FBIから来た女:4〜清流・青の章(55/111)縦書き表示RDF


FBIから来た女:4〜清流・青の章
作:ユーリ



ファイル388:越水七槻VS不炎明日奈


ドゴガガガ・・・

明日奈
「やった!!やったやったぁ!!」

だきっ・・・

ゴボゴボ!!

ゴボ・・・

ゴ・・・


「イヤ・・・ダメか!?」

明日奈
「隕石のエネルギーと、アタシ達が撃ち込んだ火球のエネルギーが、きっと火山の中でぶつかり合っているんだ!!」


「・・・」

ザッ!

明日奈
「ど、どこへ?」


「最大最強級に匹敵する火の玉をブチ込んでやったんだ!それでダメだってんのなら、そん時はそん時よ!だがオレ達レッドは、何が何でも大地を増やす必要があるんだ!!」

明日奈
「大地・・・」


「そうだ・・・姉ちゃん、なかなかの炎だったぜ!」

バサバサバサッ・・・

明日奈
「!七槻!!七槻!!」



七槻
「ソーラービーム!!」

バッ!

ビュッ!

バシュッ!

七槻
「くぅっ!!しぶとか敵ったい!!いい加減姿を見せたらどうね!?」

「どうね、どうね、どうね・・・」

七槻
「!?トルル!!いったん攻撃ば止めて!!」

タタタ・・・

七槻
「・・・や、やられた!!ミラージュコート!!これでボクらの攻撃ば跳ね返してただけやったと!?敵が本当に放ったのは、最初の一撃だけ!後は・・・鏡を相手に戦ってたとか!!その間に・・・ヤツらはとっくに逃げ切ってしまったったい!!ぐ・・・クソッ!!クソッ!!」

明日奈
「七槻ー!!七槻ー!!」

七槻
「!!」

キラッ!

七槻
「!?」





七槻
「スマンち・・・ヤツらと決着つける事できんかった。・・・そっちは?」

明日奈
「さっき見てもらった通りさ、できる限りの炎を火山に撃ち込んだんだけどね。ギリギリのトコでダメかも・・・」

七槻
「そうやったとか・・・」

明日奈
「・・・ここはね、阿蘇山から熊本へ降りる道、凹凸山道っていうんだ。本当だったら熊本をもっとちゃんと案内したかった。熊本自慢の温泉もじっくり味わってほしかったよ・・・本当にいいトコだったんだよ、アタシの町。日本中の人々が遊びに来るんだから・・・チクショウ!!アタシ、守れなかったんだね・・・ディティクティブマスターになったっていうのに・・・自分の町を守れなかったんだ!!・・・チクショウ!!」

ポコ・・・

ポコッ、ポコココ・・・

明日奈
「温泉だ!!」

七槻
「ヘー!これが。良い湯加減たい。」

明日奈
「さっき撃ち込んだ火球の力で、わずかだけど吹き出したんだ!!」

七槻
「!!ね、これ入ってもよかと!?」

明日奈
「え!?」

七槻
「今ボクに味わってほしいって言うたやろ?これもすぐ冷めてしまうかもしれん!入らんともったいなか!!」

明日奈
「ちょ、ちょっと七槻!」

七槻
「戦いの事はもう過ぎた事やけ、ゴチャゴチャ考えてもしかたなかよ!それより疲ればとろう!!」



プツッ!

七槻
「はい!うまかとよ、食べり。」

明日奈
「あ、ありがと。(・・・アタシの事、励まそうとしてくれてるんだ・・・)・・・七槻、お願いがあるんだ。」

七槻
「!」

明日奈
「・・・今・・・今、アタシと戦ってほしい!思いっきり戦って今日の事振り切って、ディティクティブマスターとしての熱い心を取り戻したい!!」

七槻
「よか!こっちからお願いしたいくらいったい!」

明日奈
「じゃあ・・・試合開始!!」

七槻
「チャモ!!」

明日奈
「マグエスカルゴ!!」

ドカドカドカドカ・・・

七槻・明日奈
「火炎放射!!」

バシィッ!!

明日奈
「・・・フ。」

七槻
「フフフ。」

明日奈
「ウフフフ!」

七槻
「アハハハ!」





七槻
「冷めてしまったね。」

明日奈
「七槻!アタシのおばあちゃんはね、昔、7天王って呼ばれたスゴ腕の探偵だったんだよ。アタシはそんなおばあちゃんが大好きで・・・自分も強い探偵になりたいって思ってた。だからディティクティブマスターになった!おばあちゃんの名を汚さないためにも、こんなトコでヘコタレてなんかいられないんだ!!あんなヤツらを野放しにはしておけない!!」

七槻
「そうったい!!アンタは立派なディティクティブマスター様ったい!!ハクション!」

明日奈
「アハハ、カゼ引くよ!アタシは今回の事を全てのディティクティブマスターに知ってもらうために、これから連絡をとる!!総力を結集させるよ!」

七槻
「ボクも次の戦いに備えて力を上げに行くけ。そして・・・アイツらを倒す!!」

バサバサバサッ・・・

明日奈
「この先の山よりずっと向こうに、九州から離れた町・沖縄があるから!!ありがとう、七槻ー!!」

七槻
「バイバイ、明日奈ー!!」

ゴォォォォ・・・












ケータイ表示 | 小説情報 | 小説評価/感想 | 縦書き表示 | TXTファイル | トラックバック(0) | 作者紹介ページ


小説の責任/著作権は特に記載のない場合は作者にあります。
作者の許可なく小説を無断転載することは法律で堅く禁じられています。




BACK | TOP | NEXT


小説家になろう