ファイル343:息抜き!?動画研究部!!
山王学園高等部
キーンコーンカーンコーン・・・
「はーい、答案後ろから集めてね〜。」
祐美
「やぁ2人共、どうだったテストは?」
波香
「どうっ・・・て。」
泉
「ねぇ・・・」
波香
「とにかく赤点さえ、赤点さえとってなきゃいいのよ!!」
泉
「そうすれば、無事に3年生になれるんだから・・・」
祐美
「まぁ、少しぐらいバカな方がモテるらしいから・・・あんまり深刻にならないでおきなさい。」
波香
「!なんか、さっきから随分上からの物言いね・・・」
泉
「ま、まさかユミリン。」
祐美
「ウフフ・・・バレてしまってはしょうがない!そうよ!一昨日一晩中考えた結果!ジタバタ悩んでもムダ、という結論に達し、答えは全て4と記入してやったわ!!」
泉・波香
「!!」
ガガーン!!
祐美
「ウフフフフフ・・・おかげでテストは3分で終了。残り時間は爆睡していたので目覚めもスッキリ。しかも4択ならこれで30点はいただいた計算!まさに完璧!完璧な解答!!」
波香
「革命・・・革命だわ・・・テストの革命が起こったわ・・・!!」
泉
「まさに大富豪の連続革命だねナミちゃん!!」
祐美
「どうよ?私は自分の才能が怖い!怖いわ〜っ!!」
銀一
「このテスト、マークシートだったっけ?」
美保
「っていうか、赤点って35点以下なんだけど・・・」
波香
「しかしまぁ、無事に試験も終わった事だし・・・久しぶりに部活動でもやりましょうか?」
泉
「わ〜、いいね〜♪」
銀一
「部活動やってたんだ、波香ちゃん達。」
波香
「興味がある?だったら少し寄って行けばどう?」
銀一
「あれ?あそこにいるの、コナン君と哀ちゃんじゃないか?」
美保
「あ、ホントだ。お〜い、2人共〜!」
コナン・哀
「!」
タタタ・・・
コナン
「銀一君、美保ちゃん!その他諸々!」
哀
「こんにちは〜!」
泉
「はい、こんにちは〜♪」
美保
「2人共どうしてここに?」
コナン
「ちょっとエルさんに用があって・・・」
祐美
「そうだ、君達も我らが部活を少しのぞいてみないか?」
哀
「どうする、コナン君?」
コナン
「まだ余裕あるし、お言葉に甘えてみよっか。」
波香
「着いたわ。ここよ。」
コナン達の前には、不可思議な建物がそびえ立っていた。
コナン
「動画・・・研究部?何ですか?動画研究部って・・・っていうか、変わった建物ですね。」
波香
「読んで字の如く、動画を研究する部よ。建物は設立した人の趣味だそうよ。」
コナン
「わ、いろいろ機材がいっぱい。あ、これ18ミリ。これハイパーハープカメラじゃないですか。あ、わかった。要するに映研ですね?映画研究会。」
祐美
「ハ?」
波香
「イヤイヤ、別に映画とかは撮らないし・・・」
泉
「ニャハハ、そんな難しい事はできないよ〜・・・」
コナン
「?じゃあ何をするんですか?」
波香
「決まっている!動画研究部とは文字通り動画を研究する部!!」
泉
「世界中の面白おかしな動画を、撮ったり集めたりしてみんなで爆笑!!」
祐美
「それが動画研究部!!略してYouTobe!!」
コナン
「・・・略?要するにヒマつぶしですか?」
祐美
「誰がヒツマブシかー!!」
美保
「祐美ちゃん、それを言うならヒマつぶしよ・・・」
泉
「そういえば哀ちゃん、帝丹で部活には入ってるの?」
哀
「う、ううん。月曜から水曜まではコナン君達とサッカー部やバスケ部に混ぜてもらってるけど、他の日は何も・・・」
祐美
「だったら木曜から土曜だけでも来てやってみないか?」
波香
「ウチは元々、カワイイ女の子の動画を撮る目的で作られたものスゴくヌルい部だからさ。」
泉
「思い出作りくらいにはなるよ?」
哀
「う〜ん・・・どうしよっかなぁ〜・・・」
コナン
「で、動画部って具体的にどんな動画を撮っているんですか?」
波香
「ん?まぁ作品はその辺に適当に転がってるけど・・・」
コナン
「あ、じゃあちょっと観せてくださいよ!」
ポチッ!
パッ!
『江戸川コナンの苦悩の1日』より
『アタシ、江戸川小波美!!ちょっぴりお茶目な女の子♪』
コナン
「うああ!!」
ドカッ!!
