精神の目覚めを行うためじゃ!!」
「嵐山と目覚めの祠には深い関係がある!おそらく嵐山で守っておった2つの:RINGも2体に引き寄せられているハズ!」
「そして・・・肉体・精神共に完全に目覚めた2体が行う事はただ1つ!!」
ゴゴゴゴゴ・・・
ズガァァァァン!!
『オオオオオン!!』
『ガァァァァァ!!』
「互いの全てをぶつけ合う超決戦じゃ!!ついに出会ってしまった!!太古の戦いに、決着をつけるべく!!!」
広島
ズィズィ・・・
闘樹
「叩き落とす!!」
バシィ!!
カシャァン!
闘樹
「!?これは・・・!!銀一と金美が髪に刺していた・・・簪だ・・・!!オマエだったんだな、銀一と金美をやったのは!!」
火影
「そうだ、・・・フフ。嵐山で:RINGを奪う時、邪魔だったんでな。」
闘樹
「言え!!2人は今、どこにいる!!」
火影
「おっと、ムリはすんなよ。全ての炎を吹き飛ばす最大級の力の放出、もう戦う力など残ってない事は自分でもわかっているだろう?フッ。それはオレも・・・同じだが・・・な。だがいい。オレ達の目的はグラードンの進撃、これだけは果たせた。すでにヤツは精神の目覚めの地、北海道まで到着している事だろう、フフフ。正直恐れ入ったぜ、オマエの剛奥義。オレの幻影攻撃を力尽くで破ったのは、・・・オマエが初めてだ・・・」
フゥッ・・・
闘樹
「ま・・・、待・・・て・・・」
篝
「じゃあね。」
フゥッ・・・
ポツ、ポツ・・・
躑躅
「うっ・・・う・・・許してしまった・・・グラードンの進撃を・・・!!」
睡蓮
「自然のパワー!!」
ガガガガガ・・・
明日奈
「ロビーン!!」
睡蓮
「ついに瀕死状態。勝負ありましたね。カイオーガを無事進撃させるに至った今となっては、あなたとの小競り合いに意味はないのですが・・・明確な力の差というものを示すために、最後の一撃を浴びせるというのも・・・悪くないですね。」
凪
「(明日奈・・・)どけぇ!!」
ドカッ!
ザッ!!
睡蓮
「相手が2人になっても同じ事ですよ。私の戦い方に死角はありません。自然のパワー!!」
シーン・・・
睡蓮
「な、なぜ術が出ないのです!?ルンルラッパ!!」
明日奈
「気づかなかった?ロビンが最初にあげた雄叫び・・・あれが怨念だって事に・・・」
睡蓮
「お、怨念・・・!!自分を倒した術を封じる術か!!」
明日奈
「そうだ!!だからオマエのルンルラッパはもう自然のパワーは使えない!!アタシのロビンが身を賭して封じ込めたんだ!!」
睡蓮
「だからどうした!!我々の勝利はすでに揺るぎないものとなっている!!もうこの場に用はない!!」
潮
「ガハッ!す、睡蓮さん私も連れて・・・」
睡蓮
「潮さん、自分の事は自分で何とかしてください!!」
明日奈
「逃げるな、卑怯者!!」
凪
「明日奈、待て!!我々はカイオーガの進撃を許してしまった上、鉄泉さんも失ってしまったんだぞ!!私はこれ以上犠牲者を増やしたくない!!」
明日奈
「そう・・・でしたね・・・鉄泉さん・・・」
ゴボゴボ・・・
ゴボゴボゴボ・・・
ドシュッ!!
明日奈
「!!鉄泉さん!!マンボルト!!これは潮吹きだ!!」
凪
「・・・すると!!」
ザバァ!!
凪
「七槻の手持ちのホエルアーか!?七槻がダイビングした後、私についてここまで来ていたとは・・・ありがとう!」
明日奈
「しっかり!鉄泉さん!!」
凪
「そういえば、鉄泉さんを倒した男はどこに?」
トッ、トトト・・・
凪
「何だ、どこから飛んで来た?」
明日奈
「何なの?凪さん。」
凪
「壊れてはいるが・・・これは船の航行を記録する計器だ。データは生きているようだな。『広島沖を出発・・・』これは、潜水艦の航行記録だ!!」
明日奈
「ええ!?待って凪さん、スタート地点は広島沖だと言ったよね?もしかするとそこが・・・青の組織の・・・」
凪
「基地である可能性は高いな!!」
明日奈
「行ってみよう、凪さん!!もう1人の構成員泉美さんもそこにいるかもしれない!!」
滴
「(後は任せますよ・・・ディティクティブマスターのお2人さん・・・)」
コチョコチョコチョコチョ・・・
三稜
「もうあきらめたらどうですか?私のドナマズンのくすぐるによって、あなたのセキダールはほとんど能力を発揮できない状態だ!そしてラブカロスが放った水遊びは、この場の炎の威力を半減させている。あなたに勝ち目はない!」
焔
「ハァハァハァ・・・」
三稜
「!?」
グァッ!!
ガッ!!
三稜
「ムゥッ!!」
焔
「グガガガ・・・」
三稜
「何かがおかしい!!」
ババッ!!
焔
「がぁぁ!!」
ガッ!
ブンッ!!
ドガッ!!
三稜
「・・・う・・・どうなってるんだ?この男は。」
「おそらく海底洞窟で:RINGに触れたのだろう。わずかであっても:RINGを介して超古代ガーディアンに命令を送ろうとした者は、その影響を身に受ける。」
焔
「うううう。」
三稜
「オマエは・・・!!」
焔
「おおおお!!」
「メタグロス!!流星鉄拳!!」
ドコッ!!
三稜
「待ちかねたぞ・・・ユーリ。」
ユーリ
「すまなかった・・・さっそくだが三稜、オマエに頼みがある。」 |