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FBIから来た女:4〜清流・青の章
作:ユーリ



ファイル370:神からの贈り物(ギフト)『3』


敦志
「(オレに・・・こんな能力が・・・)って、落ちるーっ!!ギャーッ!!」

ゴォォォォォ・・・

真希『自分の体を持ち上げて、空を飛ぶ事もできるのよ。』

敦志
「・・・!!止まれ!止まれ!止ま・・・ーっ!!」

キン!

ビタッ!

敦志
「や・・・やった!!」

ヒュッ!

バガッ!!

敦志
「ギャッ!!」

真希『かなりの才能と特訓がいるんだけどね。』

敦志
「ク・・・クク・・・クハハハハハ・・・!!スゲェや!!今日からエスパーだ!!アハハハハーッ!!!」





秀一
「見失った!?お・・・おい!彼は無事なんだろうな!?」


「ケガはないみたい。落下の直前に念力で体を浮かせてるわ。予想以上に爆発的な力が出てるみたいね。こっちの読みより遠くに飛んじゃって・・・」

風月
「オマケに、複数の能力まで・・・」

ユリ
「早いトコ保護した方がいいわね。」

秀一
「ど・・・どうしよう、バリー!?」

バリー
「・・・あの子達に任せるって言ったのはシュウだろ?何を今さら・・・しかし、『シスターズ』を出し抜くほどとはな・・・ま、あんなパワー後1時間も続かねぇよ。逆に言えば、今が一番危険だが。」

キース
「でも、ある日突然強力なエスパーになった子供が、次にやる事なんか限られてるでしょ。」

秀一
「何だ?」

バリー
「考えてみ?」

秀一
「粗大ゴミの整理?それとも部屋の模様替え?」

キース
「ダメね、シュウ。」

真希
「・・・!!何となくわかるような気が・・・」

秀一
「え?」

真希
「遠くには行ってないよ!学校付近の公園や遊び場にいると思う!」


「そっか・・・!!でもそれって、一番マズいんじゃない?」

風月
「ええ・・・」

ユリ
「だから、早く止めなきゃ!」

ヒュパッ!!

秀一
「どういう事だ?オレにはよく・・・」

バリー
「まぁ、わからんならわからんでいいさ。」





「いいモン持ってるじゃないかよ?生意気だぞ、オマエのクセに!」

「止めろよ、返してよ!」

「うるせぇ!オマエの物はオレの物!オレの物もオレの物だ!!」

「止めろ・・・!!」

「ん?」

ヒュパッ!!

ザン!

敦志
「ク・・・クククク・・・ソイツを返せ。いつもいつもそんなマネしやがって・・・!!」

「あ〜ん?敦志じゃねぇか!なんだ〜?やるのかぁ〜!?」

グィッ!

「力ずくでやってみろよ?オラ!!」

敦志
「ク・・・クククク。」

ググ・・・

バギィ!!

「イダッ!!イデデデデ!!テメェ・・・何を・・・!?」

敦志
「フン、いつでも・・・いつでもオマエがボスだったよなぁぁぁっ!?だが、今日からは・・・もうキサマの指図は受けんっ!!」

ゴォォォォォ・・・

「え、何!?どしたの!?何かあからさまに戦闘力上がってる感じ!?」

敦志
「その通りだ!!ワハハハハ!!」

「ちょっ、ちょっと待て!!オマエ、何をする気・・・」

敦志
「くらえ!!ギタギタにしてや・・・」

カッ!!

真希
「調子に乗りすぎでしょ!!」

ドガッ!!

敦志
「ベッ、」

真希
「は・・・恥ずかしいマネするんじゃないっ!!」

敦志
「よ・・・よくもこのオレの高貴な顔にキズを!?」

ユリ
「うっわ、目覚めてものの5分でもう(スーパー)サイヤ人並に増長してるわ。」

風月
「早っ!」


「よくある事よ。強い力が急に出ると、ハイになるのよね。」

「力って・・・超能力の事!?」

「え!?でもアイツのパパは・・・」

真希
「イヤ、まだそういうワケでもないんだけど。」

「エ、エスパー・・・!?」

敦志
「邪魔すんなよ!アイツ、いっつも横暴でスッゲーヤなヤツなんだ!今だって・・・」

真希
「ちょっと来なさい!」

グィッ!

敦志
「でも、」

真希
「いいから!」

ユリ
「んじゃっ、ゴメンね。」


「後で謝らせるから!」





敦志
「何だよ!?何でオレが悪者なのさ!?」

真希
「当たり前でしょ!?」

風月
「子供のケンカに超能力なんか使う子は、」

ユリ
「嫌われて当然よっ!」


「その場はスッとしても、後で居づらくなるわよ。」

敦志
「かまうもんか!FBIで働けばいいんだ!」

真希
「あなた今、精神状態が普通じゃないんだから、とりあえず落ち着きなさい!」

ユリ
「先輩の言う事は聞くものよ。」

敦志
「先輩〜!?オレより年下のクセに、レベル2ぐらいでエラそうにすんなよ!?オマエらにオレの気持ちなんかわからねぇよ!!ガタガタ言うとやっちまうぞ!!」

カッ!!

バキィン!!

真希
「いい加減にしないと、私達怒るわよ!!」

敦志
「・・・!!レベル2なんかじゃない・・・!?アンタら一体・・・」

グワッ!

敦志
「フッ、おもしれぇじゃん!!本気でやったらどこまで力が出るか・・・試してみようぜ!!!」

ドゴォ!!

真希
「キャ・・・!!」

ユリ
「真希ちゃんーっ!!」

真希
「この子・・・!!」





秀一
「で?その連中、どっちに!?」

「あっち。」












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