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FBIから来た女:4〜清流・青の章
作:ユーリ



ファイル377:花鳥風月殺人事件『1』


それは、月明かりが美しいある日の夜に起こった。

その美しい月明かりの下で、1人の男性が絶命した。

その遺体のそばには、彼を殺害したと思われる謎の黒い影があった。

黒い影は、絶命した男性の遺体を眺めながら、ほくそ笑む。

『これは『花鳥風月』の『月』・・・これでやっと1人目だ・・・だが、これではまだ足りぬ・・・後3人・・・『花』『鳥』『風』を示すアイツらを死に至らしめなければ、私の復讐は完了しない・・・だが、すぐに終わらせてやる・・・私が描く、『花鳥風月』の芸術をな・・・』

黒い影は高笑いしながら、遺体をどこかへと運んでいった・・・





コナン達少年探偵団は、3日前に起きた殺人事件について図書室で話し合っていた。

コナン
「『月明かりの下で男性の遺体発見』か・・・」


「犯罪もどんどん謎めいてくるわね・・・」


「『月明かりの下で殺された』っていうのに何か意味があるのかしら?」

ユリ
「そうだと思うわ。たぶん、犯人は見立て殺人みたいな事をしたんじゃないかしら?」

真希
「『月明かりの下』って事は、示す言葉は『月』か・・・」

マリア
「何なんやろな、一体・・・」

その時、教室の扉が静かに開いた。

ガララッ・・・

風月
「みんな・・・おはよう・・・」

風月が眠そうに目をこすりながら、教室に入って来た。

コナン
「おはよう、風月ちゃん!」


「なんだか眠そうね・・・夜更かしでもしたの?」

マリア
「あるいは、ネトゲで徹夜したとか・・・」


「ちがうよ。昨日花鳥さんが夜遅く帰って来て、叩き起こされたんだよオレと風月・・・」

眠そうにアクビをしながら、暁も教室に入って来た。

たくま
「暁君!」


「だいたい、愛妻の風月に夜更かしだなんてオレが普段させてないし。」

風月
「/////暁・・・/////」

真希
「ところで、どうしてそんな夜遅くになって風月ちゃんのお母さん帰って来たの?」

風月
「母さんね、母さんの姉の羽鳥さんと久しぶりに会って、喫茶店で談笑してたっていうの。その時羽鳥さんが、『良かったら来ない?』って言って、長野への旅行券をプレゼントしてくれたのよ。」


「羽鳥さんは今、長野に住んでいるからね。」

風月
「どうする?みんな行く?」

コナン
「もちろん!」


「私達も行くわ!」

風月
「じゃあ、明日の朝出発って事で・・・」





翌日、米花町のバス停に、コナン達が集まった。

花鳥
「よーし、みんなそろったわね。」

風月
「じゃあ、出発しましょ!このバスは母さんの貸し切りだから。」












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