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FBIから来た女:4〜清流・青の章
作:ユーリ



ファイル353:ユリと深海の王女(プリンセス)セーラ『4・蒼海の民の伝説』


ユリ
「やっと落ち着いたわ。」

ナツメ
「ユリちゃん、代わるわ。」

セーラ『フニュ・・・セラセラ〜ッ!!』

ピェ〜ン!

ナツメ
「あらら・・・やっぱりユリちゃんがいいのかしら?」

ユリ
「セーラ?よしよし・・・」

セーラ『セラ〜♪』

たくま
「スゴい!泣き止んだ!」

カスミ
「ユリちゃんの事ママだと思ってるのね。」


「そういえば聞いた事がある。孵化して最初に見た相手を母親だと思い込む・・・そんな人魚がいるって・・・」

スヤスヤ・・・

セーラ『セラ♪』

コナン
「大変だな、ママも!」

ユリ
「何言ってるのよぉっ!!」

ジュディ
「・・・」

マチス
「確かこの辺りに・・・」

ドルルルル・・・

マチス
「見えたぞっ!!」





タタタ・・・





カツン・・・

コナン
「行き止まりだ・・・」

シャラン!

ポゥゥ・・・

パァッ!

ゴゴゴゴゴ・・・

コナン
「隠し扉!!」





コツコツコツコツ・・・

「行き止まり!?」

フック
「イヤ!」

ポゥ・・・

パァッ!

ゴゴゴゴゴ・・・

フック
「やはりヤツらは『蒼海の民』の生き残り・・・フム・・・少し様子を見るか?」





キョウ
「着いたぞ!」

ザパッ!

ユリ
「この天井の絵は・・・夢で見たのと同じかも・・・」

キョウ
「深海の神殿アクアリウスじゃ。そこには深海の王冠と呼ばれる秘宝がある!!その秘宝を狙って、多くの盗賊が現れた。そこで蒼海の民は秘宝を守るため、ある仕掛けを施した・・・」

マチス
「神殿を海の色に同化させ、人の目から隠した・・・その上神殿は絶えず海中を漂流していて、決して見つける事はできないのだ。」

キョウ
「ただし皆既月食の時だけ、人の目で見る事ができる。」

たくま
「見えないんじゃたどり着けない。」

カスミ
「セーラは行けるの。」

コナン
「え!?」

カスミ
「蒼海の民は、元々セーラが住んでいた海域に深海の神殿を造ったのよ。タマゴからかえったセーラは、本能によって必ず神殿にたどり着くの。」

マチス
「ヤツらの狙いは深海の王冠!」

キョウ
「セーラがいれば神殿にたどり着ける・・・」

マリア
「そやからセーラを・・・」

コナン
「アイツ、何者なんです?」

ジュディ
「海賊フック・アダナウス!それがヤツの名前よ!!」





バラバラバラ・・・

フック
「ヤツらは必ず海に出る!!深海の王冠はそこでいただこう・・・フフフフフ・・・」





ジュディ
「もうすぐ海よ。だけど海に出たら・・・お別れよ!」

コナン・哀・歩美・光彦・ユリ・元太・マリア・たくま・風月・暁・刃・真希
「え!?」

ジュディ
「これ以上あなた達を、巻き込むワケにはいかない・・・これは、アニマルレンジャーのミッションなのよ!!」





カスミ
「よく寝てる。」

ユリ
「はしゃぎすぎたのね。」

たくま
「まだ生まれたばかりなのになぁ。」

スヤスヤ・・・

キョウ
「来たぞ!ワシの船、セルリアンラグーン号じゃ!」

ボーッ・・・



「キョウ船長!」

キョウ
「また船を使うぞ。」

「ご無事で!」

キョウ
「行ってくる!」

コツコツ・・・

ユリ
「セーラ・・・」

コナン
「くやしいなぁ、見送るだけだなんて・・・」

ヒック・・・

セーラ『セェラ〜ッ!!』

ジュディ
「キャッ!?」

セーラ『セラ〜ッ!!』

ユリ
「セーラ・・・」

「若さとは・・・」

「冒険を躊躇(ためら)わない気持ちの事じゃぞ!若者達よ!!」

コクン・・・

コナン
「オレ達も乗せてくれぇ!!」

ダダッ!

ユリ
「セーラ!!」

ビッ!

ジュディ
「!!」

ビシュッ!

バババババ・・・

コナン
「!?こ、これはっ!?」

ジュディ
「な・・・何だぁ!?」

コナン
「おーい!アタシはこっちよ、船を止めて〜っ!!」

ジュディ
「君がやったのか?セーラ!」

セーラ『セラ♪』

ニコッ!












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