ファイル404:越水七槻VS向日木凪『前編』
江古田の森に続き、阿蘇山でも青の組織の陰謀を目にした越水七槻。
その事により彼女の胸には今、全探偵修練所制覇以上の目標が生まれていた。
すなわち、『打倒青の組織』という決意である!
・・・不炎明日奈と別れた後、数日にわたる1人きりの特訓を行った七槻。
彼女が向かう先は・・・
七槻
「もっと強く!もっと強く!!なるけんね、ボク!!!」
日本中のディティクティブマスター達が緊急招集された、遊園島の町。
沖縄!!!
七槻
「リゾート地が立ち並んどる。あれが沖縄ったいね。」
ミシ!
七槻
「!!」
ギシギシ・・・
ズルッ・・・
七槻
「あっ、マズか!!」
ヒュンヒュン・・・
バッ!
七槻
「たぁぁぁぁ!!」
ザァッ!!
七槻
「トルル!!『マジカル・リーフ』ったい!!」
バッ!!
ズバ!!
ザシッ!!
七槻
「フワ〜、ヒヤッとしたったいね。大丈夫やったと?」
「あ、ありがとうお姉ちゃん。」
七槻
「なしてあげな枝先にいたとね。危なかろーが。」
「それが、この子具合が悪かったみたいで・・・」
七槻
「なら、これを食べさせるといいとよ。」
「ありがとう・・・あ!もしかして、ウワサの越水七槻!」
七槻
「?なして知っとると?」
「やっぱり!急いで凪さんに知らせないと!凪さ・・・」
「大声を出さずとも私はここにいる、ハルナ!待っていたよ、越水七槻。カイオーガが目覚める前に、君と会いたかった!!」
七槻
「だ、誰ね!?」
凪
「私の名前は向日木凪、沖縄を守るディティクティブマスターだ。待っていたんだよ、七槻!君が来る事はわかっていた。だから町のみんなにも、それらしい者を見た時にはすぐに知らせるようにと言っておいたんだ。」
七槻
「ディティクティブマスター・・・様・・・!!」
凪
「警戒しているようだね。よし、いいだろう!ガーディアン・チルタシュロン!!」
バサッ!
ザァァ!!
凪
「まずは、細かい事抜きに一試合といこうじゃないか。君の実力も見てみたいし。」
七槻
「・・・よかよ!」
凪
「ハルナ!私の飛行服を!!」
ハルナ
「ハ、ハイ!」
スッ・・・
凪
「さぁ・・・いざ!!」
七槻
「勝負!!」
バサァッ!!
凪
「ドラゴ・ブレイズ!!」
ドシュ!!
バババッ!
凪
「木々の中に逃げ込んだか!フフフ、戦い方をよく知ってるな。そう!この沖縄は南の島の町!!縦横に広がる木々の空間全てがバトルフィールド!!空の雲、その雲さえ突き破る大樹!立体的で幻想的なバトルが楽しめるだろう?」
七槻
「チャモ!影分身!!」
ババババババババ・・・
ドガッ!!
凪
「なかなかやるな。飛行系のトロピノドンを持っていながら、なぜ空中戦に持ち込まないかと思ったが・・・なるほど、格闘で押し切るこの展開を待っていたのか。」
七槻
「うん!そしてそれだけじゃなかと!ボクとこのスパイラルスパロウ・・・チャモは、この町に来る前集中的に戦いの訓練ばしてきたと。もう一段上の力ば手に入れるために・・・ね!!だからボクにはわかる!チャモがもうすぐ、この戦いによって新しい姿ば手に入れる・・・そういう事が!!」
凪
「まさか・・・パワーアップ!!!」
メキメキメキメキ・・・
七槻
「ボルケーノ・キック!!」
ズアッ!!
ドッコォォォォン!!
七槻
「勝った!!」 |