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FBIから来た女:4〜清流・青の章
作:ユーリ



ファイル363:越水七槻VS室闘樹『後編』


グォォォォォ!!!

七槻
「チャモ!最後の攻撃ったい!!」

闘樹
「イヤ、ムダだね!マクノハナはハリテマルにパワーアップして、新しい力を手に入れた!君のスパイラルスパロウは壁から動けない!!これで決まりだ!!」

七槻
「受け止めるったい!!」

ザッ!

闘樹
「できるものならやってみな!!これで・・・最後だ!!!」

ドシャ!!

闘樹
「ハリテマルの“仕返し”が決まったよ。終わったね。」

七槻
「そうやろか?ギリギリで攻め勝ったのは・・・ボクったい!」

グラ・・・

ズズゥゥゥゥゥン!!

闘樹
「!!な、なぜだ!?」

ザッ!

闘樹
「!?打撃痕が・・・2ヶ所・・・!?」

七槻
「チャモの蹴りと、ハリテマルの張り手・・・普通にぶつかり合っていたら、ボクが負けてたやろうね。ハリテマルはチャモの蹴りをいなし、その勢いもプラスした“仕返し”の攻撃ばする。何せ、そっちは『柔の奥義』の使い手やけんね。でも、もし・・・チャモの蹴りが“もう1発”あったとしたら?」

ズボッ・・・

闘樹
「“ダブルキック”・・・か。“仕返し”が決まる前に放たれていた隠された一撃・・・いわば、“仕返しの仕返し”技!!」

七槻
「そうったい!この1発を狙って、ボクはずっと時を待っていたけん!ただ一時、ディティクティブマスター様のガーディアンがパワーアップして、最大の攻撃ば仕掛けてくる瞬間を!!ボクが勝てるとしたら、そこしかなかったけんね。洞窟でも、この特訓だけしよったとね。」

闘樹
「でも、なぜわかったんだい?今日のこの試合で、オレがマクノハナをハリテマルに成長させようとしていたと・・・」

七槻
「エヘヘ、ディティクティブマスター様も、なかなか油断できんお人やろ?口では親切そうに『挑戦するなら今夜しかない』と言うとった。でもボクはそこに何か隠れた気持ちば感じたとよ。ああ言えば、ボクが必ず今夜来ると思って誘ったとやろ?それがキッカケったい。今晩しかってトコに意味があるかもしれんって思い始めたとよ。」

闘樹
「・・・イヤァ、まいったな。そんな事から君に伝わっちまっていたのか・・・使い手であれば、自分の手持ちのガーディアンがもうすぐ成長の瞬間を迎える事が何となくわかる。だが、どうせなら実戦の中で成長させたかった。そうしたら君と浜辺で出会ったってワケだ。まさか、負けるとは思わなかった。不思議な()だな、君は・・・」

七槻
「エヘッ。」



「マズいのぅ・・・あの娘、どんどん力をつけておる・・・ワシらの計画の邪魔になる前に、始末しておかねばな・・・」

シュウウウ・・・ン・・・












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