ファイル392:七海島の海賊記(ジョリー・ロジャー)『3・七海島での再会』
コナン達は光海の運転する車に乗り、光海がとったという民宿に向かっていた。
リアン
「そういえば、さっきコナン君がトレジャーハンターっていってたけど・・・」
ユーリ
「どうしてトレジャーハンターなんかが来てるんですか?」
光海
「実は、宝が見つかったんですよ。」
リアン
「じゃあ、海底宮殿で見つかったっていう金の食器って本物なんですか?」
光海
「どうもそのようで・・・ホラ、あそこに島が見えるでしょ?あれが伊予璃緒矢島・・・別名『海賊の島』と呼ばれている島です。」
そう言う光海が指差した方向には、少し大きな島が見えていた。
光海
「その周りにある6つの島はそれぞれ、日向島・光根島・手綱島・優雅島・静島・繭島というんです。日向島の別名は『怪鳥の島』・・・いろんな野生の鳥が住み着いてる島で、別名の通り怪鳥なんかもいるんですよ。」
歩美
「な、なんかもって・・・そんな事をサラッと・・・」
光海
「光根島の別名は『溶岩の島』・・・溶岩がグツグツと煮えたぎってるんです。あそこに観光に行くなら、飲料をたくさん持って行った方がいいですよ。」
マリア
「誰が好き好んで行くんや、そんなトコ・・・」
光海
「手綱島は『難破の島』と呼ばれてましてね、大昔に沈んだ船なんかがたくさんあるんですよ。」
暁
「何だ、そっちの難破か・・・」
風月
「さ〜と〜し〜・・・?」
暁
「あ・・・」
風月
「暁のバカ〜ッ!!」
パァン!!
暁
「イデ〜ッ!!」
風月
「ったく・・・」
光海
「優雅島は『娯楽の島』と呼ばれてましてね。あそこは娯楽施設があるので観光客もよく行くんですよ。あ!ちゃんと子供でも楽しめるように、お金を賭ける決まりなんかはありませんから大丈夫ですよ!」
たくま
「当たり前だろうが・・・」
光海
「静島は別名『亡霊の島』といってね。あそこには結構幽霊とか亡霊とか・・・」
哀
「それ以上言わないでくださ〜い・・・!!」
バタ!
コナン
「あ、哀〜!!」
歩美
「気絶しちゃったわね、哀ちゃん・・・」
光海
「最後の島、繭島の別名は『城壁の島』。各地にある城跡をこっちに持って来て展示したような場所だから、あまり観光客は行きませんね。」
光彦
「歴史の勉強になるのに。もったいないですね。」
光海
「伊予璃緒矢島はその6つの島に囲まれる形である島なんだけど、なぜかあの島だけ他より少し大きいんですよ。その島のほぼ真下に海底宮殿が沈んでいるんですよ。海底宮殿が発見されたのが今から20年ほど前です。何人もの学者達が来て調査していきましたが、人工によるものかはたまた自然のイタズラか・・・まだハッキリとはわかってないんです。伊予璃緒矢島も昔はもう少し大きかったらしいんですが、地盤沈下によって今の形になったらしいんですよ。あの島の下にはメタンハイドレート層というのがあるらしくて、それが原因だと言われているんです。」
元太
「コナン君、そのメタンハイドレートって何なんだ?」
コナン
「ああ、それは・・・」
コナンはメタンハイドレートについての説明をした。
元太
「ヘェ〜、そうなんだ。」
風月
「ホラ、バーミューダ・トライアングルで場所で船や飛行機が消えるっていうのがかつて話題になったでしょ?あれもそのメタンハイドレートが関わっているって言われているのよ。」
たくま
「どんな風に関わっているんだ?」
風月
「メタンハイドレート層は、崩れると大量のメタンガスを放出するの。その時上を船が通ると、メタンガスが船の機能をおかしくしちゃうから、船が海中に引きずり込まれちゃうワケなのよ。ちなみに飛行機も同じで、空中に上がったメタンガスが飛行機のエンジンに引火し、飛行機が墜落しちゃうってワケ。」
歩美
「そうなんだ・・・」
光海
「さぁ、着きましたよ。」
哀
「う、う〜ん。」
コナン
「哀、大丈夫?」
哀
「うん・・・あら?あそこにいるのって・・・」
コナン
「り、隆太君と真ちゃん!?」
リアン
「美保ちゃんと銀一君と仲間も!」
哀
「松葉ちゃんと鈴也君まで・・・」
風月
「な、何で・・・!?」 |