ファイル400:七海島の海賊記(ジョリー・ロジャー)『11・極寒の氷撃』
美保と銀一は、静島にやって来ていた。
なぜかエルも一緒である。
美保
「エル〜、どうしてあなたまで一緒にいるのかしら〜?」
エル
「そ、それは・・・2人の熱い関係を激写・・・コホン!2人が心配だからよ!」
銀一
「何か今、さりげなく本音が聞こえたような・・・」
エル
「あ〜、またオバケ来たよ〜!!」
美保
「ハッ!!」
美保はオバケを瞬殺した。
エル
「やっぱり美保はやるね〜。」
美保
「なぜかしら?今、無性に腹が立ってるんだけど・・・」
エル
「(ヒィッ!こっちに怒りの矛先が向いたら困る!)や、やっぱりオバケがたくさんいるからじゃないのかなぁ〜・・・」
美保
「そうなんだ。なら、サッサと行きましょう。」
美保はオバケをボコボコにしていた。
美保
「なぜなのかしら・・・まだ怒りが鎮まらないんだけど・・・」
エル
「(困ったな・・・このままじゃマズいよ・・・)あ!あの宝箱のせいじゃない?」
美保
「そうなのかしら?じゃあ、サッサと開けて帰ろう・・・」
『待て!!』
美保
「ん?」
美保の前に、小さな猫が現れた。
よく見ると、羽が生えて空を飛んでいる。
エル
「カワイ〜!」
エルは猫を抱こうとする。
美保
「エル、危ない!!」
美保は猫を攻撃した。
エル
「へ・・・?」
『チェ〜、バレちゃったか〜・・・よくわかったね〜。』
美保
「幼少の頃から伊澄の妖怪退治に巻き込まれていたから・・・妖怪とかを見分けるのは得意。で、アンタ誰?」
『ボクの名はバルーン・キャバット。この静島で宝箱を守・・・』
ドガッ!!
美保はキャバットを殴った。
『イタ〜ッ・・・何で殴るんだよ〜・・・』
美保
「自己紹介聞くのめんどくさいから。というワケでそこどきなさい。」
『そうはいかないんだよね〜。もう4体もガーディアン倒されちゃってるから、ボクが負けるワケにはいかないんだよ〜。って言っても、最後の1体は最強だからね〜。たぶん今頃勝負してる子達負けてるかもね〜・・・グハッ!!』
ゴスッ!!
美保
「じゃあ、サッサとあなたブッ倒してその子達助けに行けばいいって事よね?たぶん最後の島に行ってるの隆太君達だし。」
『フ〜ン、君みたいに華奢な子がボクを倒すって〜?笑っちゃうね〜。』
美保
「私に2回も殴られてよくそんな事言えるわね〜。さて、お話はここまでにして・・・そろそろ勝負しましょうか。」
『そう簡単には勝たせないよ♪ピーッ!』
キャバットの子分が現れた。
美保
「銀一、エル。援護を頼む。」
銀一
「ああ。」
エル
「任せて。」
美保
「俊足の氷河!!」
ドンッ!!
『なかなか速いね〜。』
美保
「あなたも速いじゃない。でもね・・・私には速さなんて通用しない!!拘束の冷光線!!」
『うぉっ!?』
美保
「臨・兵・闘・者・皆・陣・列・在・前・・・全身凍り付きなさい・・・絶対零度!!」
ピキキキキ・・・
カキィィィィン!!
美保
「凍らせたわ・・・後はお願い、銀一。」
銀一
「ああ、任せろ。ハァァァァッ・・・ハッ!!」
凍らせたキャバットに風撃が当たり、キャバットは爆発した。
エル
「ナイス、連係プレー♪」
美保
「そういえば、どうして私今日ずーっと腹立ってたんだろう・・・」
エル
「(ギクッ!!)ホ、ホラ、さっきのオバケ達のせいじゃない?」
美保
「もう倒したし・・・」
エル
「じゃ、じゃあ、さっきのデカいコウモリ猫は・・・」
美保
「それもさっき倒した・・・あ、そうか!わかった!」
エル
「え?」
美保
「今日私が機嫌悪かったのって・・・あなたにからかわれてたからだったのね♪」
エル
「(ヤ、ヤバい!美保の背中にダークオーラが・・・ってか、絶界が!!)ぎ、銀一君、助けてくれない?」
銀一
「イヤ〜、オレも何か機嫌悪いし・・・」
エル
「ウソォ!!」
銀一
「っていうワケで・・・」
美保
「お仕置きの時間ね♪」
エル
「イヤ〜ッ!!!」
この後エルがどうなったかは、ご想像にお任せします・・・
その頃、リアン達は・・・
ボンベを下に運んでいた。
リリスは首にナイフを突きつけられている。
下まで着くと、大きなボートが目に入った。
それは、澄美子の働いている店のボートだった。
澄美子
「どうして、ウチのボートが・・・?」
一志
「昨日店のオーナーに言って借りておいたんだ。金を払ってな。」
澄美子
「そ、そんな・・・」
一志
「オマエの役目はここまでだ。」
そう言うと、一志は澄美子を気絶させた。
澄美子
「うっ・・・」
ドサッ。
リアン
「澄美子さん!!」
太郎
「オ、オマエは動くな!このお嬢ちゃんがどうなってもいいのか?」
一志
「早く乗れ。」
リアン
「クッ・・・」
リアン達は、ボートに乗り込んだ・・・
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