【たとえ君がここから消えても】
高速のゲリラドライブ 無限地帯のパノラマ
そこにある闇を彩る閃光は 形状を無にする破壊のハレーション
誰が生き残るかを賭けた これはそのゲームなのか?
無情、非情が取り巻くこの社会にその答えはあるのか
生まれてきた意味を誰もが否定できない
誰もが存在意義を持つことが許される
守るために何かを壊す連鎖を誰かが食い止めなければならない
“最後の一人” になる前に……
完全無慈悲のデッド・オア・アライブ
ここは人工造形物で生め尽くされた理想郷
その背景は弱肉強食 人間階層のピラミッド社会
誰が生き残るかを賭けた これはそのゲームなのか?
上辺だけの理想論を掲げたこの社会にその答えはあるのか
誰もが平和を願い
誰もが平等を願い
誰もがそう願う権利を持っている
それを潰す連鎖を誰かが食い止めなければならない
“最後の一人” になる前に……
極寒のこの社会は僕らにも冷たくて
僕にも君にも無関心だから
たとえ君がここから消えても
何もなかったことみたいに世間は動くから
たとえ明日この星が滅びても
悔んだりなんかしない
たとえ君がここから消えても
君を探して彷徨い続けるよ
たとえそれが何処か分からなくても
宇宙の果てまで探し続けるよ
たとえ世界が滅びる日が来ても
君と一緒なら後悔なんかしない
明日もここに生存るって保障もないけど
僕には明日を生きる人のために戦う義務がある
総ては秩序のための演技だって――
分かってくれるだろ?
君の涙がそれを許さない
本当はその優しさに溺れたい
だけど 君もこの世界も儚くて今にも消えてしまいそうだから
誰かがそれを守らなければならない
僕はそれを果たして 君を守るために必ず戻って来る
“最後の一人” になったとしても……
たとえ君がここから消えても
たとえ明日この星が滅びても
最後は宇宙へと消えて……
塵となるだけだから
君を探して宇宙を彷徨うよ
たとえそれが何処か分からなくても
宇宙の果てまで探し続けるよ
たとえ明日 世界が消滅しても
君と一緒なら悔やんだりなんかしない
【花が散るとき】
回避することもできなかった 宿命
逃避しても付きまとう 現実
ここに何があり
誰が居て
どんなことを話したか
振り替えれば 何もない
今 何を言えばいい?
なんと言って謝罪すればいい?
ほんの一瞬ではなかったのか
ただ一時の気の迷いではないか
そんなにも私は重大な罪を犯していたというのか
捨てた国 捨てた身分 捨てた誇り
総て偽りだ
総て
――捨ててなどいない
神よ 私は懺悔する
在りし日の国家や亡き家族 そして民を誇りに
その総ての想いを胸に抱き
この地を永遠に守ることを誓う そして
この地に骨を沈める……
言い訳する相手もいない 孤独
逃避しても付きまとう 現実
ここで何を得て
何を失い
どうすればよいのか
問い掛けても 返事はない
今 何をすればいい?
どうやって償えばいい?
ほんの一瞬ではなかったのか
ただ一時の気の迷いではないか
そんなにも私は重大な罪を犯していたというのか
姿も 形も 原形など何もない
総て幻だ
総て
――消えてしまった
神よ 私は懺悔する
魂はまだ消えていない
命の花が枯れ果てるまで 誇らしげに咲き続け
この地を永遠に守ることを誓う そして
この地に骨を沈める……
【Fortune】
定められた運命で私達は出会ったの ?
定められた運命で私達は引き裂かれたの?
離れ離れになることが運命だったっていうの?
あなたにしてあげたいことがまだたくさんあったのに
こうなる定めだと知ってたら
最初から全てをあなたに降り注いだのに
どうして?
“また会えるから” とあなたは微笑んだ
“今はその時じゃない” と言った
それはいつ?
本当にまた会えるの?
あと どれくらい私は一人で待てばいいの?
あなたを愛さなければ こんなに哀しまむことはなかった
あなたの愛を知らなければ あんなに幸せを感じることもなかった
こんなのは残酷すぎる
幸せの絶頂で終わるなんて……
運命はあっても
奇跡は訪れないの?
もう一度あなたに会いたい
もう一度抱き締めて
もう一度キスをして
その感覚を焼き付けたいの
幻ではなく あなたを感覚に焼き付けたいの
だから
会いに来て……
運命でなければ私達は出会わなかった?
運命でなければ私達は惹かれ合わなかった?
運命に逆らっていたら何かが変わっていた?
私はあなたが運命の人だとずっと信じていたけど
本当は違ってたの?
最初から私達はけっして結ばれぬ運命だと決まってたっていうの?
教えて
そばに来て “それは違うよ” と否定して
あなたの声が聞きたい
あなたの肩に寄り添って静かに眠りたい
あなたの香も好きだった
嫌いな所なんてなかった
あの日に戻りたい
今の私があの日に戻って
全てをやり直したい
あなたと離れなくて済むように
運命を変えたい
なのにできない
運命は――過去を変えることはできないの?
あなたに会えて 私は怖いぐらい幸せだった
でも
あなたが与えてくれた愛は残酷すぎる
一度その愛を知ってしまったら 二度と離れられない
それを知ってしまった私は 永久にあなたから離れられなくなっていたのに
無理やり離された私は
運命が止まってしまったの
あなたと刻むはずだった時を
刻めなくなってしまったの
“また会えるから” あなたは言った
それはいつ?
私はもう限界なの
分かるでしょ?
もう待てないかもしれない
私を愛してるなら
早く
今すぐ会いに来て
運命の日を――
今日にして…… |