ファイル388:越水七槻VS不炎明日奈
ドゴガガガ・・・
明日奈
「やった!!やったやったぁ!!」
だきっ・・・
ゴボゴボ!!
ゴボ・・・
ゴ・・・
焔
「イヤ・・・ダメか!?」
明日奈
「隕石のエネルギーと、アタシ達が撃ち込んだ火球のエネルギーが、きっと火山の中でぶつかり合っているんだ!!」
焔
「・・・」
ザッ!
明日奈
「ど、どこへ?」
焔
「最大最強級に匹敵する火の玉をブチ込んでやったんだ!それでダメだってんのなら、そん時はそん時よ!だがオレ達レッドは、何が何でも大地を増やす必要があるんだ!!」
明日奈
「大地・・・」
焔
「そうだ・・・姉ちゃん、なかなかの炎だったぜ!」
バサバサバサッ・・・
明日奈
「!七槻!!七槻!!」
七槻
「ソーラービーム!!」
バッ!
ビュッ!
バシュッ!
七槻
「くぅっ!!しぶとか敵ったい!!いい加減姿を見せたらどうね!?」
「どうね、どうね、どうね・・・」
七槻
「!?トルル!!いったん攻撃ば止めて!!」
タタタ・・・
七槻
「・・・や、やられた!!ミラージュコート!!これでボクらの攻撃ば跳ね返してただけやったと!?敵が本当に放ったのは、最初の一撃だけ!後は・・・鏡を相手に戦ってたとか!!その間に・・・ヤツらはとっくに逃げ切ってしまったったい!!ぐ・・・クソッ!!クソッ!!」
明日奈
「七槻ー!!七槻ー!!」
七槻
「!!」
キラッ!
七槻
「!?」
七槻
「スマンち・・・ヤツらと決着つける事できんかった。・・・そっちは?」
明日奈
「さっき見てもらった通りさ、できる限りの炎を火山に撃ち込んだんだけどね。ギリギリのトコでダメかも・・・」
七槻
「そうやったとか・・・」
明日奈
「・・・ここはね、阿蘇山から熊本へ降りる道、凹凸山道っていうんだ。本当だったら熊本をもっとちゃんと案内したかった。熊本自慢の温泉もじっくり味わってほしかったよ・・・本当にいいトコだったんだよ、アタシの町。日本中の人々が遊びに来るんだから・・・チクショウ!!アタシ、守れなかったんだね・・・ディティクティブマスターになったっていうのに・・・自分の町を守れなかったんだ!!・・・チクショウ!!」
ポコ・・・
ポコッ、ポコココ・・・
明日奈
「温泉だ!!」
七槻
「ヘー!これが。良い湯加減たい。」
明日奈
「さっき撃ち込んだ火球の力で、わずかだけど吹き出したんだ!!」
七槻
「!!ね、これ入ってもよかと!?」
明日奈
「え!?」
七槻
「今ボクに味わってほしいって言うたやろ?これもすぐ冷めてしまうかもしれん!入らんともったいなか!!」
明日奈
「ちょ、ちょっと七槻!」
七槻
「戦いの事はもう過ぎた事やけ、ゴチャゴチャ考えてもしかたなかよ!それより疲ればとろう!!」
プツッ!
七槻
「はい!うまかとよ、食べり。」
明日奈
「あ、ありがと。(・・・アタシの事、励まそうとしてくれてるんだ・・・)・・・七槻、お願いがあるんだ。」
七槻
「!」
明日奈
「・・・今・・・今、アタシと戦ってほしい!思いっきり戦って今日の事振り切って、ディティクティブマスターとしての熱い心を取り戻したい!!」
七槻
「よか!こっちからお願いしたいくらいったい!」
明日奈
「じゃあ・・・試合開始!!」
七槻
「チャモ!!」
明日奈
「マグエスカルゴ!!」
ドカドカドカドカ・・・
七槻・明日奈
「火炎放射!!」
バシィッ!!
明日奈
「・・・フ。」
七槻
「フフフ。」
明日奈
「ウフフフ!」
七槻
「アハハハ!」
七槻
「冷めてしまったね。」
明日奈
「七槻!アタシのおばあちゃんはね、昔、7天王って呼ばれたスゴ腕の探偵だったんだよ。アタシはそんなおばあちゃんが大好きで・・・自分も強い探偵になりたいって思ってた。だからディティクティブマスターになった!おばあちゃんの名を汚さないためにも、こんなトコでヘコタレてなんかいられないんだ!!あんなヤツらを野放しにはしておけない!!」
七槻
「そうったい!!アンタは立派なディティクティブマスター様ったい!!ハクション!」
明日奈
「アハハ、カゼ引くよ!アタシは今回の事を全てのディティクティブマスターに知ってもらうために、これから連絡をとる!!総力を結集させるよ!」
七槻
「ボクも次の戦いに備えて力を上げに行くけ。そして・・・アイツらを倒す!!」
バサバサバサッ・・・
明日奈
「この先の山よりずっと向こうに、九州から離れた町・沖縄があるから!!ありがとう、七槻ー!!」
七槻
「バイバイ、明日奈ー!!」
ゴォォォォ・・・ |