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FBIから来た女:4〜清流・青の章
作:ユーリ



ファイル398:七海島の海賊記(ジョリー・ロジャー)『9・奇怪なウサギ』


マリアとたくまがヘヴィー・モールを倒して宝箱の中身を手に入れた頃、風月と暁も手綱島の奥へと入っていた。





風月
「キャ〜!キャ〜!!キャ〜!!!」

風月はさっきから、コートオバケを見るたびに悲鳴を上げていた。

暁はそれに困ってるようだ。


「風月・・・オマエ最初にコートオバケの軍団倒しただろ?平気なんじゃないのか?」

風月
「さっきは10体ぐらいしかいなかったから大丈夫だったの!!」


「そうなんだ・・・」

そんな事を言い合いながら歩いていると、目の前に宝箱が見えてきた。


「おっ、宝箱だ。」

風月
「さ、暁・・・早く中身取って帰ろうよ・・・」


「そうすっか・・・」

暁が宝箱に近づいた、その時だった。

上から何かが降ってきたのは。

ドンッ!!

『ちょーっと待ったぁ!!このオレ様に断りもしねぇで宝箱の中身を取ろうとは、ちとダメなんじゃねえのかい?』


「誰だ?オマエは・・・」

『オレ様はクレイジー・ラビッツ!!この手綱島を守る者よ!!』


「どうでもいいが、オマエ言葉遣いが荒いな。」

『ああ、オレ様はこういう性格なんでね。』

風月
「ねぇ、ウサギさん。」

『何だ、小娘?』

風月
「ヒィッ!!わ、私達、その宝箱の中身が欲しいんです。ください!」

『フフン、勇気がある小娘だな。まぁいい。くれてやらんでもないぞ。』

風月
「本当ですか?」

『ただし、条件がある。』

風月
「条件?」

『オレ様に勝ってみろ!そうすれば渡してやろう。』

風月
「やっぱりそうなるんですね・・・」

風月はハァ〜ッとため息をついた。


「なら、オレが相手に・・・」

風月
「暁、ここは私に任せて・・・」


「風月!?」

風月
「私は最近、暁に助けられてばかりだったわ。だから、今度は私が暁を助ける!!」

『勢いだけではオレ様には勝てんぞ!!』

そう言うと、ラビッツは空中に飛び上がり、ボールを数個投げてきた。

風月
「ウェポン:RING『ホームランバット』!」

風月はバットを手に持つと、ボールをラビッツめがけて打ち返した。

『なかなかやるじゃないか。』

風月
「私だって、だてにディティクティブマスターの1人をやってるんじゃないのよ!!ハァァァァァッ!!」

『うぉっ!?スゴい気迫だな。だが・・・これならどうだ?』

ラビッツは爆弾を投げてきた。

『これなら例え打ってもそちらにダメージが・・・え!?』

風月はそこにはいなかった。

風月
「私はこっちよ!!」

『!!いつの間に後ろに・・・』

風月
「くらいなさぁい!!」

風月はバットでラビッツを殴り飛ばした。

『ぐはっ・・・我が奥義を使う間もなくやられるとは・・・』

ラビッツは空中で爆発した。





その頃、博物館からカットラスとピストルが盗まれていた・・・












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