ファイル370:神からの贈り物(ギフト)『3』
敦志
「(オレに・・・こんな能力が・・・)って、落ちるーっ!!ギャーッ!!」
ゴォォォォォ・・・
真希『自分の体を持ち上げて、空を飛ぶ事もできるのよ。』
敦志
「・・・!!止まれ!止まれ!止ま・・・ーっ!!」
キン!
ビタッ!
敦志
「や・・・やった!!」
ヒュッ!
バガッ!!
敦志
「ギャッ!!」
真希『かなりの才能と特訓がいるんだけどね。』
敦志
「ク・・・クク・・・クハハハハハ・・・!!スゲェや!!今日からエスパーだ!!アハハハハーッ!!!」
秀一
「見失った!?お・・・おい!彼は無事なんだろうな!?」
刃
「ケガはないみたい。落下の直前に念力で体を浮かせてるわ。予想以上に爆発的な力が出てるみたいね。こっちの読みより遠くに飛んじゃって・・・」
風月
「オマケに、複数の能力まで・・・」
ユリ
「早いトコ保護した方がいいわね。」
秀一
「ど・・・どうしよう、バリー!?」
バリー
「・・・あの子達に任せるって言ったのはシュウだろ?何を今さら・・・しかし、『シスターズ』を出し抜くほどとはな・・・ま、あんなパワー後1時間も続かねぇよ。逆に言えば、今が一番危険だが。」
キース
「でも、ある日突然強力なエスパーになった子供が、次にやる事なんか限られてるでしょ。」
秀一
「何だ?」
バリー
「考えてみ?」
秀一
「粗大ゴミの整理?それとも部屋の模様替え?」
キース
「ダメね、シュウ。」
真希
「・・・!!何となくわかるような気が・・・」
秀一
「え?」
真希
「遠くには行ってないよ!学校付近の公園や遊び場にいると思う!」
刃
「そっか・・・!!でもそれって、一番マズいんじゃない?」
風月
「ええ・・・」
ユリ
「だから、早く止めなきゃ!」
ヒュパッ!!
秀一
「どういう事だ?オレにはよく・・・」
バリー
「まぁ、わからんならわからんでいいさ。」
「いいモン持ってるじゃないかよ?生意気だぞ、オマエのクセに!」
「止めろよ、返してよ!」
「うるせぇ!オマエの物はオレの物!オレの物もオレの物だ!!」
「止めろ・・・!!」
「ん?」
ヒュパッ!!
ザン!
敦志
「ク・・・クククク・・・ソイツを返せ。いつもいつもそんなマネしやがって・・・!!」
「あ〜ん?敦志じゃねぇか!なんだ〜?やるのかぁ〜!?」
グィッ!
「力ずくでやってみろよ?オラ!!」
敦志
「ク・・・クククク。」
ググ・・・
バギィ!!
「イダッ!!イデデデデ!!テメェ・・・何を・・・!?」
敦志
「フン、いつでも・・・いつでもオマエがボスだったよなぁぁぁっ!?だが、今日からは・・・もうキサマの指図は受けんっ!!」
ゴォォォォォ・・・
「え、何!?どしたの!?何かあからさまに戦闘力上がってる感じ!?」
敦志
「その通りだ!!ワハハハハ!!」
「ちょっ、ちょっと待て!!オマエ、何をする気・・・」
敦志
「くらえ!!ギタギタにしてや・・・」
カッ!!
真希
「調子に乗りすぎでしょ!!」
ドガッ!!
敦志
「ベッ、」
真希
「は・・・恥ずかしいマネするんじゃないっ!!」
敦志
「よ・・・よくもこのオレの高貴な顔にキズを!?」
ユリ
「うっわ、目覚めてものの5分でもう超サイヤ人並に増長してるわ。」
風月
「早っ!」
刃
「よくある事よ。強い力が急に出ると、ハイになるのよね。」
「力って・・・超能力の事!?」
「え!?でもアイツのパパは・・・」
真希
「イヤ、まだそういうワケでもないんだけど。」
「エ、エスパー・・・!?」
敦志
「邪魔すんなよ!アイツ、いっつも横暴でスッゲーヤなヤツなんだ!今だって・・・」
真希
「ちょっと来なさい!」
グィッ!
敦志
「でも、」
真希
「いいから!」
ユリ
「んじゃっ、ゴメンね。」
刃
「後で謝らせるから!」
敦志
「何だよ!?何でオレが悪者なのさ!?」
真希
「当たり前でしょ!?」
風月
「子供のケンカに超能力なんか使う子は、」
ユリ
「嫌われて当然よっ!」
刃
「その場はスッとしても、後で居づらくなるわよ。」
敦志
「かまうもんか!FBIで働けばいいんだ!」
真希
「あなた今、精神状態が普通じゃないんだから、とりあえず落ち着きなさい!」
ユリ
「先輩の言う事は聞くものよ。」
敦志
「先輩〜!?オレより年下のクセに、レベル2ぐらいでエラそうにすんなよ!?オマエらにオレの気持ちなんかわからねぇよ!!ガタガタ言うとやっちまうぞ!!」
カッ!!
バキィン!!
真希
「いい加減にしないと、私達怒るわよ!!」
敦志
「・・・!!レベル2なんかじゃない・・・!?アンタら一体・・・」
グワッ!
敦志
「フッ、おもしれぇじゃん!!本気でやったらどこまで力が出るか・・・試してみようぜ!!!」
ドゴォ!!
真希
「キャ・・・!!」
ユリ
「真希ちゃんーっ!!」
真希
「この子・・・!!」
秀一
「で?その連中、どっちに!?」
「あっち。」 |