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FBIから来た女:4〜清流・青の章
作:ユーリ



ファイル357:ユリと深海の王女(プリンセス)セーラ『8・突然の浸水』


コナン達は、深海の神殿へとたどり着いた。

コナン
「スゴい・・・」


「これが深海の神殿!?」


「海の中なのに空気があるわ。」

ユリ
「セーラ!」

ユリが叫ぶと、セーラがスィーッと現れた。

セーラ『カモ!!』

そのままセーラは、ユリの腕へと飛び込んだ。

ユリ
「セーラ!」

ギュッ!

ユリ
「これのために・・・ありがとう、セーラ・・・」

ユリはセーラを抱きしめた。

セーラ『セラ!ルル〜♪ルルル〜ル〜♪』

セーラが歌を歌い始める。

それと同時に、カスミの首とユリの右手首にある蒼海の民の証が光り始めた。

パァァァァァ・・・

すると、目の前にある滝が左右に割れた。

ザァァァァァ・・・

セーラ『セラ!』

ピョン!

カスミ
「蒼海の民を迎えてくれてるんだわ。」

セーラは水の中に飛び込んだ。

セーラはそのまま、奥へと泳ぎ出す。

コナン達も急いで後を追って行った。

しかし、急いでいたためかコナン達は気づかなかった。

すぐ後ろに、フックの潜水艦がきていた事に・・・

ザパァッ!

フック
「フハハハハ!ついに見つけたぞ!深海の王冠がオレ様を待っている〜っ!」

フックはコナン達の後を追った。





一方その頃ジュディは、海の中を泳いでいた。

ジュディ
「(あ!ネモアーン!キャプチャー・・・オン!)」

シュルルルル・・・

ジュディは巨大チョウチンアンコウのネモアーンをキャプチャすると、背中に飛び乗った。

ジュディ
「みんな、無事でいて・・・」





コナン達は、奥の部屋へとやって来た。

そこには、深海の王冠の印が刻まれた石版があった。

そこには文字が刻まれている。

カスミ
「深海の王冠の印だわ。」


「石版には何て書いてあるんだろう?」


「たくさんの言語を知ってるアタシでも、読めそうにないわ・・・」

カスミ
「うーん・・・おじいちゃんなら読めるかも・・・」

フック
「教えてやろうか?」

コナン・哀・刃・ユリ・元太・歩美・光彦・マリア・たくま・風月・暁・真希・カスミ
「え!!?」

コナン達が振り向くと、そこにはフックが立っていた。

コナン
「フック!!」

カスミ
「ここは蒼海の民の神殿よ!蒼海の民でなければ、何もできないわ!」

フック
「フフフ・・・その心配はない。」

そう言うと、フックは文字をスラスラと読み始めた。

フック
「『深海の王冠をいだきし者・・・真の帝王とならん』・・・と。」


「アタシでさえ読めない古代文字をスラスラと読んだ!?」

フック
「そして、王冠への道はこれが開けてくれるのさ・・・」

シャラン!

カスミ
「それは・・・蒼海の民の印!?」

ポゥ・・・

ガガガ・・・

フック
「開いた!ファンタスティック!!」

ダッ!

コナン・哀・刃・ユリ・元太・歩美・光彦・マリア・たくま・風月・暁・真希・カスミ
「待て!!」

タタタ・・・

フック
「おぉっ、これが深海の王冠!!世の中には、2種類の男がいる・・・宝の似合う男と、似合わない男だ!この王冠は、オレ様にこそふさわしい!ガハハハハッ!!」

そう言って、フックは宝石を抜こうとし始める。

グッ!!

すると、突然セーラが止めに入った。

セーラ『セラ〜!!』

グググッ・・・

フック
「フン!」

フックはセーラを投げ飛ばした。

セーラ『セラ!!』

ユリ
「セーラ!!」

ユリはセーラを受け止める。

コナン
「セーラに何するんだ!!」

フック
「この宝石は、オレ様の物だ!」

その時、突然周りの景色が歪み始めた。

ユラァッ・・・

フック
「ん?」

ドパァッ!!

そして次の瞬間には、四方八方から水が流れ込み始めたのだ。

ザパァッ!!

真希
「キャアッ!!」

ユリ
「水?」

セーラ『セラァ〜ッ・・・』

カスミ
「神殿に穴が開いたんだわ!」



ジュディはその光景を、遠く離れた所から見つけた。

ジュディ
「神殿に水が入っている!?急がないと!!」



ザザザザザァァァァァッ・・・

コナン
「ダメだ!どんどんヒドくなる!!」

光彦
「ボク達、どうなるんでしょう?」

カスミ
「・・・脱出しましょう。」


「カスミさん・・・」

カスミ
「さぁ、急いで!!」

コナン達は走り出した。

神殿中に響き渡る笑い声の主、フック・アダナウスを残して・・・





コナン達がしばらく走っていると、前からジュディが走って来た。

ジュディ
「みんな、無事?」

カスミ
「ジュディさん!フックが宝石を抜いたら、急に水が出て・・・」

ジュディ
「!みんなは早く脱出を!神殿は今沈んでいる!!」

コナン・哀・刃・ユリ・元太・歩美・光彦・マリア・たくま・風月・暁・真希
「し、沈んでる!?」

カスミ
「ジュディさんは!?」

ジュディ
「大丈夫、後で必ず追いつく・・・アタシには、アニマルレンジャーとしての役目があるからね!!」

そう言うと、ジュディは奥へと走って行った。












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