ファイル411:コナンと哀の1泊旅行
コナンと哀は、ちょっとした旅行に来ていた。
南杯戸町の旅館がリニューアルしたからだ。
哀
「コナン君、私、2人きりで旅行に行くのなんて初めてだよ・・・」
コナン
「大丈夫だって!田舎じゃねぇんだから、普通に楽しくやれば。」
哀
「そだね。楽しもうね、コナン君!」
コナン
「ああ。」
南杯戸旅館『霞亭』
コナンと哀が旅館に着くと、着物を着た女性が2人を出迎えた。
「ご予約の方ですね?お待ちしておりました。」
コナン
「江戸川コナンです。」
哀
「灰原哀です。」
「初めまして。私、ここの旅館の女将を『勝手に』務めております色葉と申します。」
ペコッ・・・
お辞儀をした瞬間、色葉の顔がポロリと取れた。
コナン
「うおおおおおお!?」
哀
「キャアアアアア!?」
色葉
「あ、驚かせてすみません・・・私、カラクリ人形なもので・・・」
哀
「そ、それってアンドロイドだって事ですか?」
色葉
「ロボットとも言いますね。鉄腕アトムのようなものです。」
哀
「ハ、ハァ・・・ところで、さっき言ってた勝手にっていうのは?」
色葉
「ここの旅館、元々あまり客が入ってなくて寂れていたんですよ。そこに現れた救世主が私・・・と言ったら正しいのでしょうか?私が目覚めた時には、この旅館内にいたものですから・・・それからがんばって旅館を建て直し、今に至るというワケです。」
コナン
「そういえば、この前新聞で騒いでたなぁ・・・『南杯戸旅館『霞亭』リニューアル!謎の美人女将登場!!』って・・・」
色葉
「まぁ立ち話も何ですから、旅館内にご案内いたします。」
コナン・哀
「あ、はーい。」
哀
「おいし〜い!!こんなおいしい温泉饅頭、私初めて食べましたよ!」
色葉
「ウフフ、気に入っていただけて何よりですわ。コナンさんはどうです?おうどんのお味は。」
コナン
「おいしいですよ。コシがあって。」
色葉
「ありがとうございます。そろそろ温泉にでも入って来てはどうですか?」
哀
「はい。コナン君、行こ!」
コナン
「ああ。」
コナンと哀が温泉から上がって広間に戻って来ると、色葉が何やら困っていた。
コナン
「どうしたんですか?色葉さん。」
色葉
「このお客さんが酒に酔われて・・・お客さんに絡み始めたので、止めてる所なんです。」
「オレは酔っちゃいねぇっつうのー・・・ヒック!それより姉ちゃんよぉ、オレと遊ぼうぜぇ〜。」
男が色葉の腕をつかんだ。
色葉
「あ・・・」
哀
「コナン君。」
コナン
「ああ、麻酔銃で・・・」
色葉
「お客さんに迷惑をかけるあなたの醜態・・・あなたを敵と見なし・・・排除します!!」
コナン・哀
「え!?」
その瞬間、色葉の体中から武器が・・・
コナン・哀
「ええ〜っ!!?」
色葉の集中砲火を受け、男は逃げ出した。
色葉
「逃がしません・・・」
色葉は入口の部分を撃ち落とし、男を下敷きにした。
コナン・哀
「(こ・・・怖〜っ・・・)」
何だかんだあって、コナンと哀は旅行から帰って来た。
哀
「凄まじかったね〜、あの色葉さん・・・」
コナン
「そうだな。今度来る時はみんなも誘って行くか・・・ん?」
哀
「どうしたの?」
コナン
「郵便受けに手紙が入ってる。」
哀
「ホントだ。誰からだろ?」
コナン
「どれどれ・・・『江戸川コナン様へ 時津正宗』・・・誰だろ?時津正宗って・・・」
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