ファイル409:凪と三稜の不協和音
沖縄
越水七槻は、異様な気迫で修行を続けていた。
七槻
「うおおおお!!チャモ!!」
ババッ!!
七槻
「火の粉!トリプルキック!!ボルケーノキック!!おおおおお!!」
チャモもそれに答えるように、強烈な攻撃で沖縄の野生ガーディアンを叩きのめした。
七槻
「まだ、まだぁ!!」
七槻は一目散に凪の所へ向かった。
七槻
「先生!!稽古ばつけてほしか!!」
凪
「な、七槻!・・・その気迫は・・・」
七槻
「先生!稽古ば早く〜!!」
凪
「ど、どうしたっていうんだ?」
七槻
「どうもせんです!!ただ、鍛えてほしかとです!!」
凪
「わ、わかったよ!ドクモース!!キーアゲハ!!チルルット!!」
七槻
「リララ!トルル!ルドド!!」
七槻
「そりゃあ!せいっ!!」
七槻の気迫は、凪にも伝わる。
凪
「(スゴい・・・何という気迫だ!!)何をやってる!応戦するんだ!!ドクモース、痺れ粉!!チルルット、乱れ突き!!キーアゲハ、吹き飛ばし!!」
七槻
「おおおおお!!リララ、トルル!燕返し!!ルドド・・・岩石封じ!!」
強力な技により、凪のガーディアンは全員倒れた。
凪
「スゴいな・・・何か激しい思いのたけを戦いにぶつけているかのようだったよ。それだけのバトルを見せてくれたという事は・・・」
七槻はうなずいた。
凪
「そうか・・・ありがとう。我々ディティクティブマスターと共に、この緊急時に働く戦力として力を貸してくれるんだね?これからよろしく頼む!」
七槻
「はい!」
凪
「私はバリアリーフ・タワーにいるから、今夜は宿泊塔で休むといい。」
闘樹・躑躅
「・・・」
バリアリーフ・タワーで、アメリカから帰って来た三稜と凪が会っていた。
三稜
「凪。」
凪
「三稜!どうした?」
三稜
「大気中の湿度の高低を調べて来た。やはり阿蘇山停止の影響は、いろいろな所に出ているようだ。」
凪
「そうか。」
三稜
「・・・」
凪
「な、何だ?」
三稜
「お節介なようだが、この危機的状況にあって、ディティクティブマスター達のまとまりの悪い事が気になっている。」
凪
「!!私のリーダーシップに問題があると言いたいのか!?」
三稜
「ちがう!凪はがんばっている。ただ・・・47人と数が多く、ここまでそれぞれ個性の強い面々をまとめるのは、本当に大変だろうと思うだけだ。だからこそ、ムリして1人で背負い込まず、頼れる事は誰かに頼っていっても良いんじゃないか?」
三稜は凪の方に手を置いた。
しかし、凪をその手をはねのける。
凪
「私は探偵協会から、まとめ役を言いつかっているんだ!その役目をまっとうするだけだ!!立場を越えて、必要以上の発言をする事は控えてくれ!!・・・もう・・・私達はそういう関係ではないのだから・・・」
三稜
「・・・」
三稜は沈黙した。 |