ファイル352:ユリと深海の王女(プリンセス)セーラ『3・セーラ誕生』
ユリ
「昨日、夢を見たんです。不思議な生き物が深海の神殿に・・・」
ナツメ
「深海の神殿!?」
カスミ
「ねぇユリちゃん、『蒼海の民』って知ってる?」
ナツメ
「私達は、その末裔なのよ。」
キョウ
「今ではすっかり・・・」
マチス
「少なくなってしまったがね。」
カスミ
「『蒼海の民』は、海沿いを旅しながら動物達と暮らしてきたの。そして・・・海の恵みや水の生き物達への感謝を込めて、彼らと交流するために神殿を作ったのよ。ユリちゃんが夢で見たのは、きっとその神殿ね。神殿を『蒼海の民』は夢に見るの。」
コナン
「ユリちゃんも『蒼海の民』の末裔・・・?」
キョウ
「そうかもしれん。ん?」
ジュディ
「異常なし・・・イーグルス、助かったよ!」
ヒュン!
カチッ!
光彦
「それって、ディメンション:RING『キャプチャー・スタイラー』でしょう?」
ジュディ
「ええ!」
コナン
「それじゃ、あなたは?」
ジュディ
「アニマルレンジャーのジュディ・ホワイトよ!」
ジュディ
「これはセーラという人魚のタマゴなの。マリーナ一座の皆さんの協力で、タマゴが無事に孵化して深海の神殿アクアリウスにたどり着くのを見届けるのが今回の任務よ。」
コナン
「ヘェ〜っ!」
ユリ
「夢に見たあの子がセーラ!」
ホワワン♪
風月
「む!?あれは!?」
バラバラバラ・・・
ジュディ
「しまったっ、ヤツらに見つかったか!!」
キョウ
「イカン、トレーラーに戻れ!!」
コナン
「何だぁっ!?」
ダッ!
フック
「世の中には2種類の人間がいる!追われる者と追いかける者だ!!また会ったな、アニマルレンジャー!!」
ジュディ
「しつこいヤツね!」
フック
「ソイツをよこせ!」
バッ!
ジュディ
「フフッ・・・欲しけりゃくれてやるわよ!」
サッ!
バシッ!
フック
「ぐっ!!おのれ〜っ・・・許さ〜ん!!」
ドッ!
ヒョイッ!
フック
「ぐおおおおおっ!!」
ググッ!
ジュディ
「キャッ!?」
グラグラ・・・
グバァッ!!
ジュディ
「なんて怪力なの!!」
タタッ!
ザッ!
「小僧っ、観念しろ!」
コナン
「これは渡さないぞ!こっち!」
ダッ!
「ヘドロボム!!」
ドゴッ!!
コナン
「うわ!くっ・・・」
ブンッ!
コナン
「ユリちゃんっ、頼む!!それを持ってトレーラーに急げ!!」
パシッ!
ユリ
「わかったわ!」
タタタ・・・
パァァァァァ・・・
ユリ
「タマゴが・・・!?」
ザッ!
フック
「それを渡してもらおうか!!」
ユリ
「これは誰の物でもないわ!!」
フック
「だったらオレ様の物だ!!グハハハハッ!!」
ギュムッ!!
フック
「あがっ!!」
元太
「ユリちゃん逃げて!!」
ググ・・・
フック
「よ〜こ〜せ〜っ!!」
ユリ
「キャアッ!!」
バッ!
カパッ!
ヒュルルルル・・・
ユリ
「!」
バッ!
パシッ!
ズザザザザッ・・・
パァァァァァ!
ユリ
「!」
ジュディ
「ユリちゃんっ、それをアタシに!!」
ダッ!
フック
「させるか!!」
ガシッ!
パァッ!!
キラキラキラキラキラ・・・
ユリ
「・・・」
パチッ!
『ウェェェェン!!』
ユリ
「あ〜、よしよし・・・」
ジュディ
「生まれた・・・」
フック
「そ・・・そんな・・・オレ様の手で孵化させる予定が・・・」
ボ〜ゼン・・・
キョウ
「みんな無事かっ!?」
ドルルルル・・・
コナン
「今のうちだ!!」
タタタ・・・ |