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VRMMOで妖精さん 作者:しぇる
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614/678

614:逆に考えてみよう。

「よし、それじゃ改めて頼むよ」

「はーい」

 準備を整えてこちらを呼ぶアヤメさんに、正面から近付いていく。
 あ、立ったままやるんだ。
 まぁシルクがアヤメさんの頭から離れて待機してるし、ちゃんと受け止めてくれるだろうから問題無いか。

「あ、一応言っとくけど、最初から強めにやってラキのサイズに合わせようとしないでくれよ?」

「ん? 一旦最大……最弱? でやってからって思ってるけど、どうしたの?」

 最大だとサイズなのか威力なのか判りづらいから、一応言い直す。
 元々弱めに発動して私と同じサイズにして、そこから調整しようとは思ってたけど、発言の意図は確認しておこう。


「いや、入れる魔力の調整をミスって、微生物みたいなサイズにされたりしたらシャレにならないし」

「流石にそれは…… 無いって言いたいけど、確かに威力を上げて発動するのは試してないからゼロではないか」

「まぁ小さいほど頑丈になるはずだから死にはしないだろうし、気付いて解除さえしてくれれば良いんだけどさ。一回分無駄に消費するのは勿体無いしな」

「うん、まぁいくら【妖精】とはいえ、安いわけじゃないしね」

 ああ、解除は触れてなくても出来るんだから、光が消えちゃった様に見えたら急いで戻せば良いのか。


「っていうか、戻すのは簡単でもそんなのになったら凄い怖いんじゃないかな」

「いや、案外逆に怖くないんじゃないか? サイズに差があり過ぎて、相手を生き物だって認識出来なさそうだし」

「ああ、確かにそうなのかな? 私からでも見えない様なサイズってなると、人間なんて山みたいどころの話じゃないのか」

 私からギリギリ点として見えそうな十分の一ミリくらいになったとしたら、【妖精】から見ても一万分の一か。
 人類は更に十倍だから、縮んだ側から見たら十万倍……?
 うん、もはやそんなの怖がるだけ無駄だな。

 十万倍って事は一センチが一キロメートルになるって事だし、爪の上にちょっとした町くらい作れちゃうサイズの差だろう。
 ……っていうか下手したら、富士山が両足を合わせた土踏まずの部分に収められちゃうんじゃない?
 裾野はかなり広いから他の部分で踏み潰されちゃうだろうし、上の方も流石にぶつかってかなり標高下がっちゃうだろうけど。


「どうした?」

「いや、そんなサイズから見た人間がどんな大きさなのか考えてた」

「またどうでも良い事を。ま、逆に人間から見てそんな大きかったら生きるのに困るだろうな」

 うん、まぁそうだろうな。
 とりあえず自壊とかせずに存在出来たとしても、そんな大きさじゃ食べるものなんてまず無いだろうし。
 ていうか頭の位置が高すぎて、呼吸出来ないんじゃない?
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