FBIから来た女:4〜清流・青の章(82/111)縦書き表示RDF


FBIから来た女:4〜清流・青の章
作:ユーリ



ファイル415:陸海空の交響歌(シンフォニア)『2・被災地へ・・・真に止めるべき相手』


ディティクティブマスター達は、それぞれの目的地へと向かった。

そして、凪と七槻も動き出した。





『探偵協会より各市町に避難報告!!緊急レベル10依然継続中につき、各市町住民はできる限り速やかにニュー・オオイタに移動せよ!』





凪と七槻は、鳥取の辺りを飛んでいた。




「事態は予想をはるかに超えるスピードで進行している!」

七槻
「先生、おかしな天気ったい。つい今まで地面からの熱で暑ぅてたまらんやったとに・・・急に寒くなってきたとよ。オマケに、雨まで降って来よう!」


「ボスのおっしゃった通りだ。ここは淡路島の上空・・・2つの災害がぶつかり合う、境界線だ!!」

その時、七槻の方に波が・・・


「気をつけろ!津波だ!!」

七槻
「うわった!!」

七槻は津波をすんでの所でかわした。

七槻に避けられた波は、瞬く間に蒸発した。

七槻
「スゴか〜、波がすぐ蒸発してサウナのごたる。!!イカンち!!打ち上げられた野生のガーディアンが!トルル!!」

ザッ!

七槻
「すぐ海に戻してあげるけんね。」


「七槻、津波に気をつけろ!」

七槻
「ホラ、アンタもしっかり!」

『ゼー、ゼー・・・』

七槻
「ひどかケガったい!ホラ、これば食べり!」


「初めて見るガーディアンだな。かなり深海に生息していそうな外見だが、それが打ち上げられるほどの海の荒れ方なのか・・・」

ゴゴゴ・・・


「!!」

ゴァッ!!

七槻
「な!?モノスゴく大きな津波ったい!!」


「逃げ切れない!!ドクモース!!」

カッ!


「波を吹き飛ばせ!!虹色の風!!」

『・・・』

ギンッ!!

ドドドドド・・・

七槻
「!!(波が・・・ボクらば避けてる!?)」

そのスキに、凪のチルタシュロンが七槻をつかんで脱出した。


「フゥ・・・危なかった。あのままだとひとたまりもなかったぞ。あのタイミングでは間に合わないと思ったが・・・何とか波を振り払う事ができたな。?七槻・・・?」

七槻
「(何やろう・・・何かが引っかかる・・・波がボクらば避けたのは確かやけど・・・ドクモースの技の威力だけじゃないように感じた・・・そう!!一瞬、このガーディアンが何か力みたいなものば発したみたいな・・・!!)」


「七槻、どうした!?」

七槻
「え!?う、ううん、何でもなか!!先生、助けてもらってありがとう!!ハッ、そうったい!アンタ弱ってたんやったね!手当てせんと!(やっぱり思いちがいやろか。こんなにも弱ってるんやもんね。)とりあえず元気になるまでは、ボクが面倒見るけん・・・え〜と、名前は・・・」

チラッ・・・

七槻
「うん!ジララ!!ジララがよかね!!」

ピリリリリ・・・


「!こちら凪!」

鉄泉
「おお凪!ワシじゃ、鉄泉じゃ!!」


「鉄泉さん、どうですか!?様子は!!」

鉄泉
「いやはや、どうもこうもない!現在、破壊された船でカイオーガと交戦中じゃが・・・!全く歯が立たん!!悪夢のようじゃ!!!この海の暴女に対抗する術があるなら教えてほしいわい!!」

明日奈
「鉄泉さん、来た!!」

鉄泉
「うむぁ・・・」

明日奈
「く・・・あ・・・」


「鉄泉さん!!明日奈!!」

鉄泉
「だ、大丈夫!まだまだ踏ん張れるわい!」


「お願いします、何とか、押し止めてください!!」

七槻
「先生、ちょっと!!」


「どうした?」

七槻
「ここは2つの災害がぶつかり合う境界線やろ?でも・・・気のせいやろか?何かさっきよりも陸地が増えとらん?日照りと大雨、日照りの方がだんだん強ぅなってるようったい。」


「!!・・・確かに・・・さっきまで降っていた雨も止んでいる!!まさか・・・!!躑躅!闘樹!聞こえるか!?凪だ!応答を・・・頼む!!」

闘樹
「凪さんか!全くドンピシャなタイミングで連絡くれるじゃないか!!さっきから熱がどんどん上昇してきやがると思ったら・・・お出ましだぜ!!オレ達の足下・・・地中を移動していたヤツが・・・今!!」

ボゴッ!!

『オオオオオオオオオオン!!!』

ズン!!


「躑躅!闘樹!!・・・ついに姿を現したんだな・・・グラードンも!!何とか・・・何とか押し止めてくれ!明日奈、鉄泉さん!闘樹、躑躅!ディティクティブマスターとして持てる全ての力を出して・・・2体の超古代ガーディアンの陸上侵攻を!海上侵攻を!」

『イヤ!!それだけではダメだ!!』


「何!?」

七槻
「先生!今のは・・・!?」

『それでは根本的な解決にはならん!!本当の戦いの場所は・・・奥深き・・・場所!!』

フォォォォォ・・・

ガクガク・・・

フッ!

パッ!


「!!イカン!!」

七槻
「トルル!!」

落ちて来た2人を、トロピノドンが受け止めた。

七槻
「ケガはなかと?」

「ああ・・・スマンの・・・命からがら逃げて来たが、ここまで来て力尽きてしもうた。」


「先ほどのはテレパシーですか?エスパーガーディアンの能力で私達の心に直接語りかけた・・・」

「そうじゃ。沖縄のディティクティブマスター、凪さんじゃな。」

「ワシらは嵐山でかつて、2つの:RINGを守っていた者じゃ。」


「嵐山の2つの:RING?」

「ああ、ブレイバーとクリーバー。カイオーガとグラードン、2体の超古代ガーディアンを自由に操れる:RINGじゃ!老いたワシらに代わって、銀一と金美が守ってくれておったのじゃが・・・」


「ま、待ってください!!銀一と金美が召集に応じずにいた理由は、2つの:RINGの守護・・・すると・・・まさか!!」

「そうじゃ、2つの:RINGは奪われ、銀一と金美は行方不明!」

「だから誰かに真実を伝達しようと、・・・こうして山を下りて来たのじゃ。」

「もう1度言う!グラードンとカイオーガに直接、ぶつかり合っても無意味じゃ!!」

「2体は地の奥深くから操られている!2つの:RINGを奪った者達の手によってな!!」

「真に止めるべき相手は・・・海底洞窟にいる!!!」












ケータイ表示 | 小説情報 | 小説評価/感想 | 縦書き表示 | TXTファイル | トラックバック(0) | 作者紹介ページ


小説の責任/著作権は特に記載のない場合は作者にあります。
作者の許可なく小説を無断転載することは法律で堅く禁じられています。




BACK | TOP | NEXT


小説家になろう