ファイル335:突然の襲撃者
七槻
「まだ何かいるったい!給水口の中に!!」
ギロッ!!
ザパァッ!!!
七槻
「チャモ!!リララ!!」
ガッ!!
ガッ!!
ヒョッ!!
ビタッ!!
バリィッ!!
バッ!
ドカッ!
成美
「ハスリルルが、館長の懐から何かを奪った!?」
サッ!
七槻
「しっかり捕まって!」
ヒョイ!
七槻
「あのガーディアンば、追うったい!!!」
ダッ!!
成美
「永井君、これはきっと計画的な犯罪よ!!」
友和
「ええ!!どうしてです!?」
成美
「切られていた噴水の給水口の鉄柵!そこに吸い込まれた館長のポワルル。その中から飛び出し、館長から何かを奪ったガーディアン達・・・どう考えたって・・・」
七槻
「その女医さんの言う通りったい。あの3体ば、人間の指示ば受けて動いてた!」
友和
「なんでそんな事がわかるんだい?」
七槻
「『印』ったい。3体共体のどこかに、こげん『印』ば、入れとったと!」
『B』
成美
「印!?あなたさっきの一瞬でそれを!?」
友和
「スゴい動体視力・・・」
成美
「でもマズいわね!あのハスリルルの逃げ込んだ先は・・・『迷宮の樹海』と呼ばれる、江古田の森・・・」
江古田の森
ザワザワザワザワ・・・
成美
「越水七槻ちゃんだったわよね?ケガ人を抱えたまま闇雲に進むのは危険じゃ・・・」
七槻
「シッ!ヒソヒソ話が聞こえるったい。」
成美
「え、どこから?」
七槻
「『深い江古田の森に迷い込ませれば、逃げ切れたも同然』・・・そんな話ばしとっとう。でも残念ね。ボクのおじいちゃんは山や海や森の中で研究をしてた学者たい。生まれてから長い事自然の中で育ったボクやけん!都会ン中より深い森の中の方が元気が出るとよ!!チャモ!!そこったい!!」
ゴォッ!!
成美
「!!しげみの中に空洞が・・・」
友和
「中に人がいます!!」
「フフフ、『秘密のパワー』。岩場や木々の中に空間を作り出す手段です。しかし驚きましたね、さっきの噴水の件といい・・・」
七槻
「ごたくば聞きとうなか!!ガーディアンば使って人の物盗るち、どぎゃんつもりね!!」
成美
「!(さっきのハスリルルがいない!!)」
ゴボ・・・
ザバッ!!
ズルッ!!
成美
「キャアッ!!」
七槻
「止めるったい、チャモ!!リララ!!」
ダッ!!
バシッ!!
「おやおや、あなたのフレイムスパロウとアイアンキャット、思った以上に疲れ傷ついているようですね。」
七槻
「?」
「お忘れですか?先ほどサメハダジョー達とぶつかり合ったのを。サメハダジョーとキバニアスジョーが持つ力『鮫肌』。触れ合っただけで相手の体力を削り取るのですよ。さて・・・念のため、最終形態でお相手いたしましょう。」
ギュアッ!!
「ハスリルルが水のマジックボールによって姿を変えし、ガーディアン:RING・ルンルラッパ!!!」
メキメキメキメキ・・・
グググ・・・
七槻
「チャモ!!リララ!!女医さん!!」
プルルルル・・・
青桐『調子はどうですか?潮さん、滴さん、泉美さん。』
泉美
「おお、総帥青桐!!順調ですとも!!来週から江古田美術館で公開される予定の伝説の:RING『ブレイバー』、そして今日はこれを館長自らが散歩に見せかけて極秘に持って行く日だった・・・まんまと奪ってやりましたよ!!」
青桐『けっこうです。』
潮
「後は・・・我らの顔を見たこの者達の・・・口を封ずのみ!!」
七槻
「いけん!このままじゃ、このままじゃ全員ここでやられる!!」
ヒョコ!
サァァァァァ・・・
パッ!
七槻
「(さっき助けたポワルル・・・形が変わった!!ボクに何か伝えようとしていると?)!わかった!!今ったい、チャモ!!」
カッ!
ヒュイイイ・・・
泉美・潮・滴
「何っ!?」
ボン!!!
泉美
「む・・・消えた!!」
七槻
「ハァ、ハァ・・・何とか、逃げ切ったったい・・・」 |