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FBIから来た女:4〜清流・青の章
作:ユーリ



ファイル423:陸海空の交響歌(シンフォニア)『10・幻を打ち破れ』


明日奈
「鉄泉さぁぁぁん!!!」

ゴボゴボゴボ・・・


「助けに行くぞ!!・・・?チルタシュロン!!おい、聞こえないのか!?・・・!!サメハダジョーに挑発されている!!チルタシュロン!チルタシュロン!!クッ!!それで私の指示が耳に届いていないのか!!私をこの場から動かさないために・・・!!敵とはいえ、何というチームワーク!!何というコンビネーション!!」

睡蓮
「そうですとも。・・・すなわち、Subleaders Of Sea Scheme!『蒼海の組織の統率者達』とは、我々の事!!」

明日奈
「・・・よくも・・・よくもぉぉぉ!!」

『オオオオオン!!』

睡蓮
「青の組織幹部の地位を誇る我々に、勢いだけで勝てるとでも?」

ドシャ!!

明日奈
「はぅっ!!外部からの攻撃!?」

睡蓮
「そこだけではありませんよ。」

シュババッ!!

明日奈
「あぁ!!クッ!!」

ブワッ!!

明日奈
「うわっ!!ゴホッゴホッ・・・」

睡蓮
「フフフ、驚かれましたか?ルンルラッパの術、自然のパワーです。」

明日奈
「自然のパワー?」

睡蓮
「そう。どんな自然に働きかけるか・・・で、発動する内容がちがうのです。水辺で行えば水圧砲や波乗り、草むらで行えば葉っぱカッターやシビれ粉。その他、場所によって地震になったり幽霊球になったり・・・ね?自然の力って本当にすばらしいでしょう?その『自然の力』全ての源たるのが、海。生命(イノチ)の母たる海なのです。だから、もっともっと海を広げなければならないのです。我々は崇高なる目的の元、行動しているのです。そのためには、多少の犠牲も仕方ないのです。あなた達ディティクティブマスターも、あの泉美というバカな娘も。フフフ。すばらしい未来のため散り去った者として、永く語り継いであげましょう。勝者となる我々が・・・ね!!」





広島市 広島美術館



闘樹
「ムゥ・・・何だ、この不気味な炎は・・・!クソ!!相手の姿も・・・よく見えねぇ!!」

ドコッ!!

闘樹
「チクショウ!火傷を負っちまった!!根性見せろよ、ホウリキー!!今、受けた攻撃に・・・リベンジだぁ!!」

ドギャ!!

闘樹
「どうだ!?火傷をバネに見せた特殊能力根性、それにリベンジをプラスしてダメージ倍返しだぜ!!もぅ、戦う力残ってねぇんじゃねぇか!?」

フッ・・・

闘樹
「消えた!!クソッ!!幻覚だったのか!!」

ズ・・・

ズズズ・・・

闘樹
「う、うわぁ!!うぉぉぉぉ!!お、落ち着けホウリキー!!これは幻だ!!」

クラ・・・

闘樹
「!?」

グニャ〜・・・

火影
「フッ、あきらめな。精神に直接働きかけるオレの幻影攻撃は、そう簡単には抜け出せねぇぜ!!なぁに、そんなに長い間じゃねぇ。グラードンを進撃させる間だけ、おとなしくしててくれりゃあいいんだ。」

闘樹
「・・・フザケるな・・・それをさせちゃあなんねぇから・・・みんなで踏ん張ってんだろうが。オレの極めた格闘体術の『柔の奥義』は、相手の攻撃に逆らわずむしろそれを利用する戦い方だ・・・だが、それは相手も真っ向勝負で挑んで来る場合の事・・・」

火影
「?」

闘樹
「オマエのように直接のぶつかり合いを避けるような相手には、オレもそれなりの対応をさせてもらう!!・・・それは!!」

ジャキィ!!

ヒュンヒュン・・・

闘樹
「この騒動の直前、オレは格闘の訓練遠征に行き、旧知の親友に再会した。これはその男より受け継いだ、『柔の奥義』と対をなすもう1つの・・・『剛の奥義』!!ハリテマル、猫騙し!!」

パン!!

ブワッ!

ビクッ!!

火影
「怯むな!!」

闘樹
「おおおおお!!数珠繋ぎ突っ張り!!」

パンパンパンパン!!

闘樹
「取り巻く炎が発する熱、それが精神を追い詰めていくと言うのなら、その全ての炎を吹き飛ばすまでよ!!(一緒に戦ってくれ!我が親友(トモ)、魚塚よ!!)()ァァァァァァァァァァーッ!!!」

コォォォォ・・・!!!












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