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FBIから来た女:4〜清流・青の章
作:ユーリ



ファイル378:花鳥風月殺人事件『2』


バス内で刃とユリは、カラオケで歌を熱唱していた。

刃・ユリ
「7つの〜海を渡る風のように〜(あお)い未来に夢描くよ〜♪胸がつぶれ〜そうな程振り向くといつも〜君がいる〜熱く君がいる〜♪強く君を〜感じ〜たい〜♪7つの海を〜渡る風のように〜・・・♪」

刃とユリは、仲良く『7つの海を渡る風のように』を歌いきった。

もちろん、バス内からはコナン達の拍手が起こる。

真希
「2人共歌上手だね〜!」

元太
「この2人、休みの日しょっちゅうカラオケに行ってるんだよ。おかげでユーリさんは毎月お金が減るって、嘆いてるんだぜ。」

歩美
「あらまぁ・・・」

マリア
「ほな、次はウチやな!三枝夕夏の『かけがえのない想い君に届け』いっきま〜す!!」

その後も歌合戦は続き、コナンと哀以外のメンバーは名探偵コナンやその他諸々のアニメの主題歌を歌いまくった。

コナン
「じゃあ、最後はオレと哀だな。水平線上の陰謀(ストラテジー)より、『想い出達〜想い出』を・・・」

歩美・刃・ユリ・風月・マリア・真希・光彦・元太・暁・たくま
「それは却下!!!」

コナン
「なんでだよ〜!!」

歩美
「だってコナン君・・・」

マリア
「音痴やないか。」

コナン
「大丈夫だって!さ、歌うよ!哀!」


「は〜い!」

歩美・刃・ユリ・風月・マリア・真希・光彦・元太・暁・たくま
「(み、耳栓つけなきゃ・・・)」

歩美達はそう思った。

しかし、コナンと哀が歌い出した瞬間、歩美達は耳栓を外してしまったのだ。

なぜなら・・・

なんと江戸川コナンの音痴は、もう完全に直っていたのだから・・・!!!





出発してから1時間後、コナン達を乗せたバスは目的地へと着いた。

ガチャッ・・・

トッ・・・

歩美
「それにしても驚いたわ・・・」

マリア
「まさかコナン君が、音痴が直っているどころかとてつもない美声で歌を歌えるようになっていたなんて・・・」

光彦
「一体、どんなスゴい家庭教師を雇ったんですか?」

コナン
「家庭教師というより・・・」


「美保ちゃんに講師を頼んだのよ。いい加減コナン君には音痴を直してほしかったしね。」

これが、コナン美声化の謎の答えである。

つまり、作者の別小説『Changing Detective』との関係は全くない。

花鳥
「さて、羽鳥姉さんはどこにいるのかしら・・・」

「あ、来てくれたのね、花鳥!」

花鳥
「姉さん!」

たくま
「じゃあ、この人が・・・」

如月(きさらぎ)羽鳥(ハトリ)
「皆さん、初めまして。花鳥の姉で風月の叔母の如月羽鳥です。よろしく!」

コナン・哀・歩美・刃・ユリ・マリア・真希・光彦・元太・たくま
「よろしくお願いします!」

コナン達は羽鳥に挨拶した。

花鳥
「ところで、姉さん?こないだの事件の事だけど・・・平気?」

羽鳥
「ええ、もう落ち着いたわ・・・確かに夫が殺されたのは悲しいけれど、悲しみに暮れてばかりもいられないじゃない?」

コナン
「事件?」


「何かあったんですか?」

風月
「うん。実はこないだ・・・」


「あ、ちょっ、歩美ちゃん達どこに行くんだよ!?」

歩美
「みんなでこの辺を散歩して来ようかと思って。」

羽鳥
「だったら、私が案内するわ。この町の一角にキレイなお花畑があるから、そこでお昼を食べましょう。」

コナン達は、羽鳥の案内でお花畑へと向かった





羽鳥
「着いたわ、ここよ。」

歩美
「わぁ〜、キレ〜イ!」

真希
「これは美しい光景ね・・・」


「・・・ん?」

刃が地面に手を当てた。

ユリ
「どうしたの、刃?」


「どこかからか血の匂いがしてる・・・」

刃は辺りを見回した。


「!!あっちだわ!!」

刃は走り出した。

コナン
「あ、刃ちゃん!」

コナン達も、彼女の後を追っていく。

タタタタタ、タタタタタ・・・

コナン
「一体どうしたの?刃ちゃ・・・。!!」

コナン・哀・歩美・刃・ユリ・マリア・真希・光彦・元太・たくま・風月・暁
「こ、これは・・・!!?」

コナン達の目の前にあったのは、お花畑の中で花に囲まれ息絶えている男性の遺体であった・・・












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