FBIから来た女:4〜清流・青の章(43/111)縦書き表示RDF


オリジナルキャラクター・ファイル35

播磨紅子(はりま あかこ)
兵庫県警の警部で、刑事部長である姫川(ヒメガワ)啓作(ケイサク)の娘。
父親と名字がちがうのは、亡くなった母親の名字を忘れたくないから。
母親の名前は播磨(ハリマ)香澄(カスミ)で、階級は警視正。
紅子が子供の頃強盗事件で殉職した。
コナンの正体である新一のお世話役で、学生の頃から幼い新一と仲が良い。
そのため、彼の正体も初登場の時点で知っていた。
新一の事を非常にカワイがっており、実の弟のように思っている。
それゆえ、一緒に露天風呂に入る事も躊躇しない天然さんである(案の定、コナンは蘭と入った時と同じく鼻血を出してしまった)。
新一を弟のようにカワイがっているが、恋愛感情は少ししかない。
中学時代の同級生で、彼女のために犯罪に手を染めてしまった新島(ニイジマ)(タモツ)(彼女には彼の犯罪を止められなかった悔しさがある)に、10年後感謝の気持ちと共に好意を寄せるようになる。
その彼は他の同級生と共に、今後登場する予定。
FBIから来た女:4〜清流・青の章
作:ユーリ



ファイル376:江戸川コナン君の怖い物とは・・・?


それはある日の工藤邸での事であった。

ふと、哀がこんな事を言い出したのだ。


「ねぇ、成美さん・・・」

成美
「はい?」


「コナン君って、スゴい子ですよね・・・」

成美
「スゴすぎますよ。手先が器用でサッカーの才能があって、オマケに推理力は神的レベルで・・・」


「弱点とか・・・ないのかしら?」

成美
「は?」


「だから弱点ですよ弱点。ユリちゃんがヘビ嫌いだったり、風月ちゃんがウサギを怖がったりするアレ。何というか、コナン君ってスゴいけど・・・ちょっと困らせたくなるオーラが出てるじゃないですか!!」

『女装させられたコナンの図』

コナン『も〜、やめてよ哀ちゃ〜ん・・・』

成美
「ま・・・まぁ、否定はしませんけど・・・」


「でしょ?だからコナン君には弱点って必要だと思うんですよ。って事で、コナン君の弱点と予想される品を、ハテナBOX風に用意してみました!!」

バン!

成美
「ハァ・・・じゃ、しゃあハテナの『テ』を。」


「オープン!!」

バッ!

ゲコッ・・・

ガクガクガク・・・

成美
「・・・あの・・・哀ちゃん?」


「そんな不気味な物を近づけないで!!気持ち悪いじゃないですか!!とにかく、そんな物はサッサと下げてください!!」

成美
「ハァ・・・(だったら、用意しなければいいのに・・・)」

ポイッ。


「やはりハテナBOXなどに頼ろうとした私達がバカだったわ。」

成美
「イヤ、私達って・・・アタシは別に・・・」




「やはり弱点は観察によって見つけなくちゃ。」

成美
「ハァ・・・」


「それにしてもコナン君、何をしているのかしら?」

コナン
「よし、これも正解っと・・・フー、休みの合間にようやく古文の弱点を克服したよ・・・」


「(ちぃぃ、私達がモタモタしているから見なさい!コナン君の貴重な弱点が1つ克服されてしまったじゃないですか!!)」

成美
「(イヤ、別にいいんじゃないですか?それは・・・)」


「ええい、まぁいい。他に弱点とか苦手な物はないかじっくり観察よ!」

成美
「あ、でも見てください・・・」

コナン
「うーん・・・哀、サバ、このままだと食べないからなぁ。少しミンチにして、血生臭い匂いはショウガで消して・・・シイタケやナスビも苦手だし、ワサビとか辛いのは絶対ダメだし・・・ピーマンも微塵(ミジン)切りにしないとなぜかハシが進まないし。あー、サケの皮も苦手だったな。」


「う・・・」

成美
「弱点や苦手な物をじっくり観察されてますねー。」

コナン
「こんなに好き嫌いが多いから、健康が・・・」


「うるさい、バカァ!!」

ドガッ!!


「まったく!コナン君は本当に・・・」




「やはりこうなったら・・・定番の弱点で攻めるしかないわね。」

成美
「は?」



その夜・・・

哀が着ているのは、ハロウィン用に買って来たオバケの衣装。


「ウフフ、どうですか成美さん。これはビックリでしょ?」

成美
「ええ。何かもういろんな意味でビックリです。」


「夜暗い所でオバケが出て来たら、怖がらない子はいないからね。完璧ね、これは。」

成美
「(っていうか、それはあなたの弱点なのでは?)」


「よし!では行くわよー!」

成美
「はいはい。じゃあ電気は消しといてあげるから、1人で行ってらっしゃい。」

パチ。

パッ!


「ん?イヤイヤ成美さん、まだ早い。まだ早いって。」

成美
「そうですかー?でも、これくらいしないと怖がってもらえませんよ〜?」

クルッ!

ボワッ・・・

ブルブルブルブル・・・


「うぅ〜・・・」

成美
「イヤイヤ・・・だから、この程度でそんなに怖がらなくても・・・」

コナン
「あの・・・さっきから何をやっているの?」


「む!コナン君!!ええい!だったら単刀直入に聞いてやる!!コナン君!!あなたの怖い物は一体何なの!!」

コナン
「えーっと・・・ここらで一杯、お茶が怖い・・・?」

哀・成美
「・・・(江戸時代のオチーっ!!)」

意味がわからない人は、『饅頭(まんじゅう)怖い』という落語を見てね。


「ねぇ。このままじゃ面白くない。」

コナン
「じゃあ、今回は2本立てって事で・・・」



刃とユリの場合


「え?怖い物?」

ユリ
「そうよ。最強のエスパーであるリアンでも、怖い物とかあるのかな〜って・・・」


「えーっと・・・怖い物かぁ・・・あ!あるわよ。」

ユリ
「お!何なのそれは?」


「アタシ、芋虫(イモムシ)が怖いのよ。」

ユリ
「ヘ〜。な〜んだ、意外と普通のが怖いのね〜。」


「体長13メートル体重9トン。口から火を吹き糸は猛毒。触るだけで自然発火し、シベリアの約80パーセントを壊滅させ、後3分倒すのが遅れていたら地球が死の惑星と化していたかと思うと・・・」

ユリ
「『怖い』の意味がちがうわよぉ!!っていうかそれ芋虫じゃないし!!」

・・・お後はよろしかったでしょうか?












ケータイ表示 | 小説情報 | 小説評価/感想 | 縦書き表示 | TXTファイル | トラックバック(0) | 作者紹介ページ


小説の責任/著作権は特に記載のない場合は作者にあります。
作者の許可なく小説を無断転載することは法律で堅く禁じられています。




BACK | TOP | NEXT


小説家になろう