ファイル425:陸海空の交響歌(シンフォニア)『12・引かれ合う超パワー』
松房・青桐
「うおオ・・・おおオオ!!」
潤治
「:RINGが・・・2つの:RINGがヤツらの手の中に・・・!!完全に入りきったら取り戻せなくなる!!COCO、欲しがるだ!!」
ダッ!
チョイチョイ・・・
バシィ!!
潤治
「COCO!!」
七槻
「あ、あれ、見るったい!!」
ゴゴゴゴゴ・・・
松房・青桐
「オオオオオオオオオオ!!!」
潤治
「あの影は・・・カイオーガとグラードン!!」
七槻
「ボクの目の錯覚やないとやね!?」
潤治
「:RINGを通して2体の力が、ヤツら自身に乗り移りつつあるんだ!!」
松房・青桐
「かあああ!!」
ドンッ!!
潤治
「COCO、猫の手!!」
グッ・・・
ガキン!!
潤治
「七槻ちゃんのメタルシャム、疲れてたみたいだったから、代わりにCOCOが鉄壁を使わせてもらったよ!猫の手も借りたい状況なんでね・・・」
七槻
「う、うん!それにしても何てすさまじい威力!まさにカイオーガとグラードンの力そのものったい!」
潤治
「逆転してしまったんだ!ヤツらは:RINGを通じて超古代ガーディアンを操ろうとした。でも今は、:RINGを通じてヤツら自身が操られている!!2体に精神を乗っ取られつつあるんだ!!」
青桐
「ウオオオオオオオオオオ!!」
グァッ!!
潤治
「危ない!!GUGU、彼女を守るんだ!!泥遊び!!」
ダッ!
ババッ!!
青桐
「ぬおっ!」
七槻
「(何やろう、この感じ・・・随分前にもこんな事があったような・・・ハッ!!思い出をたどっている場合じゃなか!)」
青桐
「ガアア!!」
ガッ!
七槻
「あぁっ!!」
ガッ!
潤治
「ぐっ!!」
松房・青桐
「オオオオオオオオオオ!!!」
ギュオオオオオ!!
ゴゴゴゴゴ・・・
七槻
「浮かんでる!!どうなっとると!?」
潤治
「倒れた構成員や手持ちから、エネルギー吸い上げている!!地上のグラードン、海上のカイオーガが、:RINGの力を引き寄せようとしているんだ!!海底洞窟が・・・崩れていく!!」
潤治の読みは当たっていた。
ディティクティブマスター達の足止めから逃れた時、2体はさらなる進撃を行うため、:RINGの力を呼び寄せたのだ!
・・・そう!!
今、グラードンとカイオーガはただ1つの場所を目指していた。
かつてぶつかり合った、伝説の場所を!!
『グラードンは広島を通過!いよいよ海へさしかかろうというところ!!グラードンの踏み出す足下からはさらに高温の炎が沸き、上空は日照り!強烈な日差しは、眼前に広がる海をも蒸発させる勢い!!炎の灼熱地獄を、自ら驀進!!!一方、カイオーガも明確に進路を特定!カイオーガの雨降らしが雨雲を呼び込み、さらなる大津波と豪雨を発生させながら、一点を見すえ邁進する!!!』
山口
成美
「さぁ、飛行艇が来たわ!合流しましょう!」
友和
「いえ、成美先生、まだ残りましょう!感じませんか?ずっとアイツの気配がするのを・・・」
成美
「アイツ?」
タッ!
友和
「!いた!!」
成美
「アブソウル!!災いのガーディアン、アブソウルだわ!!」
友和
「そうです、2つの組織が行っていた犯罪、そのどれのニュース記事にも、ある影が入っていたんです!今にして思えば、コイツだったんだ!それにホラ、アイツの体についていたこれは阿蘇山の火山灰ですよ!!さてはオマエ、阿蘇山の火山停止事件の現場にもいたんだな!?事件が起こる場所にたびたびオマエが現れている!!青・赤両組織の暗躍の影にはオマエがいるんじゃないか!?イヤ!そもそもオマエが災いを呼び寄せているんじゃないか!?」
『・・・』
友和
「待って、永井君!ねぇ、昔から人間はこのアブソウルの一族に対して、思いちがいをしていたんじゃないかしら?確かに災いが起こるたび、そこにはアウルやアブソル、アブソウルの姿があったかもしれない。でも、その場にいたからって、災いを起こす原因だって決めつける理由にはならないわ。むしろ彼らは災いを事前に察知し、それを教えようとしてやって来たんじゃない?私達人間に!!」
『・・・』
スッ・・・
成美
「背中に乗れ・・・そういう事?」
『・・・』
コクッ・・・
成美
「ねぇ、永井君。この先起こる最大の災いって何かしら?これ以上の悪い事態って何だと思う?」
友和
「・・・!!太古の伝説のようにカイオーガとグラードンがぶつかり合ったら・・・きっと日本全体が滅びるような状況になる・・・!!」
成美
「そう!!それこそが最大の災い!!教えて、アブソウル!!2体はやっぱり対決する事になるの!?その場所はどこ!?」
『・・・』
スッ・・・
ダンッ!!
ゴゴゴゴゴ・・・
七槻
「スゴか力で昇って行きよう!!」
潤治
「やっぱりグラードンとカイオーガに引っ張られてるんだ!!」
松房・青桐
「クカカカカカ!!」
グググ・・・
潤治・七槻
「!!(離れ離れになる!!)」
七槻
「潤治くぅぅぅん!!!」
潤治
「七槻ちゃぁぁん!!!」
成美
「スゴいスピード!!脇目もふらず一直線に進んで行くわ!!永井君!アブソウルがどこに向かっているか予測できる!?」
友和
「もうちょっとでできます!!」
ドバッ!!
成美・友和
「あれは・・・!?」
友和
「時津さんの息子、潤治君!?」
成美
「七槻ちゃん!?」
成美
「あの2つのエネルギー体も、アブソウルと同じ方向に向かってる!」
友和
「成美先生、わかりました!!アブソウルの目指す場所、それは・・・歴史が眠る神秘の島、北海道です!!!」
|