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FBIから来た女:4〜清流・青の章
作:ユーリ



ファイル418:陸海空の交響歌(シンフォニア)『5・裏切りの総帥(アオギリ)』


青桐
「おかしい・・・これはどういう事ですか?滴さん。」


「わかりません。」

青桐
「我々は阿蘇山を止め、大地のエネルギーを抑制し、海のエネルギーを増大させた!グラードンより半日以上も早くカイオーガを目覚めさせた、それなのに!!見なさい!カイオーガは大西洋側をウロウロしてるのみ!!一方でグラードンは日照りの範囲を広げている!!グラードンの方が活発な活動を続けている!!考えられる理由はただ1つ!松房が何かを仕組んだのだ!!おのれぇ・・・!!滴さん!何をなすべきかわかりますね!?」


「はい!早急に対処いたします!!」





松房
「お・・・おお・・・!!おおおおお!!」


「ウハ・・・ウハハハ、スゲェや!」

松房
「そうとも!2つの:RINGで2体は意のまま!見たか・・・青桐・・・このままカイオーガの動きは抑えつけ、グラードンだけを進撃させる!!勝のはオレ達だ!!・・・」

ストン!


「頭領!!おい!頭領!!大丈夫か!?」

松房
「ハァ、ハァ・・・焔、イヤ、コイツは思った以上に精神力のいる仕事だぜ・・・2体に同時に命令を送る・・・少しでも気を抜くと、こっちがおかしくなっちまいそうになる。・・・焔よ。カイオーガに念を送る役・・・オマエが受け持ってくれねぇか?」


「お、おう!任せろ!!」

松房
「どうやら、:RING同士近くに置いて念じていると反発のエネルギーを出すようだ。」


「わかったぜ!オレは離れた場所でやればいいんだな!」

タタタ・・・


「・・・」






「ここでいいだろ。カイオーガ!その動き、しっかり抑えつけてやるぜ!!」

ポゥ・・・


「ムッ!!コイツは蛍火!!誰かいる!!セキダール、アクビしろ!!」

ホワッ!!

トサッ!


「眠らせてやったぜ!隠れてるヤツ、出て来いや!!」


「カイオーガとグラードンを操る:RING、そんな物があったんですね。これはこれは、私達の勉強不足でした。」


「テ・・・メェ・・・よし、セキダール、もう1発・・・」


「ムダですよ。」

『ムグググ・・・』


「・・・イチャモンをつけて、同じ技を連射できなくしやがったな!?テメェは、青の・・・!?」


「下劣なあなたに名乗る名前など、ありませんね。攻め尽くせ、ホタルビー、バルビード!!信号光線!!」


「ウワッタタ!!野郎!!熱風をくらぇぇ!!」

ゴォッ!!


「ぐわぁぁ!!」


「このスキに・・・」

パコ!

ザッ!


「ハァ、ハァ・・・焼け焦げてろ!」


「潜水艦に飛び込んで逃げ切ったつもりですか?」

ガシッ!


「ググ・・・テメェ、正気か?手持ちを外に置いて自分だけ追いかけて来たのか?オレだけ押さえつけてどうするつもりだ!セキダールは今すぐにでもオマエを攻撃できる状態なんだぜ?」

バシュ!


「ム・・・かまいませんよ、ご存じの通り私の目的は・・・そのブレイバーを、いただく事なんですから!!」


「ほざけ!!何ができる!!」

キュオオオ・・・

シュパン!!


「な、何だ?何が起こった?攻撃を受けた様子はない・・・んなっ!?ブレイバーがモモの実にスリ替わってる!!テメ・・・おわっ!!」


「フハハハ、やりました、総帥!相手と自分の持ち物を入れ替える術トリックで、ご指示に従いブレイバーを手に入れました!!」

サッ!

青桐
「・・・これがブレイバー・・・この輝きがカイオーガの動きを意のままにするのか・・・」


「総帥青桐!手筈通り、そろそろ加勢に入っていただけませんか?この大男を私1人で押さえるのは、もう・・・」

バタン!

ガクン!

ゴボ、ゴボ・・・

青桐
「本当にご苦労さまでした、滴さん。潜水艦は自動操縦に切り替えました。ゆっくり深海の散歩でも楽しんで来てください。ただし、起動部品は降りた時に外してあります。この深度では船体が水圧に耐えられないかもしれませんがね。ウフフフフ、これでようやく松房と互角(フィフティー・フィフティー)!!カイオーガとグラードン、どちらが強者か決着をつけられる!!誰にも邪魔されずに!!」



キィィィィ・・・

ゴォォォォ・・・












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