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FBIから来た女:4〜清流・青の章
作:ユーリ



ファイル336:越水七槻VS金泉躑躅『前編』


しばらくして、成美は目を覚ました。

成美
「ん・・・?」

七槻
「あ、やっと起きたったい。」

成美
「な・・・永井君は?」

七槻
「心配せんでよか、ボクがここまで運んで来たったい。」

成美
「あなた1人で?」

七槻
「そうったい。」

成美
「あなた、何者なの?さっき、『ボスの命』がどうとか言ってたけど・・・もしかして、『例のヤツら』の手先じゃないでしょうね?」

成美の言う、『例のヤツら』とは、成美に性転換手術をして彼女の『麻生成実の時の記憶』を奪った、赤の組織の事である。

七槻
「あ〜、ボクはその『例のヤツら』とは関係ないったい。ボクはFBIからの指示を受けてるだけとよ。」

成美
「え?じゃあ、あなたはFBI捜査官?」

七槻
「そうったい。」

成美
「そう。じゃあ改めて自己紹介するわね。アタシは浅井成美。江古田小学校の保険医兼教師。江戸川コナン君、知ってるでしょ?」

七槻
「知ってるどころか、ボクはその子に一度負けた事があるったい。でも今は良き友達とよ。」

成美
「じゃあ、彼の正体も知ってるの?」

七槻
「もちろんったい。」

成美
「とりあえずアタシは2人を病院に連れて行くけど・・・七槻ちゃんはどうするの?」

七槻
「ボクはとりあえず、もうちょい先に行くったい。」

成美
「そう。気をつけてね。またいつアイツらが襲って来るかわからないから。」

七槻
「うん、気をつけるったい!!」





それから数日後・・・



越水七槻は長崎にいた。

タタタ・・・

七槻
「もしまたアイツらが襲って来た時、今のボクの力じゃ太刀打ちできん!今のボク達の力じゃあ・・・だからもっと探偵としての力ばつけるため、ここは避けて通れん!!」

『長崎Detective・Gym』

ガッ!

バァン!!

七槻
「たのもぉ〜!!探偵の力量ば図りに来たったい!!ディティクティブマスター様はおるか〜!?」

シ〜ン・・・

七槻
「?Detective・Gymゆうのは探偵達の腕ば磨くために、ディティクティブマスターが経営している修練場のハズったい。なんで机やイスがあると?ここはジムじゃなかとかぁ?」

キーンコーンカーンコーン・・・

ドヤドヤドヤドヤ!!

七槻
「!!な、何ね?何ね!?」

ゾロゾロ・・・

七槻
「み、みんな勉強ば始めよったと!ここは一体・・・」

タッ!

七槻
「む〜。間違いなく、長崎の探偵修練場たい。あの女医さんが書いてくれた地図とも合ってるとに。ディティクティブマスターがおらんようなって、ジムがつぶれたんやろか?」

「いいえ!」

カチャ!

(ワタクシ)ならここにいますよ。」





某国某所

『青の組織』アジト



ズラッ・・・

青桐
「よくやってくれました。潮さん、泉美さん、滴さん。伝説の:RINGの1つ『ブレイバー』、これを見事入手したその働きを認め、あなた達を幹部に昇進させる事にしました。」


「ありがとうございます。」

泉美
「光栄です、総帥(リーダー)青桐。」


「謹んでお受けします。」

青桐
「では今日から、この構成員服を着用しなさい。」

バサッ!

オオオオオ・・・

青桐
「しかし!」

ビクッ!

青桐
「一方で私はあなた方が犯した失敗を許したワケではありません。あなた達の顔を見たという男女の医師と女子大生、彼らを取り逃がしたというあなた方の失敗を・・・この件に関して、私は特にあなた方に指示はいたしません。どのようにすべきなのか、自分達で判断できますね?」

泉美・潮・滴
「ハ・・・ハハッ!!!」





金泉(カナズミ)躑躅(ツツジ)
「私が長崎のディティクティブマスターであり、またこの市の探偵学校を最も良い成績で卒業した輝かしき秀才!金泉躑躅ですよ!!」

七槻
「アンタがディティクティブマスター様と?勝負、勝負たい!!」

タッ!

躑躅
「テスト用紙を配ります!」

コケッ・・・

七槻
「ととと・・・ボ、ボクは探偵としての力量ば図りたくてアンタば訪ねて来たったい!今、学校の仕事ばしているのなら、それが終わってからボクの挑戦ば受けてほしか!!いつどこに行ったら、探偵としての力量ば図れるやろ・・・」

グィ!

七槻
「ちょ、ちょっと!なんばしよっと!?」

ズルズル・・・

ドサッ!

七槻
「キャッ!!」

躑躅
「質問は、席について手を挙げてからするのですよ。探偵の力量を図りたいのなら、いかにも!このペーパー試験そのものがそうですよ!!」

七槻
「えええええ!!!」

躑躅
「私に挑戦したいという探偵見習いはあまりにも多く、戦い切れません。だからまず、受けていただくのはこのテスト問題。毎週行われるこのテストで成績がトップだった1人だけと、私は戦う事にしているのですよ。あなたの受験も特別に認めましょう。では、試験・・・始め!!!」

バババババッ!!

七槻
「あ〜、なんで探偵の力量図りで学校の試験ばやるやろか〜。でも、しょうがないったい!!その場所によってその場所の決まりがあるち、じいちゃんも言っとった!!」

『予選試験

氏名

1:東都タワーに爆弾が仕掛けられ、大混乱になる事件があった。その爆弾の起爆装置に表示された、第2の爆弾が仕掛けられた場所を示す最初のヒントとは次のうちどれか。
ア EVIT イ NIXO ウ AMGA』

以下省略。



キーンコーンカーンコーン・・・

躑躅
「さぁ、すぐに採点、発表ですよ。」

バッ!

ゴニョゴニョ・・・

躑躅
「採点が終了しました!!今回、この試験制度始まって以来の、満点が出ました!!満点をとった優等生さんは・・・越水七槻さんです!!!おめでとうございます!!この金泉躑躅への挑戦を・・・許可いたします!!!」

カチャ・・・

パン!!

ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ・・・

躑躅
「予選試験のペーパーテストも探偵の力量を図る手段であるように、本戦もこの試験会場でやるのですよ!!さぁ、あなたは挑戦者サイドへ!!ルールはガーディアン:RING2体使用の入れ替え戦!!」

バッ!

ザシッ!

躑躅
「第2のテスト、実技試験・・・開始!!!」

七槻
「うぉぉぉぉぉ!!」

カッ!!

ガギィ!!

キン!!

タン!

七槻
「やっぱり強かね!!よし、ここでチャモに交代ったい!戻れ、リララ!!」

サッ!

シーン・・・

七槻
「あ・・・あらら?」

躑躅
「ウフフフフフ・・・あなたのアイアンキャットは、もう戻せない!!!」

ピキィィィィィン!!!












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