波香
「あー!!せっかくの作品が!!」
コナン
「何隠し撮ってんですか!!しかもアテレコまでして!!」
波香
「いいじゃないの!面白いし!!」
祐美
「ちなみにカメラは世界各国、各地にあるし、アタシ達はどこにでも撮りに行くわよ。サメやイルカの国の珍事を撮ったのも我々だ。」
コナン
「撮っちゃダメですよ!撮っちゃ!!」
波香
「ならば、こんなのはどう?」
コナン
「え?」
ピッ!
パッ!
『伊豆埋蔵金伝説』より
ユリ『/////ちょ・・・!コナン君どこ触ってるのよ/////」
コナン『え?オレ・・・どこ触ってんだ!?そういえばなんか柔らかいような・・・』
ユリ『・・・オ・・・』
コナン『・・・オ?』
ユリ『/////オシリ・・・/////』
コナン『/////えっ!?/////』
ユリ『コナン君・・・案外エッチなんだね・・・』
コナン『ち・・・ちがうよ!偶然だって!!』
ユリ『どうだか・・・哀ちゃんのだって触ったりしてるんじゃないの?』
コナン『/////うっ!/////』
ユリ『私の・・・どう・・・?』
コナン『どう・・・って・・・?』
ユリ『・・・だから・・・哀ちゃんのオシリとどっちが魅力的?』
コナン『/////そ・・・そんなの、少し触れただけじゃわからないよ!/////』
ユリ『/////じゃあもっと触ってみる?/////』
コナン『え?いいのか!?じゃあお言葉に甘えて・・・』
ユリ『/////ヒャッ!!/////』
コナン『/////(し・・・幸せすぎる)/////』
コナン
「うおおおおお!!」
ベキッ!!
波香
「あ〜・・・」
哀
「コナンく〜ん〜・・・何なのよ今のは〜・・・」
コナン
「ち、ちがうって!誤解だよ誤解!!っていうか、マトモな動画はないんですか?」
祐美
「う゛〜ん・・・マトモねぇ〜・・・」
波香
「一応撮影計画中のはあるけど・・・」
コナン
「そう!そういうのですよ!!で、どんなヤツなんですか?」
波香
「スタッフロールNG集。ホラ、ジャッキーの映画ってあるじゃない?あれのスタッフロールってNGシーンが流れるじゃない。あれあれ。」
コナン
「本編は!?」
祐美
「ないさ、そんなもの!!それが撮れるなら映研をやっている!!」
銀一
「いばって言う事かよ・・・」
哀
「ヘ〜、私あれ好きよ。」
コナン
「え?」
哀
「ホラ、やっぱりNGシーンのジャッキーってかっこいいじゃない。」
美保
「そうそう!生々しい感じもして、憧れてしまうわよね。」
コナン
「わかりました!!じゃあそのNGシーンとやらを今からボクと銀一君がやってみましょう!!」
泉
「ほぇ!?」
祐美
「イヤ、でも・・・」
波香
「やるって・・・」
ヒョオオオオオ〜・・・
波香
「まさか!迷宮なしの名探偵はあそこまでできるのか!?」
祐美
「こ・・・これは絶対に撮り逃せん!!」
泉
「イヤ・・・止めた方がいいんじゃない・・・?」
コナン・銀一
「では!!行きますよ皆さん!!!」
ガッ!!
祐美
「い!行くのかジャッキー!!」
エル
「何してんの?」
祐美
「あ、エル。」
クルッ!
ヒュ〜・・・
エル
「こんな所で遊んでないで、試験も終わったんだから生徒会の手伝いをしなさい。」
泉
「え〜、少しは休みとかあってもいいんじゃないの?生徒会も。」
エル
「私はヒナちゃんみたいに甘くないのよ!まったく・・・美保も剣道部に顔出してよ。人手不足なんだから。」
美保
「うん・・・」
ドシャ!
エル
「ところで今、何か変な音しなかった?」
波香
「さぁ、気のせいじゃない?」
こうして、コナンと銀一のジャッキーへの夢は終わった・・・
白野邸
琴葉
「え?美保、動画研究部にも入ったの?」
美保
「うん、コナン君と哀ちゃんも入ったのよ。」
銀一
「っていうか、琴葉さんご存知なんですか?」
琴葉
「ええ、まぁ・・・あの部は元々、愛子が作ったのよ。その・・・貴重なカワイイ映像を合法的に撮って残しておきたいって・・・」
美保
「じゃあ部室漁ったら、面白い映像が出て来るかもね。」
琴葉
「ハハ・・・そうかもしれないわね・・・」
白野琴葉『や・・・ちょお愛ちゃん!こんなの撮っちゃアカンよぉ〜!!』
瀬藤愛子『琴葉ちゃんの大事な成長の記録なんやから、気にしない気にしない♪』
琴葉『も〜!アカンってば〜!!』
琴葉
「・・・全部回収したハズだけど・・・観られる前に・・・消さなくちゃ・・・」
インターネット社会で一度流出した動画を回収するのは大変なので、気をつけましょう。
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