FBIから来た女:4〜清流・青の章(50/111)縦書き表示RDF


オリジナルキャラクター・ファイル37

ファミリア・ファウナ/颯崎(はやさき)ファミ
真希の意思から生まれた、最強のエスパー。
しかし、最初に現れた彼女はウィズという黒幕が欲望で生んだプロトタイプで、ウィズの命令のままに暴れコナン達を襲っていた。
しかし、そのプロトタイプが刃によって倒された事によりウィズも敗北。
本当のファミリアが改めて真希の意思から生み出された。
消滅系(ただし今は光属性)の能力を操る超能力者だが、根はとても優しく、パートナーの綾崎新美を大切にしている。
人間達を守る事が、彼女本来の役目である。
コ哀と握手を交わし合い、コナン達と共にペンデュラムアッド打倒を心に誓う。
結構天然ボケ。
真希の事はコナン達がいる前では『真希ちゃん』と呼び、2人きりの時は『マスター』と呼ぶようにしているらしい。
だが最近は2人きりでも真希ちゃんと呼ぶ事が多いらしい。
どういうコネかは知らないが、蘭達の通う帝丹高校に通っている事から見て、年齢は17歳程度と考えられる。
なぜか片桐邸にいる時はメイド服を着ている(『ある人物』に着てと言われて着ているらしい)。
帝丹高校に通っている時の名前は、颯崎(ハヤサキ)ファミ。
昔真希と実希がデュリオアによってキズつけられたため、兄であるにもかかわらず『同じ血が流れているのも汚らわしい』とデュリオアを毛嫌いしている。
双子の兄であるデュリオアを探し出し殺すよう真希に指示を受けていたが、その後何の因果か6章で和解したらしい(しかし彼女自身はこの事が気に入らないのか、デュリオアを睨みつける描写がある)。
実は彼女にはモデルの女性がいるが、ファミリアとは性格が真逆の不良である(後にその少女はファミリアによって懲らしめられた)。
FBIから来た女:4〜清流・青の章
作:ユーリ



ファイル383:ファミリアの真実と新たな誓い!!


群馬県警での事情聴取を終えたコナンと哀は、工藤邸に帰って来ていた。

もちろん歩美達も一緒である。

そして、あのファミリア・ファウナも・・・


コナン
「じゃあ、そろそろ話してもらおうか?」


「あなたがなぜ生きているかという事をね。」

ファミリア
「ええ、もちろん教えてあげるわ。だけど・・・正確に言うと、私は別の人間なのよね・・・」


「え、それってどういう事?」

ファミリア
「私は確かにあの時、刃ちゃんに斬られて爆発した・・・でも、あの時の私は言わば、プロトタイプだったのよ・・・」

ユリ
「プロトタイプ?」

ファミリア
「そうよ。あの私は実験体というか何というか・・・とにかく、あの時の私は最強のエスパー『ファミリア・ファウナ』を完成させるための試作品だったってワケ。」

風月
「そうだったの。」


「じゃあ、今のアンタはオレ達の味方なんだな?」

ファミリア
「ええ。というより、あの試作品の私はあのウィズが真希ちゃんの意思を読み取り、勝手に改造した個体だったのよ。」

マリア
「そやから、あのファミリアは勝手に暴れまくり、ウチらを消しまくったってワケやな?」

ファミリア
「ええ。確かに私は消滅系の能力を操る超能力者だけど、本来私は人間達を守るために生み出されたエスパー・・・勝手に世界を滅ぼそうとした試作品の私は、ウィズの欲望が生んだ魔女だったってワケよ。」

歩美
「良かった、ファミリアさんが敵でなくて。」

ファミリア
「ええ、私もコナン君達とお友達になれて嬉しいわ。」

コナン
「ところで、ウィズに乗り移られていたレイ・アヤミの事だけど・・・」


「今はどうしてるの?まさか、まだ病院で入院中なの?」

ファミリア
「何言ってるの?あの子ならコナン君達の近くにいるわよ?」

コナン・哀・歩美・光彦・元太・ユリ・マリア・たくま・風月・暁・刃
「え?どこに?」

コナン達は辺りを見回す。

ファミリア
「ホラ、私の後ろに・・・」

コナン・哀・歩美・光彦・元太・ユリ・マリア・たくま・風月・暁・刃
「え!?」

コナン達がファミリアの後ろに目をやると、そこにはコナン達と同じく小学生の少女が顔をのぞかせていた。

「こ、こんにちは・・・」

ファミリア
「この子が、ウィズに乗り移られ、操られていたレイ・アヤミその子自身よ。」

コナン・哀・歩美・光彦・元太・ユリ・マリア・たくま・風月・暁・刃
「ええ!!?」

ファミリア
「この子、小学校からの帰り道に火影にさらわれ、行方不明になったの。きっとその時に、ウィズに乗り移られたのね。もちろんこの子、かすかには乗り移られていた記憶はあるけど、自分が何をしたのかまでは全く覚えていないのよ。」

ファミリアの説明に、コナン達は言葉を失った。

ファミリア
「この子の本当の名前は綾崎(あやさき)新美(ニナミ)・・・綾崎ハヤテ君の従姉妹(イトコ)よ。」

コナン・哀・歩美・光彦・元太・マリア・たくま・風月・暁・刃
「イ、イトコ・・・?」

ユリ
「そういえば、ハヤテ君に聞いた事があるわ。彼の従姉妹に、とても頭の良い超天才少女がいるって・・・それがこの子だったのね。」

ファミリア
「ええ、そういう事。」

たくま
「それにしても、何てヤツらなんだ!赤の組織は・・・」

マリア
「こんな小さな子を連れ去り、手先にするやなんて!」

歩美
「ますます野放しにはしておけなくなったわね・・・」

たくまとマリアと歩美が怒りの感情をのぞかせた。

コナン
「みんな、誓い合おう!オレ達は絶対に、ペンデュラムアッドを叩き潰す!!」


「そうよ!人を平気で道具のように使う輩を許してはおけないわ!!」


「みんな、異議はないわよね?」

歩美
「ええ!」

光彦
「もちろんです!」

元太
「絶対に許しちゃいけねぇんだ!」

たくま
「人の性別を変えたり、幼い子を平気で操るその性根・・・」

マリア
「断じて許せるもんやあらへんな!」

ユリ
「私は母や姉の仇を絶対にとる・・・」

風月
「今までペンデュラムアッドによって無惨に殺されてきた人達・・・」


「その人達の無念を晴らすためにも・・・」

真希
「私達は絶対に負けられない!イヤ、負けちゃいけない!!」

ファミリア
「私も力になるわ!この子と共にね!!」

コナン
「ああ・・・」


「これからもよろしく、ファミリア!!」

コ哀とファミリアは、堅い握手を交わした。

そして、コナン達はペンデュラムアッドを必ず打倒する約束を改めて強く誓い合ったのだった・・・!!












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