ファイル383:ファミリアの真実と新たな誓い!!
群馬県警での事情聴取を終えたコナンと哀は、工藤邸に帰って来ていた。
もちろん歩美達も一緒である。
そして、あのファミリア・ファウナも・・・
コナン
「じゃあ、そろそろ話してもらおうか?」
哀
「あなたがなぜ生きているかという事をね。」
ファミリア
「ええ、もちろん教えてあげるわ。だけど・・・正確に言うと、私は別の人間なのよね・・・」
刃
「え、それってどういう事?」
ファミリア
「私は確かにあの時、刃ちゃんに斬られて爆発した・・・でも、あの時の私は言わば、プロトタイプだったのよ・・・」
ユリ
「プロトタイプ?」
ファミリア
「そうよ。あの私は実験体というか何というか・・・とにかく、あの時の私は最強のエスパー『ファミリア・ファウナ』を完成させるための試作品だったってワケ。」
風月
「そうだったの。」
暁
「じゃあ、今のアンタはオレ達の味方なんだな?」
ファミリア
「ええ。というより、あの試作品の私はあのウィズが真希ちゃんの意思を読み取り、勝手に改造した個体だったのよ。」
マリア
「そやから、あのファミリアは勝手に暴れまくり、ウチらを消しまくったってワケやな?」
ファミリア
「ええ。確かに私は消滅系の能力を操る超能力者だけど、本来私は人間達を守るために生み出されたエスパー・・・勝手に世界を滅ぼそうとした試作品の私は、ウィズの欲望が生んだ魔女だったってワケよ。」
歩美
「良かった、ファミリアさんが敵でなくて。」
ファミリア
「ええ、私もコナン君達とお友達になれて嬉しいわ。」
コナン
「ところで、ウィズに乗り移られていたレイ・アヤミの事だけど・・・」
哀
「今はどうしてるの?まさか、まだ病院で入院中なの?」
ファミリア
「何言ってるの?あの子ならコナン君達の近くにいるわよ?」
コナン・哀・歩美・光彦・元太・ユリ・マリア・たくま・風月・暁・刃
「え?どこに?」
コナン達は辺りを見回す。
ファミリア
「ホラ、私の後ろに・・・」
コナン・哀・歩美・光彦・元太・ユリ・マリア・たくま・風月・暁・刃
「え!?」
コナン達がファミリアの後ろに目をやると、そこにはコナン達と同じく小学生の少女が顔をのぞかせていた。
「こ、こんにちは・・・」
ファミリア
「この子が、ウィズに乗り移られ、操られていたレイ・アヤミその子自身よ。」
コナン・哀・歩美・光彦・元太・ユリ・マリア・たくま・風月・暁・刃
「ええ!!?」
ファミリア
「この子、小学校からの帰り道に火影にさらわれ、行方不明になったの。きっとその時に、ウィズに乗り移られたのね。もちろんこの子、かすかには乗り移られていた記憶はあるけど、自分が何をしたのかまでは全く覚えていないのよ。」
ファミリアの説明に、コナン達は言葉を失った。
ファミリア
「この子の本当の名前は綾崎新美・・・綾崎ハヤテ君の従姉妹よ。」
コナン・哀・歩美・光彦・元太・マリア・たくま・風月・暁・刃
「イ、イトコ・・・?」
ユリ
「そういえば、ハヤテ君に聞いた事があるわ。彼の従姉妹に、とても頭の良い超天才少女がいるって・・・それがこの子だったのね。」
ファミリア
「ええ、そういう事。」
たくま
「それにしても、何てヤツらなんだ!赤の組織は・・・」
マリア
「こんな小さな子を連れ去り、手先にするやなんて!」
歩美
「ますます野放しにはしておけなくなったわね・・・」
たくまとマリアと歩美が怒りの感情をのぞかせた。
コナン
「みんな、誓い合おう!オレ達は絶対に、ペンデュラムアッドを叩き潰す!!」
哀
「そうよ!人を平気で道具のように使う輩を許してはおけないわ!!」
刃
「みんな、異議はないわよね?」
歩美
「ええ!」
光彦
「もちろんです!」
元太
「絶対に許しちゃいけねぇんだ!」
たくま
「人の性別を変えたり、幼い子を平気で操るその性根・・・」
マリア
「断じて許せるもんやあらへんな!」
ユリ
「私は母や姉の仇を絶対にとる・・・」
風月
「今までペンデュラムアッドによって無惨に殺されてきた人達・・・」
暁
「その人達の無念を晴らすためにも・・・」
真希
「私達は絶対に負けられない!イヤ、負けちゃいけない!!」
ファミリア
「私も力になるわ!この子と共にね!!」
コナン
「ああ・・・」
哀
「これからもよろしく、ファミリア!!」
コ哀とファミリアは、堅い握手を交わした。
そして、コナン達はペンデュラムアッドを必ず打倒する約束を改めて強く誓い合ったのだった・・・!! |